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家の要望は間取り図じゃなくて、雰囲気伝えでOKです。

河野です。

家造りと言えば、間取り作りでしょう。

ここ数年ネットでググる人も増えました。ネット上でも、色んな間取りが検索できたり、事例で見れたり、見てるだけで1時間くらいあっという間に過ぎてしまいます。

 

間取り作りのフリーソフトもありますから、自分自身で間取りを作る人も増えてきました^^

しかし、ここで注意して欲しいのは、最初の打合せで「自分が作った間取りを建築会社に見せない」ことです。

 

なぜダメかと言うと、間取りの先入観が出来やすいからです。

そんな先入観が出来てしまうと、深く考えない間取りが出来上がったりします。

これは良くないです。

「なぜ?」という追及がなされないからです。

 

例えば、リビングに和室を繋げた間取りがあったとしましょう。

なぜ?和室を繋げたのか?という疑問を検討すればいいのですが、検討しない場合はそのままです。

入口の位置も、窓の大きさも、収納の大きさも、和室の部屋の大きさも、深くは検討されないまま、あなたが書いたままの間取りで進むようになります。

 

しかし、間取り図が無ければ検討は様々に行います。

そもそも、この和室な何の用途で必要なのか?その用途は生活の流れの中で、どの時間帯になるのか?どんな収納が必要なのか?また不要なのか?使用頻度は高いのか?来客は?動線は?

という風にです。

 

あくまで建築会社によっても違うし、間取り設計をする人によっても違うので、一概に括る事は出来ませんが、「自分で作った間取りは、初めに見せない」というのはぜひ、実行して頂ければと思います。

その方が、あなたの気づかない良い間取りが出来るかもしれませんよ^^

 

なので、間取りを依頼する際は「雰囲気を伝える」事で十分です。

今、こんな事に困っている。こんな生活をしたい。とか具体的なものでも良いし、明るい家が良い。この雑誌みたいな家が良い。とか、本当にぼやーっとした雰囲気のみで、言って貰えれば大丈夫だと思います^^

 

ぜひ、間取りを検討する際は「雰囲気で伝える」という事を実践してみましょう。

 

 

 

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