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土地の上に、建物はどうやって配置する?

河野(兄)です。
土地は見つけたものの、どういう風に家を置いたら良いのか?そんな悩みに3つのポイントに絞って、お答えしたいと思います。

まず、最初のポイントは「土地の周囲を見る」です。
お隣さんが家なのか?道路なのか?周囲の状況を見ることで、自分の家の駐車場の位置が決まってきます。
注意してほしいのは、高低差と言われる道路と敷地の段差があるかどうか?この高低差が大きいと、駐車しにくかったり、家の配置が道路から離れる必要があったりと、工夫を求められる場合があります。

2番目のポイントは、「家の周囲を考える」です。

家の周りには様々なスペースが必要になります。
工事をする上で必要な仮設足場のスペース(約1m)、家のお湯を沸かすための給湯器スペース、エアコンの室外機スペース、浄化槽が有れば浄化槽の設置スペース、そして駐車場や門、ウッドデッキなどなど。

家を建てる前後では、色んな付属物が付いてきます。
そういうスペースが周囲にどのくらいいるのか?

分かり易いのは、家の間取りに東西南北それぞれに1.5m~2mを足した数字でしょう。そのくらいのスペースが駐車場以外の方角で入れば、全く問題無い土地です。

ちなみに駐車場は、幅2.5m奥行5.0mが1台分として最低限必要です。軽自動車ならば幅は少なくて済みますが、普通車の大きなやつだと奥行や高さ方向にも注意が必要です^^

さて最後の3番目は「日当たり」です。

間取り図の上では、日当たりの良い部屋として東や南に配置されますが、実際の土地は間取り図通りに日当たりが良いかどうかは別問題です。当たり前ですが、ここが重要です。(土地を見てから、間取りを書けば良いんですけどね)
家の配置において基本は、南側を出来るだけ空き地にすることです。南側の太陽は、夏は角度が高く、冬は角度が低いという季節によって建物側で対策のし易い方角です。夏は暑さをさえぎり、冬は暖かさを取り込むという考えですね。

ですから、南側は3m以上空き地として確保できるとベストです。(お隣の状況にもよります)

東西は割と、お隣と距離が近くても元々陽射しがキツイ方角なので問題無いです。窓の位置には注意が必要ですけどね^^

土地に建物をどう置くかで考えるべきは、周辺から。

遠くから考えて、段々と自分の土地、建物に着目して行くのが、配置において間違いのない順番です。
日当たりを重視過ぎるあまり、駐車がしにくいとか、玄関が遠いなんて事にならないように、まずは周辺の土地からじっくり検討してみましょう。

以上、土地の上に、建物はどうやって配置する?でした^^


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