塗り壁は、下地段階が勝負!
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河野です(*^^*)今月完成予定のF様邸からのご報告です。
今回はリビングと寝室、洗面脱衣場に塗り壁を採用しました。
上の写真は、まだ下地を作り上げている状況なのでグレーな壁です。
ちなみに、今回仕上げに塗る壁材はコチラ。
羽衣(はごろも)という商品です。
特に消臭性と調湿性能に優れています。
消臭性というのは、正直気付きにくいですが、この羽衣という商品は、工事中の匂いからして違うので、物凄く分かりやすい塗り壁材です。
なぜ、そうかというと羽衣は漆喰をベースとしている塗り壁材です。漆喰の塗り壁というのは、天然素材にこだわると海藻海苔をツナギ材として混ぜることが多いです。その為、海藻の匂いが工事中の家の中に充満します。
家の中なのに、海が近いんじゃないかと思うくらいキツイ匂いがします。普通は。
羽衣の場合は、海藻の匂いがキツくないです。柔らかいと言えばいいのか、鼻にツーンとしません。
それだけ、材料の段階から匂いを抑えてくれます。
もちろん普通の漆喰も、壁が乾燥しだすと徐々に海藻の匂いは消えていきますが、工事中から匂いを抑えているという点で羽衣には、普通の漆喰を超えた消臭性が期待出来ます。
後、今回は塗り壁の下地にメッシュ(写真の白い網ですね)を全面に入れています。
普段はメッシュを入れずに施工する場合が多いですが、今回のF様邸の壁下地の作り方の場合、少し壁の挙動(動き方)が気になるので、念には念を入れて、クラック防止の為にメッシュ施工しています。
ピースホームの家づくりは、注文住宅なのでオーダーメイドです。
その為、間取りの自由度も有りすぎるくらい有るんですが、やはり自由度に応じた施工方法の検討もお客様毎に違います。
同じ構造、同じ内装、同じ大きさであれば、「これしか無い」という提案も可能でしょうが、まだピースホームは、お客様に寄り添う形で自由度を追求していきたいと思っている会社です。
主に僕が思ってるんですが(笑)
そう言った訳で毎回、新しいベストを探し続ける家づくりという時間のかかる家づくりをしています(*^^*)
さぁ、今月末の土日はモミの木の家(予約制)完成見学会です。
ご予約お待ちしております。
耐震診断と耐震補強
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河野です^^
地震に対する意識は、年々強まっているようです。
新築住宅でも、打合せの初め頃から耐震に関するご質問は多く頂きます。
震度6なら大丈夫なの?震度7は?
何回も地震が来たらどうなの?
地震の後にどのくらい直さないといけないの?
といったご質問が多いです。
お客さんからすれば、「耐震」というのは性能値はよく分からないけれど「自分達の生活を守ってくれるなら安心だ」と考えられていると思います。
ですから、住宅会社を経営する身としては、性能数値が重要なんだけれども、お客さんが理解し易い説明を心がけねばと思ってます。
今夜は、今既に有る家の耐震補強を検討していました。
リフォームの場合は、住宅の現状を知ることから始めます。
病院の診察みたいなもんです。
家のどこが悪いのか?直さなくても良い部分はどこか?数年後には直さなければならない部位はどこか?色んな場所を見ながら、検討をすすめます。
最近では、家の診断を「ホームインスペクション」という言い方をしている住宅会社が増えました。
横文字で「キチンとした感の雰囲気だけ出して、見せ掛ける」というのは、どうにも苦手です(笑)
男なら日本語で勝負したいです。(笑)
写真は載せれないですが、ポイント(あ、日本語じゃない。。。)は小さなひび割れや、水染み、建具の開閉不具合だったりします。
長い間、住んでいる住宅ですから少しづつ劣化してきます。傷んでくるんですね。
その傷みの原因がどこから来るのか?
