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掘り下げる面白さ

取っ手一つでも考え方が違えば、結果も違う

河野です。
玄関ドアの取っ手って皆さん、何を基準に選びましたか?

多いのは、手動錠で開け閉めするか、電気錠で開け閉めするか、じゃないですか?
後は、デザインかな?

でも
それ以外にも秘密の選び方があるんですよ。
知ってます?

意外と知られていないし、説明を受けた人も少ないかもしれません。

実は、静電気が起きにくい取っ手と、起きやすい取っ手があります。
手動錠の取っ手はアルミ製なので、静電気起きやすいです。
なので、冬場は少し怖い。(体質にもよるんですかね??)
電気錠は樹脂製なので、安心です。

これがポイント1です。

さらに、、、ポイント2があります。
それは、取っ手の温度。
アルミ製は夏が熱い!!そして冬が冷たい!!
樹脂は、そーでもない。

熱の伝わり方が、素材で違うのでこういう現象が起きます。
最近の窓と同じですね。

こうして聞いてみると、単純な便利さよりも生活のし易さで選びやすいですよね。
面白いでしょ?

この話、意外と聞いたことが無い人は多いと思います。

大事なのは掘り下げて落ち着いて考えてみること

家づくりは楽しいです。
特に、見た目の華やかな設備品などを見る時は、テンションが2倍になります。
でもでも!!
大事なのは「生活のしやすさです」

生活を便利にするという意味での生活しやすい環境。
ではなくって、、、

何もなくとも過ごしやすい家という意味での生活しやすい環境。というのを是非基準にして欲しいなと思います。

僕は最近まで、電気錠なんかイラナイ派でしたが、静電気や熱さ寒さの話を聞くと、アルミの取っ手は無しかなーと気持ちが揺らいでいます。
さぁ、どうしよう。

こういう新たな視点が出てくると毎回、僕は自分なら使うか、使わないかを考えます。
ちなみに、現在の心境は予算に余裕が少しあれば、取っ手を電気錠に変えるです。

絶対では無いです。絶対を10点としたら、電気錠は6点くらいかな。
理由は「玄関開け閉めするのは一瞬だから」

それよりは、家の中を快適にする方向にお金を掛けたいですね。
機械を使わずに、快適に過ごせる空間。
それがベストです。

あと4日です!ラブ&ピース祭り

ちょっとお天気が気になってきましたが、残すところあと4日!!
ぜひぜひ、遊びに来てほしいラブ&ピース祭り!

家族の夏休みの思い出作りにぜひ、利用してください^^
写真撮影できるイラストパネルなど楽しいアイテムたくさんです。

そして。
な、なな、、なんと!!モミの木のベッドも登場します!!
工事の余り材で作ったんですが、かなり本格的な仕上がりになってます。
勢いで、サイドの壁も可動式で作っちゃいました。
やり過ぎた(笑)

写真が今ないのが、ものすごく残念!!

当日は実際に寝転んで貰ったり、いろいろと体験できますので、
モミの木ってなーに?という方は、コロンッ♪と寝転がってみてね。

そのほかにも、無垢材といえどもどのくらい調湿効果があるのか?
実際にモミの木と調湿実験で比べてみたり、家の中の空気を自然素材で整えるための工夫をいろいろと見れる展示にします!

ぜひ!遊びに来てくださいね☆

https://www.peacehome-kagawa.jp/news/event/entry-942.html


最高に嬉しかったモミの木の話

とても幸せな気持ちになった話

今日は「伝えたいことがある」と連絡のあった、モミの木の家に既に住んでいるお客さんの所に行ってきました。
とても嬉しい「伝えたいこと」だったので、ここに書こうと思います。

そのお客さんの家には、夏に毎年泊まりに来る親戚の子が居るそうです。ただ、その子は僕と同じアトピー性皮膚炎だそうです。
同じアトピーの人だと共感しやすいのですが、特徴としては日常的に痒みがあって、なかなか集中出来なかったり、夜も痒いので無意識のうちに肌を掻いてしまって寝付けないなど、夏場は過ごしにくい季節です(汗)

