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埋まっちゃいけないサイコロ。

河野です。
最近、お陰様で工事現場も順調に進んでおります。
雨よ、サラバ!(笑)

さて、今日は三豊市のM様邸。
配筋検査でした。

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こんな感じで、基礎の中にはたくさんの鉄筋が入ります。
それぞれの位置によって役割も違います。

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この青丸さんの中にある、サイコロみたいなブロック。

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アップにするとこんな感じです。
このサイコロ。大事な役目があります。
それは、工事において鉄筋コンクリートを打設する際、鉄筋が動かないように所定の位置へ固定させるとともに、必要なかぶりを保つために用いる材料である。byウィキペディア。

という訳なのです。「必要な間隔を確保する為の材料」という訳なんですね。

でも、このサイコロ。

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こんな風に埋まってしまってはNGです。
鉄筋の周囲にコンクリートが充填されにくくなり、鉄筋の錆や強度不足になるからです。

先日も、別のお客様宅で第三者検査員と話をしてましたら、結構多いそうです。
「埋まってるやつ」

正しい施工方法としては、
下の画像のような感じで、サイコロの下の砂利をしっかりと転圧(締め固めること)しておくと、埋まりません。

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「キレイに転圧してますね」って褒めて頂きました^^v
※写真は下手くそですね(笑)

このM様邸は来週には基礎がほぼ、完成しそうです。
次の工程が楽しみですね♪

以上、埋まっちゃいけないサイコロでした!


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