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温度のバリアフリー

こんばんは。ピースホームの河野です。

今日は、2組のお客様と打合せでした。
ちょうど2組とも同じ進み具合のお客さん。
忙しくなりそうです^^ 楽しみです♪

さて、寒いですね!(笑)
朝方とか、夜の遅い時間帯はとにかく寒い。
僕が今住んでいる家は築10数年経っている家ですが、
当時の断熱性能と今の新築の性能では大違い。

どのくらい違うかと言うと、
まず僕の家は、今の時期だと部屋の中で5℃とかじゃないでしょうか?暖房を付ければ部屋は暖まりますが、足元は寒いまま。厳しい環境です(汗)

逆に先日建てたお客様の家の場合はコチラ。

すみか
室温18℃(床下の温度なので、体感はもっと暖かい)です。
この間、お客さんから写真を撮ってブログで紹介して欲しいと依頼を受けまして、
訪問して撮影させて頂きました^^
ありがとうございます。

お話を聞くと、朝方など一番寒い時でも室温15℃を保っているそうです。
設計値通りに性能が発揮されていて、嬉しかったです^^

このように今の新築だと家の中全体が、均一な温度を保つようになります。
新築でも、求める性能により差は出ますが(汗)

家の中がどこでも寒くないと、多くのメリットがあります。
「夜中起きても、すぐにトイレに行ける」
「お風呂に入る前に、子供の服がどこでも脱げる」(笑)
「朝の目覚めが良い」
「お風呂上りに震えながら、急いで暖房の所まで走らなくて良い」
「朝、起きた時に急いで靴下を履かなくて良い」
「寒くて子供が寝つきが悪いのが無くなる」
など良い事ずくめです。

日本人は我慢するのに慣れやすいですから、つい忘れがちですが
日常の中で結構なストレス(我慢)を自分達にしいているんですね。

ストレスフリーにするためには、温度のバリアフリーも必要じゃないでしょうか?


さて今月30日!
家に住む人を「食から考えた」セミナーをやります!


「スーパーラジエントヒーター調理実演セミナー」

ラジエント1月

平成28年1月30日(土曜日)
午前の部10時30分~12時30分頃まで
メニュー:白ご飯・ハンバーグ

午後の部14時00分~16時00分頃まで
メニュー:大学芋

当日は、上の写真のような分厚いハンバーグを「余熱料理」で調理します。
余熱です!見たら面白いですし、料理のイメージが変わります^^

PH
こんな実験もやってます。

ぜひ、ご参加ください^^v
ご予約はホームページもしくはお電話にて。
「ラジエントヒーターの話を聞きたい」とお伝えください。

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3.5寸の柱か4寸の柱で悩んだら。


タイトルのように悩んだとき、一発で解決する一言を今日は書こうと思います。

実際に3.5寸(105mm)の柱と4寸(120mm)の柱、この太さを比較しようとするのは、あまり意味がありません。

木造住宅の耐震性能は、柱の太さよりも「壁の量」で決まることが多いです。
地震に対しては耐力壁と言われる壁が、地震に対して抵抗してくれます。

唯一、柱のめり込みと言われるものを防ぐ為に検討する場合に4寸が必要になる場合も
ありますが、基本的には強度のある木材や壁の強さを計算で見直すことによって、防げます。

これらは一般的には「構造計算」と言われるものです。

さて、ここで要注意ですよ。
家づくりを勉強し始めると、よく構造計算という言葉を聞きます。
この構造計算が「何を指しているのか?」が重要なんです。

実は、建築会社によっては構造計算と説明しながら、壁量計算しかしない場合があります。
壁量計算と言うのは、壁の量とバランスのみを計算するものです。
柱や梁の太さや、配置が適切かどうかの計算はしない訳です。

基本的な性能は、壁量計算で確保されるかもしれませんが、梁や柱の配置が根本的に間違っている骨組みだと、地震時に予想外の被害が出ます。

では、柱や梁の計算まで行う「構造計算」は何と言うのかと言えば、許容応力度計算という計算方法です。
これが、元々の「構造計算」といわれるものです。

ただ現在では、構造計算という言葉が独り歩きしている状態が多くて、壁量計算=構造計算という説明をする人も居るのです。残念ながら。

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今後もし、あなたが「構造計算」という説明を受けたら、こう聞いてみましょう。

構造計算というのは、許容応力度計算のことですか?ってね^^



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気になる家をじっくり確認する方法。


河野です。香川県では高確率で「コウノさん」と言われます。
でも、「カワノさん」です。
実は、父親が宮崎県の人だったので「カワノ」なんです。向こうでは河野=カワノなんですよ^^

香川に来たのは、保育園児の頃だったはずなので記憶に無いですが、小学生頃から「コウノ君!」と呼ばれて「カワノです。」って訂正しまくってました^^

今では「コウノさん」「カワノさん」どちらでも振り返ります。
もう気になっちゃうんですよ、クセづいてます(笑)

そんな気になっちゃう時。家でもあります。
見学会ってあるじゃないですか?

