見学会の時に聞かれる質問。
「この部屋って天井高さどのくらいですか?」
そう聞かれると、素直に2400mm、2m40cmですね。と答えてしまいます。
答えた後の次の質問は、
「2400mmって標準ですか?」と聞かれます。
こう来ると、ハウスメーカーの展示場を見に行ったのかな?なんて思います。
「どこかで違う高さを見ましたか?」と聞くと、
「○○ハウスは、2500mmが標準と言ってました。10cm高くすると金額が増えるんですか?」と聞かれます。
ここで、「そうですね10cm上がると金額は上がりますよ」と素直に言うと、
会話がそこで終了します。
半年後、そのお客さんは○○ハウスで家を建てます。
お客さんが○○ハウスを選んだ理由は、○○ハウスに「ウチは2500mmが標準ですよ、他社では2400mmが標準です。同じ金額で天井が高いから開放感が有ってお得ですよ」なんて事前に言われたから。
「同じ金額で天井が高いなら、こっちの方がお得だ」と思い込んでしまったから。
○○ハウスは2500mmで他社は2400mm、「お得だ!!」なんてね。
これ実は、フレーミング効果と言う心理学の手法の一つです。
大手さんは営業トークが非常にうまいです。
こー言えば、あー言うみたいな想定問答が数多くあります。
来場したお客さんに「自分達に有利に見える見学会の見方」を教えるのが上手いのです。ハウスメーカーと工務店を比較しようとしたら、高確率でハウスメーカーが勝ちます。
トークが上手いからです。
そして、工務店は大概口下手な職人タイプの人が、社長兼営業という形だからです。
なので、天井高さに関して言えば他の視点を伝えて、高さが高いだけではお得では無い事を伝えています。
だってそうでしょ?
吹抜けのような天井が高い空間があったとして、寒ーーい部屋ならどうします?
暖かくても、光熱費がムチャクチャ高かったらどうします?
他にも視点はいくつもありますが、家を建てる側の視点では無くて「住む人の視点で」見学会は情報を伝えるのが良心的じゃないですか?
僕は、そう考えてます^^
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明日も、ショールーム見学会を行います^^
1月23日(土曜日)10:00~17:00
1月24日(日曜日)10:00~17:00
当日は、3階にあります「モミの木の家ショールーム」を自由に見学して頂くスタイルになっております。
ぜひ空気環境の良さを見に来てください。
スタッフも1~2名ほど常駐していますので、家づくりの相談やリフォームと建替えを迷っているとか、色々な相談をお受けすることも出来ます。(無料です)
コジマリビングとの同時開催で、1階ではキッチンやお風呂など最新の住宅設備展示も行ったり、おもてなしのお茶や焼きたてパンをご用意しています。
毎年、1回限りのお客様感謝祭的な催しになっていますので、ぜひ皆さん遊びに来てください^^