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土地に家を配置する時って、何を考える?
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河野です。
家を建てる時って、家の周囲も大事なんだよ。っていうお話が本日の話題です^^
いざ、土地は決まった!そんでもって、次は家を考えよ!というのが土地探しから始めるご家族の流れです。(一般的にはね)
この時、住宅会社が「良い感じ」に建物を配置した図面を作ってくれる訳なんですが、色々チエックしておくと、、、、
「あーーー!こんなはずじゃ無かった!」というのを減らすことが出来ます^^
では、そのチエックポイント①
家の周りには作業スペースが必要。
これ、当たり前のようですが割と無視されてる家もあります。
新築の時には足場を作って作業が出来たはずなのに、十数年後カーポートが邪魔で足場が出来ないとか。
お隣さんも、自分ちも、土地の境界に引っ付け過ぎて、お隣の土地を借りないと作業出来ないとか。
基本は、家の周りに1m程度のスペースがあれば後々のメンテナンスが楽に出来ますよ^^
チエックポイント②
家には色々くっつく設備があるんです。
これは、簡単なようでイロイロ難しい問題があります。
家には、給湯器(お湯を沸かすやつ)や電力メーター(電力使用料の確認)、合併浄化槽(駐車スペースにしにくい)、電話線の引込やテレビアンテナ、など色んな設備が外壁に付きます。
それぞれに、点検や確認、メンテナンス交換が必要なものがあり、それらを適正に配置されているかどうかで、将来的な交換費用が変わります。
あと、最近多いのは騒音問題。
「ドカーン!!」とか、「ズキューーン!」など派手な音はしませんが、夜眠っていると「ブーーーーン」と静かなのに、妙に響く音に遭遇する場合があります。
多いのは、給湯器や合併浄化槽に空気を送るブロアー(マニアック!)の運転音が原因です。
ですから、寝室には近づけないような間取りもしくは設置位置の配慮が重要になってきます。
寝室の近くに、「音が出そうな機械」があるようでしたら移動を検討して貰いましょう。
チエックポイント③
庭。
えぇ、ニワと書いて庭です。
これは、正直難しいです。
よく少し大きめの土地は、「お庭で遊べて、ガーデニングとか出来るし良いじゃないですかー」なんて
住宅会社の褒めまくり話を聞きます(笑)
ちょっと待って!
本当に、ガーデニングします?
土地が大きいのは良い事のように思えますが、家も土地も「長年、管理をしていく大切な財産」です。
ですから、適切に管理できるかどうか?というのはとても大切です。
もちろん!
どうしても、この土地しかない!
ここが、気に入った!
そういう理由で、土地を選ぶ方も居ます。
そういう場合は、「うまいこと土地と家と付き合いましょう」
外構計画という土地の余白部分を使い易く工夫できるのも、そこに住むご家族が居るからです。
家族の住み方を考えながら、「うまいこと管理していきましょう」
ホンマは家の大きさを先に決めたら、土地の大きさは決めやすいんですけど、
なかなか売り土地も少ないので(汗)
土地探しは70点で、満点ぐらいに考えると決めやすいと思います。
さて、やや脱線したかもしれませんが土地と家には密接な繋がりがあるというお話でした^^