モミの木は、他の木と色々違います。
それは、調湿効果の持続性とか化学物質の分解消臭性などですが、モミを使えば効果は確実!という訳ではありません。
効果をしっかり発揮するためには、このような作業が必要になります。
伝わりますでしょうか?
モミの木の床材を、現場で立て掛けています。
これ、乾燥させる為ではありません。
「その土地の空気に馴染ませる」為に、立て掛けてあります。
この作業をしておくと、その土地の夏もしくは冬の過酷な乾燥や湿度にも、モミが上手く働いてくれます。
このような作業をしない木では、その土地・家にあった調湿効果は期待できません。
モミの場合は、新築でもリフォームの場合でも、1週間から10日ほど、上の写真のような立て掛けて置いておくだけの期間を頂いています。
木を選ぶ際は、その木ごとの扱い方をしているかどうか?どんな扱いをしているのか?
そんな視点で、建築会社に聞いてみると良いかもしれません。
ちなみに、構造材はモミの木では無いですが、構造材用の扱い方を行っています(*^^*)