だんだんと梅雨時期が近づいてきました。モミの木の家の爽やかさを体験できる良い時期でもあります。事務所じゃなくてモミの木の家で仕事をしたい河野です。
お陰様で、「モミの木の家」のお問い合わせが順調に増えております。
・モミの木ってなんか気になって、、、
・モミの木の家が良いんです!!
・やっぱりモミの木かなって思って、、、
なんて嬉しい声を頂いてます。
皆さん、ありがとうございます^^
そんなモミを選んでくれた方の中で、「ベタツキ感」についてお話しした方が居るので、それを色んな角度から考えてみようと思います。
ベタツキ感とは
家の中で素足で歩いた際に、床がベタベタして足の裏に湿気が張り付いてる感覚
サラッとしない様
スリッパもしくは靴下が梅雨時期に必須の様子
寝転んだ時に床に肌が貼りつく感覚、ベタベタ
※河野の感覚より引用
大前提で個人差がある。
このベタツキ感ですが、個人差がかなりあります。
そもそも冬でも夏でも靴下を履きたい。という人には、ベタツキ感の感覚があまりありません。
また、イスやソファーに座り、床には直接座らない、触れない、という人もベタツキ感と言われてもピンと来ないでしょう。
どんな人がベタツキ感を感じやすいのか?
家に帰ると素足で居たい人
薄着で肌を露出して、床でゴロゴロしたい人
体温調節が上手くない人
生活高さが低い人(ローテーブルとか直床座りとかの人)
こんな人が感じやすいです。
なんでベタツキを感じるのか?
これも分かる方は感覚で掴んでると思いますが、湿気が床材の表面にたまるからです。
逃げ場が無いとも言います。
毎日、空拭きでお掃除すると多少はマシになりますが、梅雨時期はどうしようもありません。
寝転んだ場合でも、自分が発する汗が逃げ場無しの為、床にたまりベタツキます。
ベタツキがあると、何か影響あるの?
これも個人差はありますが、ベタベタすると気分が落ち込みます。
特に寝転んだ場合は、汗がひかないので、いつまでもジリジリ暑いです。その上、汗の水分も床にたまりますから、不快になります。
肌がピタッと床にひっつくのも、この水分が逃げ場無しの為です。
また、湿気が床にたまると家の中のホコリや汚れも床に付着します。ピタッとくっつく訳です。そうなると掃除機をかけても、ホウキではいても、しつこい汚れは取れにくくなります。
日本はもともとベタツキ対策をしていた。
もともと日本では「座」の床基準での生活が主でした。基準が床である為に、いかに梅雨の湿気が多い時期を乗り越えるかが昔の日本住宅の目的でした。
夏を基準とした訳です。ですから、調湿効果の高い畳や湿気をためないように家の中に風を通す設計をしていました。しかし、今では室内の床材次第で大きく調湿効果を損なう結果となっています。
結論。
このように、家の中の過ごし方によってベタツキ感というのは感じ方に大きな差が出てきます。人によって、必要とする度合いはかなり違うと思います。
ですが総合的に考えてみると、家の中の空気をクリーンに気持ちよく過ごすためには、重要な基準であると考えています。
ベタツキ無いと、床の掃除がし易いからね。
提案
家造りの際には、必ず皆さん床材を検討すると思います。その時に、色あい・柄模様だけでは無く、「床の本来の機能性」にも目を向けて頂ければと思います。
無垢の床といっても、表面に塗装があればベタツキ感は残ります。木目の取り方でも、ベタツキ感は変わります。
ベタツキが無くなると、空気も変わる。
伝わりましたでしょうか?
以上、ぜひ知って頂きたい床のベタツキ感に対するまとめでした。
モミ、おススメです!