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完成見学会報告!

昨晩、奥さんと子供の眠る横顔を見て、「あ~なんて俺は幸せなんだろう」とニヤニヤしていた河野です(笑)

本日、T様邸の完成見学会を行いました!初日ですね!

見に来て頂いた14組のご家族の皆様、本当にありがとうございます^^
モミの木ご存知の方や、ウチの会社を広告とかで見かけて前から知ってくれてた方、今打合せ中のお客様など
たくさんのお話しさせて頂きました!

午後はバタバタして、満足にお話も出来ない場面もあったかもしれませんが、いかがでしたか?

興味を持って頂けましたら、また僕達に会いに来てくれたら嬉しいです^^

明日も10時~16時で、見学会をしてますので是非、見に来てくださいね。

※今日、道路が一部通行止めでご迷惑をお掛けしました。

明日、迷われた方は

0120-12-8884まで

お電話頂ければご案内します^^

詳しいイベント情報はコチラ♪ 


暖かすぎるのも考え物。

河野です^^

一気に寒くなってきましたね。
人と会って話すときも、コタツの時期だとか電気ストーブ出さなきゃとか、電気毛布とか、あったかワードが出てきますね。

で、河野さんは何か出したんですか?って聞かれます。

僕は何も出してません(笑)
身体が大きいから、寒さ知らずではありません(笑)

実は、苦手なんです。

コタツも電気ストーブも、電気毛布も。ついでに床暖房も。

別に電気だから嫌って訳では無いです。

灯油ストーブも苦手です。

さて、これらに共通する物は何でしょう^^

正解は「均一な暖かさ」です。
僕は均一な暖かさが苦手です。

といっても、適温で湿度も程よい環境は大好きです。

暖房器具って、体を暖めますよね?
それが普通だし、皆さんは気持ちよいと思うのかもしれませんが、僕としては「ずっと暖かい」のは「暑い」に変わるのです。

体温が上がり過ぎるというか、冷めないというか、とにかく暖房器具の近くで居ると10分くらいで耐えられなくなります。(汗)

10分後にはクールダウンしたいです(笑)

暖房器具の暖かさって、本当に均一だと思うんですよ。27度の暖かさの感じ方が、僕でも門田でも川口でも27度なんです。
でも、時間経過するとそれぞれの人の肌質とか体質で温度や湿度が快適と感じる範囲は違うんです。

伝わりますかね?

暖房器具は、温度は均一なのに快適に思う人と不快に思う人が居ます。

床暖房なんか、僕の天敵です^^;
隣に座ったオジサンは「あー暖かいねココ、気持ち良い」とすぐに言い、10分も20分も滞在しますが、僕は「あ、暖かいねー」と言った後、3分で「暑いなココ」と言います。

これが夫婦とかだとケンカの元にもなります。
冷え症の奥さまと暑がりの旦那様。
床暖房を付けたら、奥様は「暖かい」旦那様は「暑い」大変です。

こんな暖房器具の均一の暖かさは意外に個人差を生み出します。

そこでモミの木の家の登場です。
モミの木の家だと、個人差の快適・不快の差が減ります。
床の表面温度は、奥様が座る位置も旦那さんが座る位置も最初は同じです。
時間が経つとどうなるか?

その個人の体温に近くなります。

奥様の座る場所は奥さまに。旦那様の座る場所は旦那様に。
そうすると、いつまでたっても「暑すぎる」とか「寒すぎる」という感覚になりません。

床暖房みたいに「うわぁ!暖かいね!!」と驚きの声はいきなり出ませんが、いつまでも座って過ごせます。

家って、そういう「しっくり感」のが良いんじゃないかなと思います。

実は、暖かすぎるのも考え物なんだよっていうお話でした。


階段の段数と告知

ピースホームの河野です^^
この間、12年くらい前に建てた家に訪問する機会がありました。
当時は、24歳。若かったです(笑)

このお家、実は僕が一人で設計させて貰った初めての家なのです。
当時は、とにかく悩みました。
とにかく初めてづくしですから、何度も書き直して、何度も測って、出来る限りの精いっぱいで
家を建てさせて頂いた想い出があります。

書いてるだけで懐かしい^^

そんな初めてのお家ですが階段にこだわりました。
階段の幅と踊り場の使い方です。
荷物の出し入れが多いので、階段は広く。というお客さんの要望で階段の幅は、1100mmと幅広く取りました。
踊り場には、階下と繋がる小窓を取付。

これが、とても好評だったようで12年後の今でも「これ付けて良かったー」と喜んでもらってます。
嬉しいですね^^

さて12年後の現在の階段と言えば、蹴上げと呼ばれる足を上げる高さと、踏面と呼ばれる足で踏む広さが重視されています。
モミの木の家の場合は普通、階の高さを2895mmに設定しています。
あまり背の高い家にしないという事です。

この階高を決まった段数で割り算すると、とても足を上げやすい高さになります。
14段で割ると、約20センチ。15段だと約19cmの段差になります。

昔、某ハウスメーカーさんの家を見た時があったのですがその家は、足を上げる高さが18センチ。
踏面(足で踏む広さ)が30センチもありました。
足をあまり上げずに、ゆったり足を置きながら階段を上り下りできる訳ですから、楽チンに思うでしょ?

