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突き抜けると、結局好き嫌い。
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河野です^_^
先日、床材の比較表というものを作りました。
ウチの会社では、床材と言えば「モミの木」と言うほど、モミの木をお勧めしています。モミの木の良さは、モミから発せられるフィトンチッドであるとか、程よい硬さだとか、抗菌性など、他の無垢材では得られない効果がある点でお勧めしています。
ただ、基本的なお手入れの仕方や、他の無垢材との比較をあまりしてこなかったので、今回作成してみました。
表は、大人の事情で載せれないですが、なかなか面白い結果が見えてきます。
ちょうど今朝、お話していたお客さんとも話をしていたんですが「突き抜けると、好き嫌いの好みの問題」になってくるという話です。
家の性能は、突き詰めるとかなり高性能になります。香川県でもより環境の厳しい北海道並みと言った住宅もあります。当然、こだわればこだわるほどコスト(費用)もアップし続けます。
じゃ、どこまでの性能にこだわるのか?
家の価格の感覚でいえば、一坪辺り70万円まででしょう。30坪の家で2100万円ってトコですね。
それを超えて来る家となれば、ハイスペックになります。
70万円以上の家は、趣味に近いかもしれません。
性能を追求したい!という方向けの住宅です。まさに、好き嫌いの部類です。
しかし家づくりは、今の生活の不満や不安から脱却するためのものであるべきだと僕は考えていますので、コストの掛け方もバランスが大事です。
話は戻りますが、床材に関しては突き抜けて欲しいです。
というのも、床材は種類が多いです。理由は、個人の好みに合わせられるように形や色、値段のバラツキを増やしたから。しかし、種類が多いだけで生活改善という視点で軸を置いた床材は数限りなく少ないです。
中には、無垢材の床暖房対応なんて矛盾した商品もあります。
モミの木の床材は、他の無垢材とは視点が違います。生活改善をする為に、室内の空気質にこだわるのがモミの木です。だから、種類がたくさんある訳じゃなく、1つだけ。答えは、一個なんです。
床材を始めとする内装材は、何の為に選ぶのか?自分たちにとってどうあって欲しいのか?
そういった所を、突き抜けて考えて頂けると分かりやすいのかなと思います。