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ZEHと2020年省エネ基準適合義務化は一緒じゃないです。
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河野(兄)です。
昨日、ZEHと2020年問題について質問を受けたので、簡単にまとめてみます^^
そもそも、ZEHとは??
ゼッチ(ZEH)と省略して呼ばれますが、正しくは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略です。
似たような呼び方で、「ニアリーZEH」というものもあります。
この二つは、全く別物ですので勘違いにご注意ください。
分かり易い言い方で言えば、
補助金が貰えるのがZEH、貰えないのがニアリーZEHです。
さて、このゼッチ(ZEH)とてもよく聞きます。お客さんからもZEHって出来ますか?という質問も頂きますし、今からはZEHでしょ!なんてメーカー営業マンに言われたりもします。
で、聞いた中で一番怪しいのが、ZEHが2020年に義務化だというお話し。
これは、間違ってます。
確かに国としては、2020年に過半数の新築住宅をZEHにするという普及目標はあります。
が、義務化ではありません。
2020年義務化予定だよーというのは、「平成25年省エネ基準」という基準が義務化予定です。
決してZEHではありません。
ダマされないようにしましょう。
ここで伝えておきたいのは、「不用意に煽られないようにしよう」ということです。
ZEHにするなと言っている訳ではありません。
家を検討する上で、不必要に煽られて、急かされて、検討期間を短くするのはもったいないと思います。
2020年義務化予定は「平成25年省エネ基準」といわれるものです。
ちなみに、この「平成25年省エネ基準」
今でも、ほとんどの新築住宅がクリアー出来てるはずです。そのぐらい、基準としては簡単なものです。
あんまり省エネ基準適合を、さももの凄いことのように営業されると、逆に怪しいと思います。
性能としてはやや悪いくらいです。
ちなみに、基準数値としてUA値というのが0.87以下であること。(0.87より小さい数値)が基準です。
ZEHの場合は、このUA値が0.6以下であること。
補助金を貰うためにはUA値を0.5以下だったかな?そのくらい性能を向上しないと難しいです。
高性能な家から補助金が分配されるので。
ピースホームとしては、UA値0.45~0.55あたりの数値の家が多いです。(基本、ZEH基準クリアーしてます。)
こういう性能値はある一定レベルまでは、費用をかければ向上出来ますので、性能重視という方にはお薦めです。
ただ、性能向上に費用を掛けすぎるよりは、内装にも費用を分配して、バランスの良い、過ごしやすい家を建ててほしいなーって思ってます。性能値がいくら良くても、住み心地がイマイチなら嫌ですもんね。
いわゆるコスパの良い家を心がけましょう。
じゃ、どうやったらコスパの良い家が出来るのか?
その辺は、またの機会に書きたいと思います。
以上、ZEHと2020年省エネ基準適合義務化は一緒じゃないです。でした^^