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変動金利ローンが多い理由
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民間住宅ローンの実態に関する調査2017年度版を見てみた
河野です。
おはようございます。
住宅ローンって、変動金利とか固定金利、全期間固定金利など金利タイプによって選ぶようになるんですが、国の統計データを見ると変動金利が約半分を占めています。
なんで、そんなに変動金利が多いのか独断と偏見で書いてみようと思います。
なぜ変動金利を選択するのか?
一番目の理由は、金利が低いから。
金利が低いと、支払額が安くすみます。
例えば2500万円借りる場合、
変動金利だと
0.5%→64,896円
全期間固定金利だと
1.4%→75,327円
その差、月々10,431円と違います。
※でも、これ住宅ローンを払い終えるまで同じじゃないんです。
二番目の理由は、変動金利を勧める人が多いから。
特に住宅会社の営業マンや、住宅会社から派遣されるFPさんに多いです。
※住宅会社紹介(派遣)のFPさんもその住宅会社の希望に沿って進めることが多いから要注意ですよー。
ちなみに。
変動金利をすすめる理由は、住宅が売りやすいからです。
「家賃並みで住宅が購入できますよー」とか
「金利が安いから少し多めに借りても大丈夫ですよ^」とか
「住宅ローン減税で控除があるから1%以下で借りたら利益出ますよ」とか
甘い罠が待ち受けています。(苦笑)
このようにパッと見とてもお得そうな変動金利ですが、やはりお勧めできない理由はたくさんあります。
逆に言うと、お勧めできない理由を全て問題なしと出来る人も居ます。
でも、今から書くことが一番大事なんですが、
「今から子供を育てていくご夫婦」
「幼稚園、小学生の子育て中ご夫婦」
は、ここ一年くらいは「全期間固定金利」がお勧めです。
理由は貯蓄を始める世代だからです。
お金を貯めるには理由が要ります。
車を買うとか、家を買うとか、子供が生まれたとか、結婚したとか、
理由は様々ですが、特に子育て世代の貯蓄意識は高いと思います。
皆さん、「将来のために、子供のために貯金しよう」と考えている人は多いです。
そんな貯金しようと思ってる人には「全期間固定金利」がお勧めです。
なぜかと言うと、毎月の支払額が安定しているから。
これ以上のベストな理由は無いと思います。
と、ここまで書いてきましたがいかがでしたか?
変動金利は「子育て世代には向かない」という話。
ぜひ知っておいてもらえたら嬉しいです^^