皆さん、連休ゆっくり出来てますか?子育て楽しんでますか?最近、家の中で新しい遊びを開発しては1歳半の息子をゲラゲラ笑わそうとする河野です。
人生の中で笑う時間って案外、少ないそうです。
何かのニュースサイトで見ましたが、一生のうちに笑う時間は合計で22時間くらいだそうですよ。僕自身はもっと笑ってると思いますが、どうなんでしょう?
なんだか笑いについて、ブログを書きたくなってしまったので明日のブログは「笑い」について自論を書いちゃおうと思います。
さて、今日はスイッチとコンセントのお話について。
まず気になるのは「数」
家づくりでは、スイッチとコンセントの位置や数を気にする人は多いと思います。
僕で言うと、「この部屋でパソコンとゲームしたいからコンセントいっぱい欲しいです!!!」ってな感じです。
奥様からすると、「ここでクックパッドのレシピ見ながら、料理したいからipadとか繋げるコンセント欲しい」とか、そんな感じでしょうか。
ストレスは不意にやってくる
でも、コンセントやスイッチの「高さ」も今の家づくりではしっかり検討しておきたい部分です。
昔の住宅は、みんな同じ高さで取り付けられていたせいか、「普通の高さしか無い」と考える人も多いようです。
しかし、調理家電の増加や、スマホ、タブレット、パソコンなどの家電製品を家の中で扱う量は増えています。
さらに、昔と今で大きく違うのは「子育て」です。
今は、共働き夫婦が多いですよね?子育ての時間を確保するのに必死だと思います。そんな時に、スイッチの高さひとつでストレスが違ってきます。
何故かと言うと、子育て中の夫婦は必ずと言っていいほど何かを持ちながらスイッチを押すことが多いです。
子供を抱き上げたまま。
買い物袋もったまま。
バッグもったまま。
おもちゃや本を片付けながら。
「何かをしながら、もう一つの動きをする」というのが日常になってきます。
その時、スイッチやコンセントが押しにくいと「プチッ」とストレスになったりします。
※個人差はあると思いますが^^
高さをこう考えています。
昔の住宅ではスイッチの高さは1m20cmが一般的でした。
今は1m10cmと少し低くしています。意外にこの10cmが「楽」になるんです。
大人で言うと、肘を軽くまげて押せる高さです。
(大体、腕が床と水平になるかならないかくらい)
少々、重いものを持った時に腕は、床と水平くらいまでは上げやすいと思います。そういった力の入り易さを意識して1m10cmにしています。
また、高齢になった時も腕が肘の高さまでは上がり易いので、将来の押し易さという面もあります。
コンセントの場合は、場所によって高さを上げるという選択肢もあります。
※ユニバーサルデザインでスイッチ高さ1mというのもあるそうですが、個人的には低すぎて押しにくいと思ってます。
子供がいたずらするんじゃないという不安を逆に考えてみる
たまに完成見学会で「スイッチ低いと子供が遊んで大変じゃないですか?」と質問を受けることがあります。
確かに、スイッチが低いと小学校低学年くらいから簡単に届く高さになります。
でも、ここで逆にこう考えて欲しいです。
「遊ぶから学ぶへ変化する。」
最初は、楽しいと思います。ウチの子供も1歳を過ぎたあたりから大人がスイッチを押しているのを見ると、自分も押したいと意思表示をして、何回も何回も押してました。
今は無くなりましたが、当時は抱っこをスイッチの押し易い高さでキープするのに腕がパンパンになりそうでした(笑)いつまでも押したがるしね(汗)
そんな遊びの時期が保育所や幼稚園でも来るとは思うんですが、スイッチやコンセントの扱いを学ぶ良い機会だと思うんです。
手が届く時期が少し早くても、子供は学びます。
「押したらいかんもんは、いかん。逆に押すときはちゃんと押す!」
そんな学びを子供さんが小さい内から、やっておくとそれも一つの「楽」かな?と思う訳です。
それにいたずらの時期は、数年です。
その数年を、人生の長い数十年で考えれば「いたずらも学びも、早く知って、早く楽しむ」のが家という大きな器を買う一つのメリットなんじゃないかなとも思う訳です。
注文住宅だから出来る楽しさ。
という事で、今回はスイッチとコンセントの高さについて解説してみました。
極力、小難しく書かずにブログを見てくれている家づくり検討中の方に伝わり易いように、ざっくり書いてみました。
伝わりましたでしょうか?
「高さ」という些細な事柄ですが、注文住宅の楽しさはこういう部分にもあります。
一つ一つ知って、決定して行く作業の大変さは確かにありますが、その大変さをあらかじめ減らしていくのもこのブログの目的の一つでもあります。
知識として、少し知っておいて貰えたら実際の時に、少しは参考にして頂けるかもしれないですしね^^
ぜひ、楽しんで家づくりを始めてください♪