パッシブな家

僕達の作る家はパッシブな家です。

太陽の陽射しや外気によって室温を上げたり下げたり、空気を上手く循環させて湿度を調整したり、家の性能を高めることで空調などの負荷をおさえたり、自然の力を上手く利用しつつ、過ごしやすい室内を作っています。

 

そんなイメージ図を、ちょい書いてみてよ。

とウチの逸原に依頼(無茶ぶり)したら、翌日机の上に冒頭のイラストがありました^^

 

なかなか、うまげなイラストが出来てます^^

文章を書くのも良いのですが、こういうイラストがあると雰囲気がズバッと伝わるので良いですね^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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決して僕の話を鵜呑みにしないでください。

悩みの始まり

家づくりの順番には秘密が有ります。

あなたが説明を受ける会社によって違うし、担当者によっても違います。

土地が先なん?お金が先なん?もーー訳わかんない!と悩んでしまう方も多いです。

なぜ、そんな事が起こるのでしょう?

 

話しを聞くと余計にややこしい。

ある人は、こう言います。

「土地をまず決めてから家を考えましょう。土地はいつ売れるか分かりません、気に入った土地を見つけたら、早く購入して、その土地に合わせてゆっくり家を建てましょう」

 

また別の人はこう言います。

「まず、家の間取りと資金計画を考えましょう。大事なのは、ずっと住み続けて行く家ですよ。どんな家を建てるか決めて、予算を組んで、それから家に合う土地を決めましょう」

 

???

面白いですね。

どちらも、それとなく正解に聞こえます。

ややこしい理由は??

このように説明が分かれるのは、売っているものが違うからです。

最初の人の場合は、土地と家をセットで売っている会社もしくは、押しの強いハウスメーカーさん、毎年2~3棟だけ建ててる工務店さん、等に多い話し方です。

 

後の人の話し方は、家だけを売っている会社もしくは、押しの弱い工務店、毎年10数棟以上たくさん建てている会社に多い話し方です。

 

なんとなく伝わりますか?

そうです。

売りたいものを売れるように、話し方を変えているんですね。

押しの弱い方は、それしか言えないという現実もあります。

 

なので、あなたが教えて欲しい専門家に聞いても、あなたにとってどれが優先すべき事なのか、正解を教えてくれません。

なので、冒頭のように複数の会社を見て回ると混乱します。

 

かといって、一つの会社にいきなり絞るのは勇気が要ります。

家づくりが初めてのあなたは、何も知らないからです。当然です。

 

ここで解決策を一つ書きます。

「自分で決断する事」これだけです。

 

 

決断の考え方次第で、重要度は変わる!

なんじゃそりゃ!知らないものを決断できないよ!と思うかもしれませんが、実際に自分で決断される方は、普通の家では少ないです。

いわゆる担当者や建築会社の話を信用して、その答えや理由を鵜呑みにしている方が多いです。

 

でも答えだけを聞くと、相手に誘導されます。理由を聞いても、誘導されていたりします。

フレーミング効果というものもありますからね^^

ですから、まず一度自分の中で考えてみましょう。

 

そして本当に合っているのか、それとも違うのか?疑う訳では無く、単純な疑問として回答を自分で出してみましょう。

それが自分で決断する事だと思います。

 

僕も、資金の相談しかり、家の相談しかり、土地相談も等、たくさんご相談を受けます。

それについて、僕なりの回答はさせて貰ってます。

でも、それを信じるか信じないかはアナタ自身に決断して欲しいです。

決して僕の話を鵜呑みにしないでください。

何か自分で言うのもおかしいですね(笑)

 

でも、本当に大事なのは「自分自身が感じて決断した感覚だ」という事は忘れないで欲しいなと思います。

一生に一度の家づくりです。

 

思いっきり考えて、思いっきり楽しみましょう!

