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標準という言い方。

最近、やめようと思っている事があります。

「標準」という言い方です。

 

理由は簡単です。

お客さんにとって誠実では無いから。それだけです。

 

なぜ誠実では無いと思っているのかの理由なんですけど。

「どこまでが標準で、どこから標準外なのか建築会社の都合で決められる所」ですね。

 

実際にあった話で、もう少し詳しく言うと、

屋根の長さを気にしたお客さんが、夏の日差しが気になるのでもう少し長い屋根にして欲しいととあるハウスメーカーさんにお願いしたらしいんですね。

でも、断られたそうです。

理由は、標準の範囲では無いから。

 

パッと聞けば、もっともらしく聞こえるし、追加費用を出せば屋根も伸ばせるんだと思います。屋根を増やすのにお金も掛かる訳ですから、当然と言えます。

 

でもね、逆に短くし過ぎるのには標準外なんて無かったりします。

短くできるんですよ、追加費用無しで。

↑おかしいと思いませんか?

短くなったら、安くならないの?って。

 

この辺の矛盾が「標準」という言葉には沢山含まれています。

だから止めようと思ってます。

 

自分達が正直に計算して、増減も加味して「標準」と仮に使っていたとしても、

聞いた人からすれば、その物に対して「標準」か「標準外」しか無いんですよ。

そして、世の中の多くの標準は「会社の都合」で決められています。

 

アナタに対してのベストな提案ではありません。

 

杉の床材が標準だけど、モミの木に変えましょう。

そう説明を受けて、どう思いますか?

モミを薦めたいだけでしょ?って言う風に聞こえませんか?

 

そうじゃないんです。

 

あなたとあなたの家族にとって、何がベストなのか?

そういう視点を知ってほしいです。

その上で、モミを選んでもらえるならばこれほど嬉しい事はありません。

 

目新しいから欲しい、他には無いから欲しい、個性的だから使ってみたい。

そうじゃないんです。

 

自分達の生活を見つめて、モミの効果を知って貰って、「私たちには必要だ」と選んでほしい素材がモミの木です。

 

今日は若い学生さん数名に、ピースホームを説明させて貰う機会がありました。

自分達の想いを短時間で伝えるのは非常に難しいと感じましたが、伝える事の大切さも再確認出来ました。

誰も、ピースホーム知らなかったので(笑)

 

若い若いと言っても、10年後には立派な大人になって、家庭を持って、家族になる歳です。

もっともっと、楽しくてあなたに真剣な家づくりがアチコチに広まっていけば良いのになと思います。

僕も、ブログ頑張ろうと思います。

 

今後ともよろしくどうぞ^^♪

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