そんな過ごしにくい季節に、モミの木の家に泊まりに来てくれたそうです。

しかし、いざ家に入ると「気持ち良い!」と言ってくれたそうです。
聞いたところによると、ずっとゴロゴロして家から出なかったとか(笑)
嬉しかったのは、その家に居る間、一度も肌を掻かなかったというのです。久しぶりにゆっくり眠れたそうで、同じ病をもつ僕としては、涙が出るくらい嬉しかったです。

病気なんてものは簡単に治りません。
家が病気を治すなんて事は、言えません。

ただ現実として、僕と同じアトピーの子供が、肌を掻かずに一晩を穏やかに過ごせたという報告は僕にとって何よりも嬉しいことでした。

病気を軽減するなんて、軽々しくは言えませんが、気持ち穏やかに毎日が過ごせるっていうのは素晴らしいことなんだと皆さんに知って欲しいです。
穏やかに過ごせる環境に、モミの木が、そして僕たちピースホームが少しでも貢献できたなら、これほど嬉しいことはありません。

モミの木の良さを、家の内装材にこだわる大切さを、もっと皆さんに伝えたいと思います。
今日は、最高にうれしい一日でした。

S様、ありがとうございました。


室内ドアの選び方

まずは一言。

河野です。
昨日、商品勉強の為に岡山県に行ってまいりました!!
感想を一言で言うと、熱気が凄い!
担当の営業の方が、もの凄く熱心なお二人(主にそれ(笑))と言うのもあるんですが、とにかく商品数が多いですね。
見ごたえ十分でした!

室内ドアの選び方

これまた今日は、たった一つだけ伝えようと思います!

「室内ドアは耐久性で選べ!!」

で、ございます。

どうして耐久性なの?

もちろん、可愛いドアやハンドルレバーを重視したいという方もいらっしゃいます。
でも、意外にというか案外、どのメーカー商品も色柄の流行は押えてます。流石です。

なので、デザインに大きな差は無い。と今日は、しておきましょう。

そうすると次は価格。も大事だけど、耐久性大事です。
何故かと言うと、家を建てた後に問題が多いのが「室内ドア(引戸)」だからです。
毎日開け閉めしますからね。

僕達もアフターメンテナンスという形で新築後のお客様宅を訪問しますが、室内ドア(引戸)の問題が圧倒的に多いです。
簡単な調整で直る事もしばしばですが、
そういう問題の少ない長持ちするメーカーさんのドアって、有ると思います?
メーカーが違えば、差があると思います?

これが実はあります。

実際に僕も自宅で使ったり、10年以上昔のお客様宅から情報を頂いたりしますが、結構差が有ります。
どんなドアにも共通してるのは「たいがい直せる」という事。

でも、「直す頻度は違う」んです。

なので、「出来るだけ直さなくても良い耐久性の高い室内ドア」を選ぶのが今日のポイントです。

後は、直接会った時に僕に質問してください。

イロイロ話します。(笑)
※やっとこ、モミの木の実験ボックスが出来上がりました!近々、驚きの実験やります。ポイントは結露!


ブロック塀の建築基準法違反

こんばんは、河野です。
大阪の地震、大変な状況ですね。お見舞い申し上げます。

報道でブロック塀の建築基準法違反だという話も、よく聞きます。
建築業界で働く身としては、とても悲しい事故ですし、倒壊した写真を見て「うわ!危ないな、この積み方」というのが正直な感想です。

でも現実問題、大阪だけじゃなくてここ香川県でも危ないブロック塀は、そこら中にあります。
体感で言えば9割以上はアウトなんじゃないかなと思えるぐらいです。

気をつけて欲しいのはブロック工事の違反は、どこにでもあるという事です。
以前に、とあるブロック塀の工事見積もりを提出したのですが、その後お客さんはその価格を比べようとして別の会社にも見積りを依頼しました。ところがその業者がお客さんに出した見積りは「控え壁が無い」見積りでした。