 

 

 

 

 

 

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自主検査。

河野です^^

 

今日は、再来月完成予定のお家の「外装社内検査」でした。

今月末に、家の周りを囲っている「仮設足場」を外す事になっています。

その仮設足場を外してしまうと、気付きにくいのが、「高い所の汚れや傷、工事忘れ等」です。

 

今日は、外壁や屋根をぐる――りっと回って、至近距離で「汚れや傷は無いか?工事を忘れている部分は無いか?」などを確認します。

 

家づくりでは約15~20もの業種の職人さんが関わる事から、お互いに関連する作業も有るんですね。つい、うっかり忘れていたでは済まない事がたくさんありますので、何度も何度も繰り返しチエックや検査を行います。

 

本日の検査も無事に合格しましたので、安心して足場を外すことが出来ます。

 

 

 

 

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結露

ここ数日、「結露がヒドイ」という相談をよく受けます。

 

いくつかのお家は、現地を見せて頂くことが出来たので「結露対策」としてご提案をさせて貰うことになりました。

 

よく皆さん勘違いされているのは、「窓の結露が一番ヒドイ」という点です。

確かに目に見えて、水滴がポタポタと窓やカーテンを濡らすので、分かり易い部分ではあります。

でも、実はそれ以外に最も結露が起こり易い場所があるんです。

それが押入れ(クローゼット)です。

 

理由としては、

・押入れ内部にある衣服や布団など布製品には水蒸気が溜まり易い

・フスマや扉を閉め切っていることが多いので、室温より温度が低く、空気がよどみやすい

・昔の収納は家の外側に面して作られていることが多いので冷えやすく、隣接する部屋との温度差が大きい

などです。

その為、押入れの中には湿気とりの除湿剤を入れてたりすると思います。

 

結露対策は、家の中の温度差を少なくして、空気を循環させ、室内の湿度を調整する内装材を用いるのがベストです。

 

前に住宅エコポイントが流行って、内窓を付ける工事がもの凄く流行りました。

でもあれって、内窓だけでは結露は中々止まりません。

悪い場合、壁の中にまで結露やカビが発生してきます。

特にリフォームの場合は、窓や壁内部の断熱性を改善するのは難しいです。ある一定以上の断熱性能を確保するには、気密性も必要になるからです。

気密性を確保しようとすれば、かなり大がかりな壁の解体が必要にもなります。

 

あくまで結露と言うのは、室内空気に含まれる水蒸気量が溢れることにより起こる現象です。

その為、この水蒸気量を調整してくれる内装を改善することが、結露を防ぐ近道になります^^

 

 

 

 

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土地探しで知っておきたい2つの手続き


家を建てようとすると土地が必要です。

しかし土地によっては、非常に時間の掛かる手続きが必要になります。

その手続きとは、ノウシンジョガイとノウチテンヨウです。
それぞれ、農振除外と農地転用と書きます。

これらは、現在「田んぼ、畑」の用途で使われている土地に必要な手続きです。

家を建てる事ができる土地は「宅地」というものですね。
不動産屋さんが、分譲開始とか、〇〇タウン販売開始とかで売っている土地は、「宅地」になっています。

それ以外の、田んぼや畑には「宅地」へと変更する手続きが必要なんですね。

土地を購入する地域にもよりますが、香川県ですと、農振除外と農地転用が必要になる場所は多いです。
では、この手続きどのくらい日数掛かるかと言いますと「およそ半年」かかります。

タイミング良ければ、もう少し早いですが、基本的には半年掛かると考えておきましょう。
となると、、、、土地の手続きを終えて、家が完成するとなると約1年くらい必要だったりします。

そうすると、家づくりの期間が長くなります。
ですから、例えば来年迄にはどうしても入居したいという方が居れば、土地に掛ける時間や予算も早めに計算しておくことをお勧めします。

この農地転用などの手続きは、土地購入先の市町村役場で、相談にも乗って貰えますから、早めに候補地をいくつか決めて動くと良いですね。

もちろん、家を建てる会社が決まっているのであれば、その会社の担当者に相談するのも良いでしょう。

もし「ノウシンジョガイ?知らないです。」とか言われたら、気をつけましょう。

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