先日、近々上棟予定の工事現場へ確認に行ってきました。
たまたま、棟梁となる大工さんも見に来ていて基礎の仕上がりをチエックしていました。
基礎の役割は変化した!?
基礎といえば、家をしっかりと支えて、地面に重さを上手く伝えて行く重要な役割を担っています。
ですが、近年では、足元の冷え対策や、湿気・塵の排出、白蟻侵入防止など様々な項目に対しても、重要な役割として位置づけられています。
昔は簡単な認識だった。。。今は?
昔の白蟻対策は、防蟻剤を塗っておけばOKという考えが多かったです。防蟻剤が強力なものを使用可能だったという点も影響しています。
しかし現在では、防蟻剤だけでは無く、「白蟻をいかに侵入させないか?」という視点も必要になっています。
その一つが、こちら。
土に接しない穴。です。
基礎には、水やお湯を引き込むための穴や排水(使用した水を捨てる)の為の穴など、大小いくつかの穴が開きます。
この穴は、配管を通すための穴なんです。
配管今昔物語。
昔の配管穴はこうでした↓↓
※左の方にGLとありますが、これは地面高さの事です。
この地面の下に配管穴を開けて、配管をしていたんですね。
しかし、これは配管が直にコンクリートと引っ付く為に、将来のメンテナンスに不利でした。
配管を壊すしか出来ないので、別の所に再度穴を開けて配管をやり直すようになるからです。
もう少し最近だと、下図のようなものもあります。
さや管と言われる配管の中に、配管を通すという工法です。
これは、将来的なメンテナンスがし易い形になっています。
しかし!
家の外側を見てみれば、上の図も、ひとつ前の図も、「土の中に配管穴がある」ということには変化がありません。
今は視点が増えた!
土の中と言えば、白蟻です。
白蟻の侵入経路の多くは、土の中からです。
配管穴の処理を上手くしていないと、、、、そこから侵入されるケースが有ります。
そういう視点を今は考えるようになり、また配管が変化しました。
最新の配管方法はコレ!
土に接しない位置で、配管穴を設ける事。
これで、白蟻侵入経路の対策が少し出来ました^^
他にも、工夫はあるのですが追々書いていこうと思います。
ただ一つ。。。デメリットがあるんです。
土に接する穴が無いから、雨上りの日は雨水が溜まります。
まるでプールのようです(汗)
こればっかりは仕方が無いので、ポンプで水を排出するようになります^^
以上、今日は配管穴で白蟻対策をお伝えしました^^
ブログの事も喋る時間枠が出来たらしい、
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