でも、あんまりゆったり階段を作ると、いつまでも二階にたどり着けないんじゃないか?なんていう錯覚を起こすくらい上がるのが面倒くさくなります(笑)
これは、本当です。
段数が多すぎて嫌になります。ちなみに、その某ハウスメーカーは確か17段くらいあったんじゃないかな?
なぜ、そんなに階段の段数を増やしたのかは未だに謎です。

モミの木の家の設計だと、14段or15段です。
緩すぎず、急過ぎず、モミの木による浮造り効果で滑らない階段が出来上がります^^

でも、最近は平屋が人気です(笑)
モノスゴイ人気だと思います。
少し前は、依頼を受けているお客様の7割が平屋でした。

そんなモミの木の家の平屋造りが出来ました。
来週末の見学会なので、皆様のご参加お待ちしております。

見どころは、リビングでも洗面所でも寝室でもどこでも洗濯物の室内干しが出来るモミの木の空間です^^
モミの木の使用量は、床面積の2倍が適正とされています。
その為、床はモチロン、天井や壁にもモミの木を使用して適正量を確保する使い方をしています^^
※塗り壁も有るよ!!

ぜひ、モミの木の家の良さを体感しに来てくださいね^^
イベント情報はこちらから^^


大工さんとの付き合い

こんばんは、河野です^^
今、モミの木の家が2軒完成に近づいています。

それぞれが、モミの木の良さを上手く活かせるようにこだわりながら、
楽しく家づくりさせて頂いています。

そんなお家の工事報告です。
T様邸。

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壁面下地(これ大事)にモミの木をタイル形状にしたものを貼り付けています^^
この時(お昼頃)はまだ完成していませんでしたが、夕方には出来てたかも。

モミの木がもたらす効果としては、消臭効果がなかなか優れています。
その家、特有の「匂い」を軽減、無くしてくれます。
今回のT様邸も、モミの木の効果をより感じようという事で、多くのモミの木を内装材に使用してます。

このタイルも、玄関横の壁にドーンっと張っていきます。

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こういう作業も大工さんが、やってくれます^^v

この大工さん、僕とは14年くらい前から共に仕事をしています。
お互いに22とか21歳くらいだったんじゃないかな?

ピースホームを僕らが作った4年前も、初めてのお客様(T様)の家を担当してくれました。二番目のK様もですね。

僕が建築を始めて、一番長い付き合いなんじゃないでしょうか?

このブログも時々見てくれるらしくて、今日写真撮りに行ったときにも「楽しみにしてます」と言って貰えました^^

こんな、付き合いの長い大工さんが居てくれるから僕らの家づくりも上手く進みます。
ウチには気の良い、真面目な職人さんが多いです。これも、ウチの自慢の一つですね。

今度、このブログで職人さん紹介とかも良いですね♪

以上、簡単ですが大工さんとの付き合いでした。


使い方で切り方を変える木材、その理由とは?

河野です^^

パソコンのペイントソフトで絵を描くの楽しいですね。
マウスを握る手には、モノスゴイ力がかかりますが(笑)
自分で描くと、身に付きます^^

今日は、丸太の切り方のお話です。
木造住宅の場合、当然ですが木を多く使います。
以前に適材適所という記事を書きましたが、実は木の切り方にも違いがあります。

その切り方一つで、家の中の空気感が変わります。

では、どういう違いがあるのか河野の画力で表現してみようと思います。

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上の図は、丸太を輪切りにしたイラストです。
その輪切りをさらに細かく、赤と緑色の四角でカットした場合、
赤い部分と緑の部分では模様が違うのが分かりますでしょうか?

一般に、丸太の中心に対して直角に切ったのが「柾目(まさめ)」というものです。

逆に、平行に切ったのが「板目(いため)」です。

この切り方ですが、用途によって使い分けられています。
代表的なのが、この樽と桶です。

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樽の用途ってなんでしょう?
僕のイメージはお酒です。ウィスキー樽。

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ウィスキーなどお酒の保存に、昔から使われてきました。
保存の用途ですから、当然、液体がこぼれてはいけません。

という事は?
樽は水分を逃がさない性質があります。

さて、桶の用途はどうでしょう?

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ちらし寿司の桶なんか、昔はよく見ましたよね^^
このちらし寿司、プラスチックの桶で作るとベタベタし易いの知ってますか?
理由は簡単です。
ご飯の水分をプラスチックは吸わないから。

だから、いつまでもプラスチック製の桶はご飯がベトベトしやすいです。
うちわでパタパタ扇いでも、一苦労です。

でも、昔ながらの木の桶で作ると、そうはなりません。
この理由も簡単です。
桶が、ご飯の水分を吸ったり吐いたりして調湿してくれるから。

だから、木の桶で作るとちらし寿司が美味しく出来上がります。

このように、「水を通さない性質」と「水を通す性質」を用途に応じて、使い分けていたんです。

さて、ここで問題。

は、柾目?板目?

は、柾目?板目?

上の画像の木目をよく見ると、何となく違いは分かってくると思います。

正解は、

樽=板目

桶=柾目 です。

という事は、板目=水を通さない性質であり、柾目=水を通す性質でもあります。

一般に無垢材と言われるものは、この板目と柾目がゴチャ混ぜにされていますが、使い方を考えてみれば自ずと使用場所がわかってきます。

水を通しにくい板目は外壁に、逆に調湿し易い柾目は室内に。

そういう使い分けをする事で、過ごしやすい家が出来上がります^^

さて、もみの木は「柾目」の切り方で作られます。
という事は、、、、室内に使用して「調湿」して貰う為の材料だと言うことです。

いかがですか?

無垢の木といっても、使用する場所によっては木の切り方が違うこと知って貰えたかなと思います。
参考にしてみてください^^

以上、「使い方で切り方を変える木材、その理由とは?」でした。