お酒を一滴も飲めないピースホームの河野です。
※一言コメント入れてからの名乗りを始めようと思い、早速思いついたのがコレでした。
香川県は田舎です。
特に僕らの会社がある三豊市は、山あり海ありの良い感じの田舎暮らしが出来ます。
そんな田舎ライフを送ろうとする家づくり世代は、「田んぼに家を建てる」という選択肢も多いです。
理由は、
・土地を買う土地代がもったいない
・親や祖父母が土地を譲ってくれる
・実家の父母の近くで生活していると、子育てが楽だ
・地元の祭りが大好きで地元で暮らしたい
なんて、色々あります。
そこで、最初に気になるのは「田んぼに家を建てて大丈夫なの?」という声です。
結論から言いましょう。
「キチンとすれば大丈夫」です!!
じゃ、何をどうすればキチンとしている事になるのか?
ここからが大事なポイントです。
①埋め立てをする時は、事前に田んぼの表層にある土を捨てましょう。香川では甘土(あまつち)と言います。※分譲地でも甘土を捨ててない場所が有ります。気をつけましょう。
②土地の境界となる擁壁には「水抜き穴」を作りましょう。※土地には雨が降ります。その雨がどういう流れで染み込んでいくのか、大雨の時は土地の表面に溢れないのか?重要です。
③埋め立てが出来上がったら、地盤調査をしましょう。
※住宅会社がすることが殆どです。住宅を建てる位置を基準に、複数個所の土地の硬軟を判定します。判定にあたっては、住宅の基礎や重量など複数の要素を含めて、検討します。
④地盤調査の結果次第で、土地を改良しましょう。
※地盤改良、地盤補強と言われるものです。
この4点に注意して、田んぼから家を建てる土地に変えれば安心です。
さらには、地盤沈下の保証というものも最近では付くことが多いですから、万が一に対しても安心できると思います。
このように、単純に田んぼに家を建てたら沈下が心配!では無くて、キチンとした工事や調査、補強を行えば安心です。
ただ、いずれも費用が掛かるので、出来れば事前に家を建てようと考えている田んぼを「下調べ」しておくことも重要です。
下調べについては、住宅会社のプロによるチエックが非常に有効だと思いますので、家を建てる土地が既に決まっている!という場合でも、事前チェックを早めに済ませておきましょう。
今回は、田んぼを埋め立てた土地に家を建てる場合の注意点をお伝えしました^^