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家を建てる土地は、どのくらいあれば良いの?

河野です。

まずは、本日の御礼から^^
三豊市のT様、S様、打合せありがとうございました。
同じく三豊市のA様、お話しありがとうございました。

家づくりは、土地探しから!!という方にオススメの、土地の大きさについて解説をします。

まず、土地には家を建てられるスペースが決まっています。

残念ながら、いくら予算があっても、100の大きさの土地に100の大きさの家は建ちません。

これは、建築基準法の建ぺい率(けんぺいりつ)という規定によって決められています。

香川県では70%という、100の土地に70の家を建てるという決まりが多いですね。

ここで例を出してみましょう。

土地の大きさが50坪(約165㎡)とすると、建ぺい率による「住宅が建てられる大きさは35坪(約115㎡)」になります。
この35坪は、あくまで平屋の場合です。
二階建てにすると、その倍の70坪もの家を建てる事が出来ます。

そう考えてみれば、建ぺい率70%は、さほど厳しい条件では無いように思えますね^^

ただ、現実的には駐車場のスペース・物干しスペース・庭・給湯器等設置スペースなどなど敷地には「余白」が必要です。

どのくらいの駐車場や庭を考えているかで、求める敷地の大きさも変化していくので、
まずは自分達が何台の駐車スペースが必要か?などを考えておくと分かり易いでしょう。

ちなみに、参考例として。
総二階建ての家で30坪、駐車場で6坪、給湯器・物干し等で1.5坪、庭で3坪とすると、
家の30坪は半分になって15坪+6+1.5+3=25.5坪が必要になります。
その土地を70%で割り戻すと、36.4坪。
この36.4坪というのが最低限必要な土地の大きさになります。

もう少し細かく言うと、住宅のメンテナンスをする上で住宅の周囲に作業用スペースが1m程必要ですから、それが約10坪。
36.4坪+10坪で、「購入すべき敷地の大きさは46.4坪以上」となります。

伝わりましたでしょうか?

こういう計算を事前に概算でしておくことで、無駄に大きな土地の購入をせずに済みます。また、事前に家の大きさや、生活スタイルを考えておけますので、予算オーバーも起きにくくなります。

土地と言うのは、売れる時はあっという間に売れてしまい、売れない時は何年も売れない商品です。
素早く正確な判断が必要になる事は間違いありません。

そういった意味でも、家・生活スタイルを「先に検討しておくというのは有意義なものです」
土地購入の際には、ちゃんと自分たちに合う土地の大きさなのか、キチンと知ってから購入して欲しいと思います。

以上、家を建てる土地は、どのくらいあれば良いの?でした^^


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