家を建てようとすると土地が必要です。
しかし土地によっては、非常に時間の掛かる手続きが必要になります。
その手続きとは、ノウシンジョガイとノウチテンヨウです。
それぞれ、農振除外と農地転用と書きます。
これらは、現在「田んぼ、畑」の用途で使われている土地に必要な手続きです。
家を建てる事ができる土地は「宅地」というものですね。
不動産屋さんが、分譲開始とか、〇〇タウン販売開始とかで売っている土地は、「宅地」になっています。
それ以外の、田んぼや畑には「宅地」へと変更する手続きが必要なんですね。
土地を購入する地域にもよりますが、香川県ですと、農振除外と農地転用が必要になる場所は多いです。
では、この手続きどのくらい日数掛かるかと言いますと「およそ半年」かかります。
タイミング良ければ、もう少し早いですが、基本的には半年掛かると考えておきましょう。
となると、、、、土地の手続きを終えて、家が完成するとなると約1年くらい必要だったりします。
そうすると、家づくりの期間が長くなります。
ですから、例えば来年迄にはどうしても入居したいという方が居れば、土地に掛ける時間や予算も早めに計算しておくことをお勧めします。
この農地転用などの手続きは、土地購入先の市町村役場で、相談にも乗って貰えますから、早めに候補地をいくつか決めて動くと良いですね。
もちろん、家を建てる会社が決まっているのであれば、その会社の担当者に相談するのも良いでしょう。
もし「ノウシンジョガイ?知らないです。」とか言われたら、気をつけましょう。