そういった点を重点的に見ます。
意外に家の間取りのバランスの良し悪しは、割とすぐに判断がつきます。
大体、耐震診断は半日程度お時間を頂いて、家の中を点検するようになります。
しかし、耐震補強工事の場合は、診断結果にもよりますが一週間で終わる時もありますし、一か月以上工事が必要な場合もありますので、なかなか大変です。
住みながらの工事ですし、思い入れのある部屋は工事をしたくないとか、床の間のある座敷は工事を避けたいなど、要望も多くあります。そういった所は、新築住宅と同じで「どれだけお客さんと対話できるか」がポイントになると思います。
普段の時間のやりくりで難しい日々も多くあるんですが、やはり出来るだけ多くお客さんと会話をして、気持ちを共有できることが重要だと考えています。
まぁ、話すことの大切さはビジネスの世界でも、家庭でも、友人とでも、同じですよね^^
どっち!?家づくりで重要度を決める、ものさし。
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河野です^^
今日は1日、事務所内での作業をしました。ここ数日は色んな方に会うことが多かったので、その整理も兼ねて、メモを付けてみました。
おススメは手書きで、書くことです。
wordなどを使って整理する事も出来ますが、頭の中は想像以上に整理が出来ていない状態なので、初めに情報を引き出すことから始めます。
いわゆる「記憶の忘れ物が無いかどうか」を考える訳ですね。
メモに書けるだけ書いて、じーっとしばらく眺めます。
その後、何も思い出さないならば、整理を始めます。
最初は、記憶から引き出す為のメモで、二回目は整理の為のメモです。
整理の為のメモは、上から順にキレイに書きだしましょう。
ここで順番は付けなくて大丈夫です。
大事なのは、記憶から出した情報が必要か不要かをここで判断する事です。
必要なものだけを羅列して書いていくわけです。
次にようやく分類のメモを作ります。
メモに、番号やマーカーで色分けをします。
ここでのポイントは、項目が多い場合は用紙を分類別に分ける事です。
あまりに項目が多いと、紙で色分けしても、見た目が派手で混乱します。
メモはシンプルが良いのです。
最後に時間と重要度。
メモに期限が有るものは期限を、さらに重要度を考えます。
・急ぐのに、重要でないもの。
・急がないのに、重要なもの。
・急ぐし、重要なもの。
・急がないし、重要でないもの。
さて、あなたはどれを優先しますか?
こういう整理の仕方って、家づくりをするご家族でも使えると思います。
自分達が家を考えて行く中で「重要なのか?重要では無いのか?」取捨選択をする場面は多いと思います。
打合せのたびに悩むのも、検討を重ねるという意味では大事です。
でも、僕のお薦めは「あらかじめ方針を決めておく」というものです。
方針と言えば固いかもしれないですが、家族の中でこうありたいという基準を話し合ってみて下さい。
もっと単純に言えば、家の外を重視するのか、家の中を重視するのか、そういう基準です。
※それ以外の基準もあります^^
もちろん、平均以上の性能はどちらも必要でしょう。
※平均をどこにするかは置いておいて。。。^^
最後の最後に迷った時、意見がたくさんあってブレてしまいそうな時、そんな時にあらかじめ決めておいた基準を思い返すと選択が楽になると思います。
伝わりましたでしょうか?^^
モデルハウスの匂い
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ピースホームの河野です^^
昨日、今日とブログに書きたい単語をよくお客さんから聞きます。
恐るべしです。
まずは匂い。
新築の住宅が出来上がると匂いがします。
ツーンとした刺激のある匂いですね。
住宅展示場などのモデルハウスに見に行った方で、敏感な人だと30分も滞在できないくらいキツイ匂いがするんだとか。
不思議なのは個人差が大きいという事ですね。
どの家を見ても匂いを感じない人もいれば、先ほどのように30分でダウンしそうな人も居ます。
共通しているのは自分自身は意識していない事です。
自分が敏感なのか、鈍感なのかよく分からないんだと思います。
初めて気づくのは、夫婦で感覚が違うとか、初めて自分以外の人と比較して気付くことが多いんでしょう。
その匂いを体感的に感じると要注意です。
家の中の空気感を重視しておく必要が有ります。
ここでも不思議なのは、何度も同じ場所を訪れると徐々に慣れてしまうという点。
最初は、うわ!ダメだここ!と思っても、何度か通ううちに「あれ?大丈夫かも??」になります。
そうならない為にも、モデルハウスに入った初めの感覚を忘れないようにしましょう^^
充電
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新ブログを練習している河野です。
じょじょに、入力に慣れて行こうと思います。
さて、今日はS様邸の地鎮祭でした。今月より新たなモミの木の家が三豊市内で始まります。
今回は、夏の暑さと冬の寒さを何とかしたい!という気持ちから家づくりを始められた方で、断熱や気密にもこだわって施工を進めて行きます。楽しみです^^
他にも、今日は打合せを色々。
塗り壁柄の打合せをした現在工事中のF様。今日新たにモミの木の家でご依頼頂いたM様。
ありがとうございます。
ご縁に感謝です。楽しみにしててくださいね^^v
夕方、自宅に少し寄ったら僕の可愛い息子が昼寝から起きてました。
二歳なんですが、たった一時間でも一緒に遊ぶと癒されます。
あっという間に元気が充電されました(笑)
出かける時に少しさびしそうな顔をしていたので、今日は早めに帰ろうと思います。
家造りの仕事で、いろんな依頼を頂いてもの凄く嬉しいのですが、それも共感できるもしくは共有できる家族が居ると、
やはり感じ方は違いますね。
僕も家族をもって幸せだと感じるのは、出来事を共有出来た時だと思ってます。
お客様にも「家づくり」という出来事を、家族内で楽しく共有して頂けるよう、精いっぱい頑張りたいと思います。
明日のA様、T様、A様、M様、お楽しみに^^
※だんだん皆さんのイニシャルが被ってきたのも嬉しい出来事だったりします。