「完成見学会」・「構造見学会」・「完成内覧会」どれも、「期間限定で見れる場」ですよね。
でも、それ以外の時も見てみたいと思いませんか?

例えば、構造でも「暑さ寒さを体感できる状態」と「骨組みの良さを体感できる状態」って時期が違います。

となると、耐震が気になる人と断熱が気になる人では、それぞれ見るタイミングが違うんですね。
でも見学会は「構造見学会」ってなってる。

目当てのモノが見れるかどうかは???な訳です。
だから、聞きましょう!

「見学会以外の日で見れる家ってありますか?」って。

それでOK貰えれば、そっちの方がじっくり確認出来ます。
聞きたいことも、あなただけなのでゆっくり聞けます。
そういう個別に対応してくれる所なら、ガンガン営業もされないでしょう。

今年は、そういう見学スタイルが流行りそうな気がしています。
「見学会の無い見学」

ウチも先月だったかな?既に住んでいるお客さん宅へ、今家づくりを検討している方を個別にご案内しました。
直接、一対一とかで話せるのは楽しいと思います。和気藹々な感じで^^
お薦めです♪


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あらかじめ対処をしておくべきエアコン。


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本日より、仕事初めです。

新年最初のお仕事は、現場での職人さんと電気打合せ。

主に図面と現場の整合性確認です。
図面では書けるけど、現場では施工が難しいという場面も、極たまにあります。

その極たまにが、急に分かるよりは、事前に確認して把握しておけば対処が早くて良いんじゃない?
ということで、毎回電気屋さんと現場での打合せしてます。

コレやっておくと、後の防水検査がスムーズなんです。

外壁に穴を開けるのは、今週全て終えて、防水処理を施して、検査を受けます。
もちろん、エアコンなどもあらかじめ位置を決めて、穴開けしますよ。

家が完成してからエアコンの穴を開けると、どうしても雨漏りのリスクが増えるので、ウチではやりません。

「事前把握、事前対処」ですね(^○^)




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悩まない、コンセント等の打合せ方法


家を建て始めると、電気関係の最終打合せがすぐにやってきます。

え?建て始め出してイキナリ最終?と思うかもしれません。
実際には、工事開始前の詳細な設計図作成段階で、ほとんど決めておきます。

理由としては、家を作り始めると早期に雨対策をしたいという面があります。
屋根もそうですが、一番は外壁の下地です。

その外壁下地は、電気の引き込み線や、エアコンのスリーブ配管、屋外予備配線、換気口等の貫通施工が終わらないと、出来ません。これらが電気関係の工事に当たるんですね。

家の構造材自体も、いくら木が吸放湿性があると言っても、濡れっぱなしは良く無いですし、床下の湿気排出も時間が掛かります。

早く家を雨から守りたいじゃ無いですか?
だから、割と序盤の方に最終打合せがやってきます。

その電気関係の打合せですが、ピースホームとしては、こんな図面や資料をお渡しします。
⒈コンセント図
(普通のコンセントやテレビコンセント、エアコン用に、ネット用、など書いたもの)

⒉スイッチ配線図
(どの壁にどの部屋のスイッチがどう付くかを書いたもの、インターホンのモニター位置なんかも書いてます。)

⒊照明配線図
(照明の配置とスイッチの連動を書いたもの。間接照明によるデザイン壁なんかも書いたりしますね)

⒋照明プラン図
(照明配線に取り付ける照明のデザインをまとめたもの)

⒌そして、展開図。
(室内から部屋の壁を東西南北見た図面です。部屋の内観がイメージし易いです。)

これらを使って、打合せさせて貰ってます。

資料をお渡しするのは、契約前後の早い段階ですね。そこから、工事開始までに家具の位置などを含めて、一緒に検討していくことになります。

その時には、テレビやネットの考え方も検討するようになりますので、「あらかじめ将来の生活を想像しておく」ことが重要ですね。




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