こんにちは、ピースホームの河野です😊
今日は、家の中でも特に“肌にふれる素材”について、
私たちが大事にしている「柾目(まさめ)」というキーワードをテーマにお話しします。
🔍そもそも「柾目」って何?
木には大きく分けて2種類の挽き方があります。
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板目(いため):年輪がうねるように出て、模様が目立つ
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柾目(まさめ):まっすぐスーッと年輪が走り、木目が整っている
家具や建具でよく見かけるのは板目。
でも、私たちが室内に使う木材として本当におすすめしているのは、柾目のほうなんです。
🌬️「見た目の美しさ」だけじゃない
柾目の魅力は整った見た目だけじゃありません。
むしろ本当の魅力はその機能性にあります。
✅ 調湿性に優れる
✅ 湿度の変化に強い
✅ 反りや狂いが出にくい
✅ 肌ざわりがなめらかで快適
つまり、人が長く過ごす空間にとってちょうどいい木目なんです。
🍱昔の知恵が、今の暮らしにも通じている
柾目材は昔から、
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おひつ
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お弁当箱
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曲げわっぱ
など、“食べものの鮮度を守る器”として使われてきました。
湿気をほどよく調整し、呼吸する木だからこそ、こういった用途に選ばれてきたんですね。
そんな柾目の木を、床や壁、天井に使う──
これはもう、理屈ではなく“感覚”で良さを感じてもらえる使い方です。
🚫板目の内装、実は多い…
ただ、実際には多くの住宅で、
「ヒノキや杉を使っています」と言いながら、内装には板目材が使われているのが現状です。
もちろん板目には強度のメリットがあります。
でも、水分を通しにくいため、内装材としての調湿性能は期待できません。
**空気と肌がふれる室内空間に使うなら、やっぱり“柾目”**がベストだと私たちは考えています。
🏡ピースホームが柾目にこだわる理由
ピースホームの「もみの木と暮らす家」では、
すべての内装材に柾目のモミ材を自然乾燥&手加工仕上げで使用しています。
「無垢だから安心」ではなく、
“どう加工された無垢材か”までこだわって選ぶ。
それが、素材を暮らしに活かすということだと思っています。
📩 内装にこそ、ちゃんと理由がある素材を選びたい方へ。
見た目の木目より、“空気と肌への働き”で選ぶ家づくりを、
ピースホームと一緒に考えてみませんか?