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気密性能の罠?新しい視点
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気密性能を聞かれることが増えたので、新しい視点を伝えたい
ここ2年くらい、僕がお伝えしてる気密性能の話が色んな所で聞こえてくるようになりました。
ズバッとC値=0.2とか、0.5とか数値の比較話をよく聞くようになりました。
それ自体は良いことだと思うんです。
家の中の「熱が逃げる無駄な隙間を減らす」って事が目的ですから。
でもね、気密を上げると水分の調整も考えてあげないとダメなんですよ。
なぜかというと、コンクリートも水分、木も水分、人も水分で出来ているようなものだから。
木造の住宅に住む以上は水分の調整はとても重要なんです。
気密性能は「無駄な隙間を減らす」こと=水分の調整が出来なくなる。
という現象が起きやすいです。
隙間が無いと水分が動きにくいので。
じゃーその対策として、換気システムだったり使用するから大丈夫なんじゃないの?
と思われるかもしれませんが、そうでもないです。
大事なのは、物理的に水分を調整する構造にすることが大事です。
機械とか、メーカーの言う調湿建材だけには頼れません。
だって、自分たちが住む家ですもの。
長年使用して、問題なく健やかに過ごせるかどうかは、やはりその家の造りによります。
気密性能を良くするなら、水分調整もしっかり考えましょう。
コンクリート、木、人、みんな水分を持ってます。
機械に頼りすぎない、自然に健やかに過ごせる空間が良いですね^^
じゃ、また^^v