blog

シーリングレスの外壁

河野ですヾ(@⌒ー⌒@)ノ

ここ数日、来年へ向けて新工法や新素材を検討中です。なかなか家に使用する全てのものを見直すには、時間が全く足らないですが(笑)常に改善はし続けて行きたいと思います。

昨日、今日で見直しているのは「瓦」と「外壁」。

どちらも家の外観を決める大事な要素です。

瓦の場合は、現在使用している瓦が機能性や、耐久性にとても優れているのですが、見た目のバリエーションを増やすという意味で、新しいものを検討中です。

この新しいものを検討する場合は、僕の意見だけではなく、職人さんの意見も取り入れます。

ウチにお仕事に来てくれる職人さんは比較的、「良いも悪いもぶっちゃける」素直な人が多いので、

正直に意見を言ってくれます。

そういう意味で、非常に僕はラッキーです。

来年、瓦が変わるかもしれません。変わらないかもしれません。ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

次に外壁です。基本はサイディングを使用するのですが、今年の始め頃から「シーリングレスサイディング」をメーカーさんがプッシュしてきます。

でも僕は、価格が高過ぎるので採用しませんでした。

価格って、ある程度は高くても性能があれば、長い目で見れば満足だよねー。って考えが出来たりもします。

良い例が、和瓦です。最初はちょっと高いですが、一生モノです。

高いだけの事(理由)はあるな!って感じです。

さて、話を戻しまして。

シーリングレスのサイディング外壁。

サイディング同士のジョイントにシーリングを使用し無いから、長持ちしますよ。

メンテナンスコスト抑えますよー。というのが、外壁メーカーさんの言い分です。

いやいや、ちょっと待って。

本当に全部シーリングレス(シーリングが無い)なの?

実は、シーリングあるんです。

窓の周りとか、家の角になる出隅(でずみ)と呼ばれる部分にシーリングはあります。

そこってどうなの?と思いませんか?

外壁メーカーが言うには、雨漏りのリスク(危険)は少ない部位だそうですが、長い目で見ると心配です。

仮に15年後に直す必要があるのならば、従来のサイディングメンテナンスコストと大して変わりません。

そうなると、シーリングレスサイディングというだけで、通常サイディングの1.5〜2倍の初期投資が必要な材料であるという現実分だけ、損な気がします。

と言いつつも、シーリングレスサイディングも安くなったりしてるかなー。と思い、価格を調べて見ましたが、やはり家1軒分で70万円〜100万円くらいは、余分に必要なようです。

まだ採用するには、ほど遠いなぁ(笑)

それだけコストアップするなら、メンテナンスコストの安い塗り壁で工事した方が、よっぽどお財布に優しいと思うのです。

以上、シーリングレスの外壁について書いてみました。


関連する記事