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実家の家を建て替える!その時にまず知っておくべき事。

河野です^^

 

先日、登記について話をする機会がありましたので今日は登記を簡単にまとめてみます。

さて、「登記」は「とうき」と読みます。

 

この登記は、家を建てる上で必ず実行しなければならない作業です。

いくつか種類もあるんですが、今日は建替えに絞って書いてみます。

 

建替えを行う場合、親から子へ世代が交代する時期でもあります。もしくは、孫が家を建てるという場合もあるでしょう。

その時に、いきなり古い家を壊すのは止めましょう。

 

実は、先に登記を確認しなければなりません。

 

家を建てるには土地が必要です。

その土地と家、実はそれぞれに名前が付けられます。

この家は太郎さんの持ち物で、その家の建つ土地も太郎さんのものです。という様な持ち物の表示ですね。

それを公的な場所で、正式に登録するのが登記といわれるものです。

 

ここで注意すべきは、元々の持ち主と新しく世代交代して家を建てる人が別人の場合です。

 

特に田舎に多いですが、土地の登記が明治時代の曾祖父さんだったりします。

そんな土地に、孫が住宅ローンを借りて家を建てようとしようとします。

実はそういう場合、住宅ローンが借りれません。

 

住宅ローンを借りる際には、家を建てる土地・そして新しく出来た家を担保(保証のようなもの)にして、お金を借ります。

でも、その土地がお金を借りる人のもので無ければ担保(保障)に該当しません。

その為、担保(保障)が無ければお金を貸せれないよ。という風になります。

 

実際に、実家を壊して家を建て始めたのに、登記の名前が違うせいで住宅ローンが借りれず、工事をやり直した人も居ます。

それくらい登記の状況が「現在状況と一致しているか?」というのが重要です。

 

では、どうすれば良いのかというと、まずは近隣の法務局へ問合せをしましょう。

登記というものは、誰でも申請を行えば調べることは出来ます。

費用も数千円程度で、自分達の現在住む家や土地を調べることが出来ますので、一度は確認しておくと良いでしょう。

 

登記の見方も法務局の方が教えてくれますし、僕らのような工務店でも見方は分かります。

そこで、持ち主は誰なのか?どういう権利を持っているのか?そういったことが分かります。

 

こういう情報を知っているかどうかで、必要な手続きの種類や費用、そして家を建て替えるまでの時間が大きく変化していきます。

 

ぜひ一度、登記を調べてみて下さい。

 

もし、面倒だ!難しそうだ!と感じたら、住宅会社に相談してみて下さい。

ほとんどの方は、登記を代わりに調べて伝えたりといった事が出来ると思います^^

 

「まずは登記の現状を把握する。」

建替え時には特にご注意ください^^

 

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