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断熱材って、どんな方式なのかが大事。


断熱材

ピースホームの河野です。
ウチで扱う断熱材には基準が有ります。
・平成25年省エネ基準(外皮性能)をクリアするもの
・断熱等性能等級4が取得できるもの
・コストパフォーマンスに優れたもの
といったところです。

しかし、これらは断熱材だけで考えればの話になります。

実際には気密・換気(通風)・断熱、それぞれをどのように考えるかで、採用する断熱方式も大きく変わります。もちろん、お値段も。

断熱方式にはイロイロありますが、基礎や床面だけで考えると4つあります。
・基礎外断熱
・基礎内断熱
・床下断熱
・無断熱
です。

基礎外断熱は基礎の外面に断熱材を取り付けています。これは住宅の気密を確保したい場合、コンクリートの蓄熱を利用したい場合などに採用されます。

基礎内断熱は基礎の内面に断熱材を取り付けています。これも住宅の床下気密確保が基本です。床下に外気がそのまま流れ込んで来ては意味がありません。

床下断熱は床の下面に断熱材を取り付けたものです。これは逆に基礎部分は通気が必要です。気密だけを考えて、換気を無視すると床下の結露、カビ、白蟻進入が起こります。

20年くらい前の家だと、床には断熱材無し(いわゆる無断熱)も多くありました。香川県だと昔の土壁の家ですね。昔は夏場をしのぐことをメインに考えて住宅が建てられていましたから、通風を重視していました。
しかし、全て自然通風である為、土地によっては逆に湿気を呼び込んで、木材が腐食したり、庭木が床下通風の邪魔をして白蟻が出たりと、色々な弊害もありました。


ピースホームでは、基礎内断熱か床下断熱を採用しています。それも、換気や気密による結露(湿気)やカビ対策、白蟻対策などを考えての上です。

ですので、住宅を検討している皆さんもぜひ「なんで、その断熱方式なん?」と建築会社に聞いてみましょう^^
断熱材の説明だけで終わる営業マンはNGですよ!
断熱材はいくら厚みがあろうが、性能が良かろうが、扱い方を間違えると大変なことになります。

しっかり関係性を聞いてみましょう!

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ショールーム

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