こんにちは、ピースホームの河野です。
家づくりのブログって、タイトルをつけるだけでも毎回悩みます(笑)
でも今日は、昔からずっと大切にしている想いを、改めて言葉にしてみようと思います。
それは、
**「木があってこその人。だから木の家をつくる」**ということ。
🪵木は、人類よりもずっと長く地球に生きている
皆さん、知っていましたか?
木は約3億年前から存在していたと言われています。
私たち人類の祖先が地球に現れたのは約2,800万年前。
つまり、木は私たちより**遥かに“人生の先輩”**なんです。
そんな木が、今もなお二酸化炭素を吸って酸素をつくり、私たちを支えてくれている。
本当にすごい存在だなと、いつも感じています。
🌿木は、切られても“生きている”
住宅に使う木材は、伐採されたら終わり…ではありません。
切られた後も、木は「呼吸し続けている」んです。
だからこそ、
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成分を損なわないように乾燥・加工すること
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木の性質を理解し、適材適所に配置すること
この2つがとても大事になります。
🛠️柱1本にも「向き」と「役割」がある
現場では、大工さんが柱の1本1本を見極めながら配置しています。
たとえば、同じ長さ・太さの柱でも、
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木目の向き
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乾燥の状態
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周辺の部屋との関係性
これらを考慮して、**「この柱はこの位置に」「この向きで立てる」**と決めていくんです。
なぜそんなに手間をかけるのか?
それは、数年後の暮らしの快適さを守るため。
壁のひび割れや、柱のねじれを未然に防ぐ。
そのために、見えないところまで手間を惜しまないのが本当の木造住宅づくりです。
🏡だからこそ、“木をわかっている会社”を選んでほしい
木造住宅を建てたいと思ったとき、
その会社が**「木にどう向き合っているか」**を、ぜひ見てみてください。
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木の乾燥方法や選定基準を説明できるか
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柱や構造材の配置にこだわっているか
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木材を単なる材料としてではなく、“生きた素材”として扱っているか
このあたりが、その会社の家づくりに対する姿勢を表していると、私は思います。
💬まとめ:木のことを知ると、家がもっと好きになる
家は、家族が何十年も過ごす場所。
その素材となる木も、何十年、何百年と生きてきた存在です。
だからこそ、私たちは木の命を預かって家をつくる。
そういう気持ちで、今日も現場に立っています。
木造住宅を選ぶなら、ぜひ「木の知識」も一緒に持って帰ってくださいね。