ピースホームの河野です。
さて、基礎です。
基礎?何のこっちゃ?という方も多いのではないでしょうか?
それもそうでしょう。家づくりをするか、大規模に実家をリフォームする時くらいしか耳にしない単語です。
でも、家の骨組みを支えてくれる重要な部分です。
さて、その基礎。
当然、マニアックです。
初めての人は分かりにくい。
そこで、問題です。
いわゆる「ベタ基礎」というものが各社ホームページで紹介されています。
その中には色んな名称を付加して「頑丈なベタ基礎」を表示している事が多いです。
では、その基礎で最も大事なのは何でしょうか??
コンクリート?基礎の大きさ?鉄筋の量?
実は、基礎工事で最も大事なのは「品質管理」なんです。
意外ですか?
基礎ってコンクリートの強度や、鉄筋の本数・径・種別、かぶり厚さ、型枠の精度などなど多くの項目がありますが、大事なのは「規定通りに施工されているか」なんですね。
基礎工事と言うのは現場で作り上げるものです。
工場で加工して、現場では組み立てだけって風には出来ません。
必ず、人が実際の家が建つ場所で、一つ一つ作っていくものなんですね。
人が行うものだから「品質を管理する事が最重要なのです。」
じゃ、人の品質を管理するのは?
これもまた人です。
基礎って同じ図面でも、出来栄えが全く違うものなんです。
それは「施工する人だけに任せた基礎」なのか「施工する人、品質管理する人お互いが注意深く作った基礎」なのかの差なんです。
「工事は職人さんを見た方が良い、良い職人さんに当たれば良い。」
なんてことを聞きますが、大事なのは「管理しているか、いないか」
皆さんも住宅会社に「自分の家の品質管理してくれる人は誰なのか」聞いてみると良いかもしれませんね^^