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だから僕は、あなたに失敗して欲しくない。

河野です。

この間のモミカフェで、僕も経験談をいくつか話しました。

その中で、上手く話せなかった事もあります(笑)

なので、文章で書けばそれなりに上手く書けるかもしれないと思い、書いてみます^^

 

僕の家は、こう決めて建てた。

実は僕自身は既に家を建てています。

約11年前に建てました。

当時は若かったこともあり家づくりの考え方も、今とは全く違う別物でした。

 

11年前、重視したのは「見た目と生活動線」。

見た目は、そのままの意味で「とにかく自分好みのデザインや色を家の中に使いたい」という考えです。

当時は和柄のデザインが人気で、お値段もそれなりに高かった覚えがあります。とにかく、無性にそれが欲しくて仕方が無かった(笑)キッチンも、お風呂も、和柄でまとめました。当時は、大満足でした。

 

生活動線は「洗濯物を干して取り込む流れ」を重視しました。当時、夜遅くに帰る事が多かったので、室内干しでいつでも干せて、取り込める動線にしました。

11年後の感想。好みは変わる。知識は増える。

さて、現在です。

今は、1歳半の子供が居ます。

簡潔に言うと不便です。(笑)

まず、キッチンやお風呂ですが見た目は気になりません。当時は和柄が大好きでしたが、年を取れば好みも変わります。

今では違う柄が好きですが、奥さんの好みも違うし、将来大きくなった子供の好みも違うでしょう。家族と言っても、好みが揃うのは難しいですからね。

あえて言えば、クセの少ない優しい色合いであれば、みんなのバランスが取れるかもしれません。

 

生活動線は、これもやや失敗です。家事は洗濯物だけではありません。食事の準備、掃除の仕方、お布団干し、衣類収納など、家事は一日の流れが重要になります。

11年前は家事を知らなさ過ぎました。若いというのは罪ですね(汗)

決定的に違ったもの。不満を感じるもの。

そして11年前と今で決定的に違うのは、内装材の考え方と断熱気密の考えです。

以前は、見た目の色や質感のみで床材を選択していました。断熱材についても「最新のものを入れれば安心だ。」という安直な考えで11年前の家が出来ました。

 

結果は、「冷たいし、暑いし、ベタベタするし、寒いし、ホコリっぽい」です。

我ながら残念な結果になっています。

だから僕は、あなたに失敗して欲しくない。

今、お客さんに提案しているモミの木の家は、そんな僕の失敗を全て無くした家です。

同じ失敗は、して欲しくは無いのです。

今は「冷たくもないし、暑すぎる事もないし、サラサラしているし、暖かいし、空気が美味しい家」なのです。

11年前の僕は、建築を初めて5年でした。

今は16年目です。

ようやく、自分のイメージするべストな家が「モミの木の家」だとたどり着きました。

室内環境において、これ以上は無いのです。

 

ぜひ、たくさんの人にモミの木でつくる室内環境の良さを知ってほしいと思います^^

 

 

 

 

 

 

 

 

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