blog

同じ浮造り仕上げと言っても、違いが有る。

唐突ですけど、日本の杉やヒノキの有る所って寒暖の差が少ないんですよ。

逆にドイツやカナダから輸入するモミは、マイナス20℃から+35℃くらいまで、50~60℃くらいの温度差がある地域にあります。

実は、その寒暖差が大きいと冬目の硬さが変わってくるんです。寒暖差が大きいほど、冬目が硬くなってくるんですね。

これが浮造り(うづくり)仕上げに大きく影響してくるんです


杉

上の写真のような杉や松にうづくり仕上げを施そうとすると、硬いはずの冬目も一緒に削れてしまいます。また樹齢が若い為、均一に木目が揃わないというデメリットもあります。
そうすると、浮造り仕上げに求める凹凸感(クッション性)が失われます。
足触りがイマイチな訳です。


じゃーモミは?

うづくり

こんな感じで、木目が均一です。
なおかつ、寒暖差による冬目の硬さと、こだわりの浮造りで、細かーーーーい木目がキレイに凸凹が出来ています。

このように、同じ「浮造り仕上げ」でも違いがある訳です。
大事なのは、樹齢と寒暖差と加工技術。

大量生産品では真似のできない、真逆の一品生産。
こだわりの製法でつくられるのが、モミの床材です。

足触りは、、、ぜひ踏みに来てください。

先日、来られた方はショールームに入った瞬間に靴下を脱がれてました。
素足で生活をする僕たちだから、床にはこだわりたいですね。

-----

関連する記事