控え壁が必要なブロック塀工事なのに。

またある時は、御見積もりの説明時に「控え壁が必要ですので○○箇所見積もりしています」と説明した際に、「予算が無いから控え壁削れないの?ヨソでもあまり見たことが無い」なんて言われることもありました。

ヨソで見ない事が普通では無いんです。
危ないのに対策をしていないブロック塀があまりに多いんです。

南海地震を想定した際に、避難場所は小学校や近くの体育館、公民館などが指定されていると思います。
でも、そこまでにたどり着く前に、道の脇にはブロック塀があります。
住宅が密集している地域の場合、ブロック塀が倒れると、人命はもちろん、救助活動などの車も通れない場合もあります。
避難経路が危険になる訳です。

ですからブロック塀を造る場合は、しっかりとした施工が必要です。
予算を削るならば、ブロックを低くすれば良いと思います。
視線を遮りたいならば、目隠しフェンスを造るという手法も有ります。

色んな手立てはあるはずなんです。

でも世の中は「安い、手っ取り早い」が流行ります。

この事故で、法律改正があるのかどうかは分からないですが、
法律うんぬんよりも、人の意識の持ち方一つでこの事故は防げたのにと思うと、残念でなりません。

あと、ネット上で見た動画なんですけど、ブロック塀の実物大耐震実験、施工方法がオカシイのありますね。
なんで大人があれだけ居て、オカシな非現実的な実物を作り上げるのか?
世の中、怖いです。

正しい施工法が広まって、業界の意識がもっともっと高まるようになれば良いのに。
日々、勉強ですね。

では、また。







絶対な物と、絶対じゃない物があるんです。

カタログを作り直してて、話題に出た。

おはようございます。河野です。
ついさきほどカタログを作り直してて出た話題。
断熱材の紹介は要るのか?要らないのか?

一瞬、迷いましたが結論はすぐ出しました。(笑)

結論、「要らない」です。

絶対じゃない物、その先にあるもの。

断熱材は絶対じゃないです。ベストなものなんか、未だに無いです。
断熱材には必ず、メリットもデメリットもあります。
今使っている断熱材も10年後に薦めれるか?と聞かれると、正直分からないです。
10年後は10年後の良い商品が出来ているかもしれないからです。

ですから、断熱材はその時のベストだと思う商品でご提案しています。
という事は、、、、
カタログに断熱材の商品なんて書かなくて良いのです。

変わる恐れのある商品名なんか、どうでも良いのです。
それよりも大事なものがあります。

どういう室内環境を作りたいのか?という事

断熱材はその名の通り、屋外の厳しい暑さや寒さを軽減する為に使用されます。
目的は快適な室内を作ることです。

快適な室内を作ることが目的であって、断熱材はただの手段なのです。
ですから、カタログに書くのは断熱材の商品説明では無くて「どんな快適な家になるのか?」という事じゃないかなーと思ってます。

知りたい物。絶対な物転じて、ベストなモノ。

という訳で、「どんな快適な家なのか?」これを少しでも伝えたいし、家を建てようとする人は知りたいと思います。
だから商品名は書かないで良いと思います。
もちろん知りたい人は教えます^^
断熱材は、いつまでもベストじゃないもの。でも、モミの木はいつまでもベストだと思っています。
だから、「モミの木の家」という商品名で家づくりをさせて貰ってるし、今までもこれからも内装材という選択肢では、ベストはモミの木と答えます。
モミの木だからじゃなくて、細かい製作の段階も大きなポイントなんですけどね。

世の中、ベストなものって案外少ないと思うんですよ。
コンビニのアイスカフェラテだって僕はシロップ1個ですけど、妹はシロップ無しなんですよ。

ね?シロップの数違うでしょ?(笑)

その人、その人によってベストの選び方は違いますけど、願わくば家づくりにはモミの木の良さと言うのを一度は知って、検討して頂ければ嬉しいですね。

では、また!