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窓選びで重要視したい3つのポイント

河野です^^
ちょうど今日は窓の種類についてお問い合わせがありましたので、解説してみたいと思います。

1・開閉方法によってさまざまな窓がある

左右どっちからでも引っ張って開けれる窓、ドアのように押したり引いたりして開く窓、中心から上に持ち上げて開ける窓、開かない窓。
窓といっても、その開き方次第で窓の種類は変わります。
一番、馴染み深いのは「引き違い窓」と言われる、左右に引張って開ける窓ですね^^

この開閉方法での選び方は、「採風、採光、気密、景観、お手入れ」どこを重視するかで変化してきます。
例えば、吹き抜け等の高い位置に窓を設置する場合、採光を重視して、開かない窓(FIX窓)にしたり、気密性や通風を重視したい場所には滑り出し窓というものを採用したりします。
昔は、通風重視でジャロジー窓(ルーバー窓)を使用する家も多かったのですが、近年では気密性がほかの窓に比べて劣るので、少なくなってきています。

2・取り付ける位置によっても変化する

窓は取り付ける高さを変更できます。この変更できる事実を意外に知らない方が多くって、窓の打ち合わせの際に驚かれることはよくあります。
高さをどう考えるか?というのは結構重要な事で、部屋ごとの生活スタイルを考えながら決めていきます。
個人的にはリビングは外からの視線が通り抜けないように、窓高さを上げたりします。

玄関ホールなどの足元に光を広げたい場合は、逆に窓を床面に近づけて足元の採光を考えます。
他にも、外の景色を見るための窓や、家の中心にある為に暗くなりがちな部屋を照らす天窓など、窓の取付る高さを変えることにより、
生活が過ごしやすくなります。

3・シャッター雨戸や面格子という窓にプラスアルファ出来るモノ

窓の高さや開閉方法が決まれば、そこにもうひとつ考えておきたいのが雨戸や面格子です。
お隣との距離感や、防犯上の対策として、窓の外側にシャッターを取り付けたり、面格子と言われる格子を設置したりできます。
多いのは、浴室や洗面、洗濯室などの水回り関係の部屋の窓に付けることが多いです。

格子がつく理由としては、北側の屋外から窓が見えにくい位置にあるということや、換気の為に窓をよく開けたままにすることが多いからでしょう。

このように、窓も実際の生活スタイルを振り返って見ることで、選び方にも違いが出てくるものになります。
工務店やハウスメーカーも窓については、明るさや大きさについて説明することは有ると思いますが、
それ以外の高さや開閉方法など、なぜその窓を選んだかという説明を聞いて見ると、その住宅会社のこだわりが見えてくるのではないでしょうか?

以上、窓選びで重要視したい3つのポイントでした(*^_^*)

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※最近ウチの女性スタッフいちおし(笑)の福士蒼汰君がCMに出ているYKKのツーアクション窓。なかなか良いですね。゚+.(*`・∀・´*)゚+.゚


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