🛠️ 白蟻(シロアリ)対策は「配管の穴」から?

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– 基礎工事で見逃せない“地味だけど重要な話” –

こんにちは、ピースホームの河野です。

今回は少しマニアックだけど、
家づくりにおいてとっても重要な話題——

それは、
👉 基礎の「配管穴」って、どこに開けてますか?
という話です。


🧱 基礎の役割、どんどん増えてます

基礎は家を支える「土台」としてだけでなく、
✅ 冷え対策
✅ 湿気・排気処理
✅ 白蟻(シロアリ)侵入防止
など、さまざまな性能が求められるようになりました。

その中でも、意外と見逃されがちなのが——
配管穴の“位置”が、白蟻対策に大きく関係しているという事実。


💡 昔の配管、今の配管

昔は基礎の下の方(GL下)に直接配管穴を開けて、
水道や排水を通していました。

🔻 こんなデメリットがありました

  • 土と接する部分から白蟻が侵入しやすい

  • コンクリートと直結するため、将来の交換が難しい

その後「さや管方式」などの改善策も登場しましたが、
それでもやはり土と接する穴の存在はリスクを抱えていました。


✅ 現在のピースホームの施工はこうなってます

ピースホームでは現在、
地面と接しない高さで配管用の穴を設けておき、そこから給排水を引き込みます。

しかも…
💡 工事中は一時的に“排水穴”も設けておくことで、水たまりも防止。
最初から穴は開けておき、工事後にきちんと塞ぐ設計です✨

雨の日も、基礎内に水が溜まって“まるでプール…”なんてことはありません。


🐜 +ホウ酸処理で白蟻対策も万全!

基礎の打継ぎ部や配管まわりには、
ホウ酸系の「ボレイトシール」などを使用して、
物理的&化学的な防蟻対策を行っています。

📌 ポイント

  • 白蟻が侵入しやすい隙間を封鎖

  • ホウ酸は人やペットにも安全

  • 効果が長持ちしやすく、再施工も簡単


🏡 家は「見えない部分」で差がつく

断熱材やキッチンのデザインも大事だけど、
本当に住まいを守ってくれるのは、こうした基礎の工夫や配慮です。

私たちは「見えなくなる部分」にこそ手を抜かず、
ご家族の安心と未来を守る設計を当たり前にしていきたいと考えています。


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