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間取り長考


ここ数日、間取りをいくつも考えています。

若い時(20代)は、1人のお客さんに対して3つも4つも色んなパターンで書いてました。その中で、打合せを進めながら、絞り込んでいくスタイルでした。
そういうスタイルは僕自身が、お客さんの生活をイメージし切れてなかったのが原因でしょう。
だから数を書いて、近づけていく。そんな感じでしたね。



35歳になると、納得いかない間取りは人前に出せません。
お客さんに、あらかじめ聞く事は逆に増えたと思います。どういう生活スタイルなのか?どういう性格なのか?家に何を求めているのか?
数時間お話をして、人となりを理解します。

それから、ようやく作図です。
ほぼ、一枚だけの提案にしてます。



お客さんによって、間取りをとても気に入ってくれる方も居ますし、そうで無い方も居ます。

そうで無い方の場合は、僕がお客さん自身の人となりを把握し切れて無いのが原因です。そういう場合は、再度対面してお話をさせて貰ったりします。



間取りって紙の上での作業なんですけど、実は人付き合いに近いものがあると思ってます(*^^*)


人が見えないと書けないし、一旦出来た!と思っても、明日になれば見え方が違うやもしれません。


今回も、今日一度仕上げて、明日もう一度見直しです。
明日図面を見て、住むお客さんの顔が見えてくれば、きっと気に入ってくれるものが出来てるでしょう。


楽しみです(*^^*)


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