割とよくある話。
「高齢になった時の使い勝手を考えて、トイレや廊下の幅を広くしてみました。」
そう言って、基準寸法となる寸法以外を盛り込む場合がある。
910mm基準である家に一部分だけ1000mmという寸法を入れるような時です。
ここで大事なのは、間取りでは無く「直下率」
この「直下率」というのは壁直下率と柱直下率というものがあります。
「一階と二階の柱や壁が、どのくらいの割合で同じ位置にあるか?」
これを数字で表したのが直下率。
今までの経験上、いわゆる営業マンが書いた図面は、ほとんどが「直下率の低い建物」となっています。
低いとどうなるのか?構造の弱い家になる。地震に対してもそうだし、住んでいる内に床が沈んだりする。
なぜこういうことが起きるのかというと、
1階の間取りを変更した時に、二階の柱や壁を検討しないから。
もしくは二階の間取りを変更したときに1階の柱や壁の位置を検討しないから。
二階建ての家の場合、非常に上下の繋がりが重要です。
屋根から足元の基礎まで、重量を適切に受けてやる「道順」が必要です。
その「道順」がぶつ切り状態で、金物や構造材を多く使用してなんとか無理やり「道順」を作り出す家が多い。
本来であれば、柱を2~3本位置を変えるだけで頑丈な建物になるのに、気付かないまま家が建つ。
費用にしても、家を建てるのはお客さんの費用です。
無理な構造だから無理して補強を入れて、その分の費用を貰うというのは、どうもオカシイ。
一生住む家の構造が弱いなんて、費用だけの問題でもありません。命がかかっている。
「壁量計算」や「偏心率」だけ見ても、木造住宅の場合はダメなんですね。
「直下率」このキーワードにも注目して欲しいと思います。
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