普通の住宅会社は、内装材は何でも勧めます。
塗り壁でも、木でも、壁紙でも、どちらかというと「建てる家のデザインや、お客さんの好み、流行に合わせて決めている」のがほとんどです。
調湿建材と言われる、調湿材料を選ぶ際も判断基準は「デザイン性、価格、工事のしやすさ」になります。
調湿性は、カタログに記載の数値で充分でしょう。という判断なんだと思います。
住宅の内装材をどういう意味で、建築会社が捉えているかによって、室内空気環境は大きく変わります。
単に、デザインや価格だけで決めていませんか?ってことですね。
ピースホームの扱うモミの木は、内装材に使用します。
ラジオ広告や、ウェブ上で見たりして、構造材などにも使うと思われる方も多いですが、モミの木は内装材に使用します。
もちろん内装材に使用するからといって、むやみに使いまくる訳ではありません。
キチンとした効果を得る為に、適正な使用量というものがあるし、適切な施工方法というものがあります。
ピースホームのモミの木は、住む人の室内環境を考えて作られた内装材だからです。
本来であれば、家の中の寒さや暑さ、湿気など「住む人自身が受けるダメージ」をモミの木が代わりに受けてくれる。
そういう人に優しい木です。
しかし、いわゆる工業製品や多くの自然素材を否定する木でもあります。
モミの木を住宅会社が始めると、他の内装材もかなり厳選されます。
何でもかんでもは使えなくなるわけです。
これは、お客さんよりも住宅会社の覚悟が問われる事になります。
だって、今まで大量にあった無垢材やサンプルがどれもこれも陳腐化してしまうから。
お客さんには、見せれなくなってきます。
判断基準が、家に住む人の室内環境を考えるという事だからです。
「内装材はどういう為にあるのか?」
家づくりの判断基準の1つとして重要なものだと考えています。