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「踏み出す1歩の重みを確認する」

勢いが良い人と話すと、押し込まれそうになる河野です。ちょ、、、ちょっと待って!!としっかり踏みとどまりたいもんです。自分の意見を言う機会は、失わないようにしないとね。

 

さて、家づくりって急に引き込まれます。

 

住宅展示場に行けば、その日のうちに営業マンが自宅に押し寄せるし、
見学会に行けば、電話がジャンジャン鳴って、営業マンが押し掛けてくる。

 

本当は、「初めてだから少し勉強しようと行っただけ」なのに。

いつの間にやら、間取りが出来て、見積りが出来て、さぁ契約しましょう!なんてのになる。

家造りの最初の嵐に急に巻き込まれます。

正直、しんどいです。

僕も実は自宅を建てた時に、参考のためにハウスメーカーに資料請求をしましたが、未だに資料が届きます。

家を建てて12年目ですが、まだ来ます。

 

さぁ、この嵐に出会った時が踏ん張りどきです。
流されないようにしましょう。

 

本当にその会社で良いのか?もっと言えば、本当にその家で良いのか?
人生を左右する大きな買い物です。

 

長いようで一気に進む家づくりですから、素早い判断が必要な場面も多いですが、検討する時間は諦めてはいけないと思います。

まずは、じっくり相談できる会社を見つける事。

 

あえて、3時間くらい相談してみると良いかもしれません。

しっかり聞いてくれるのか?はたまた途中までしか聞いてくれないのか?
いろいろ見えてきそうです^^

 

家づくりを始めようとする1歩は「人生においてのベスト3に入るくらいの重みがある」と思っています。

慎重に、でも計画立ててしっかり考えていきましょう。

 

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床材を選ぶ時にベタツキ感は重要か?

だんだんと梅雨時期が近づいてきました。モミの木の家の爽やかさを体験できる良い時期でもあります。事務所じゃなくてモミの木の家で仕事をしたい河野です。

 

お陰様で、「モミの木の家」のお問い合わせが順調に増えております。

・モミの木ってなんか気になって、、、

・モミの木の家が良いんです!!

・やっぱりモミの木かなって思って、、、

なんて嬉しい声を頂いてます。

 

皆さん、ありがとうございます^^

そんなモミを選んでくれた方の中で、「ベタツキ感」についてお話しした方が居るので、それを色んな角度から考えてみようと思います。

 

ベタツキ感とは

家の中で素足で歩いた際に、床がベタベタして足の裏に湿気が張り付いてる感覚

サラッとしない様

スリッパもしくは靴下が梅雨時期に必須の様子

寝転んだ時に床に肌が貼りつく感覚、ベタベタ

※河野の感覚より引用

 

大前提で個人差がある。

このベタツキ感ですが、個人差がかなりあります。

そもそも冬でも夏でも靴下を履きたい。という人には、ベタツキ感の感覚があまりありません。

また、イスやソファーに座り、床には直接座らない、触れない、という人もベタツキ感と言われてもピンと来ないでしょう。

 

どんな人がベタツキ感を感じやすいのか?

家に帰ると素足で居たい人

薄着で肌を露出して、床でゴロゴロしたい人

体温調節が上手くない人

生活高さが低い人(ローテーブルとか直床座りとかの人)

こんな人が感じやすいです。

 

なんでベタツキを感じるのか?

これも分かる方は感覚で掴んでると思いますが、湿気が床材の表面にたまるからです。

逃げ場が無いとも言います。

毎日、空拭きでお掃除すると多少はマシになりますが、梅雨時期はどうしようもありません。

寝転んだ場合でも、自分が発する汗が逃げ場無しの為、床にたまりベタツキます。

 

ベタツキがあると、何か影響あるの?

これも個人差はありますが、ベタベタすると気分が落ち込みます。

特に寝転んだ場合は、汗がひかないので、いつまでもジリジリ暑いです。その上、汗の水分も床にたまりますから、不快になります。

肌がピタッと床にひっつくのも、この水分が逃げ場無しの為です。

また、湿気が床にたまると家の中のホコリや汚れも床に付着します。ピタッとくっつく訳です。そうなると掃除機をかけても、ホウキではいても、しつこい汚れは取れにくくなります。

 

日本はもともとベタツキ対策をしていた。

もともと日本では「座」の床基準での生活が主でした。基準が床である為に、いかに梅雨の湿気が多い時期を乗り越えるかが昔の日本住宅の目的でした。

夏を基準とした訳です。ですから、調湿効果の高い畳や湿気をためないように家の中に風を通す設計をしていました。しかし、今では室内の床材次第で大きく調湿効果を損なう結果となっています。

 

結論。

このように、家の中の過ごし方によってベタツキ感というのは感じ方に大きな差が出てきます。人によって、必要とする度合いはかなり違うと思います。

ですが総合的に考えてみると、家の中の空気をクリーンに気持ちよく過ごすためには、重要な基準であると考えています。

ベタツキ無いと、床の掃除がし易いからね。

 

提案

家造りの際には、必ず皆さん床材を検討すると思います。その時に、色あい・柄模様だけでは無く、「床の本来の機能性」にも目を向けて頂ければと思います。

無垢の床といっても、表面に塗装があればベタツキ感は残ります。木目の取り方でも、ベタツキ感は変わります。
ベタツキが無くなると、空気も変わる。

伝わりましたでしょうか?

以上、ぜひ知って頂きたい床のベタツキ感に対するまとめでした。

 

モミ、おススメです!

 

 

 

 

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ここも考えておきたい!スイッチ&コンセントの高さ

皆さん、連休ゆっくり出来てますか?子育て楽しんでますか?最近、家の中で新しい遊びを開発しては1歳半の息子をゲラゲラ笑わそうとする河野です。

 

人生の中で笑う時間って案外、少ないそうです。

何かのニュースサイトで見ましたが、一生のうちに笑う時間は合計で22時間くらいだそうですよ。僕自身はもっと笑ってると思いますが、どうなんでしょう?

なんだか笑いについて、ブログを書きたくなってしまったので明日のブログは「笑い」について自論を書いちゃおうと思います。

 

さて、今日はスイッチとコンセントのお話について。

まず気になるのは「数」

家づくりでは、スイッチとコンセントの位置や数を気にする人は多いと思います。

僕で言うと、「この部屋でパソコンとゲームしたいからコンセントいっぱい欲しいです!!!」ってな感じです。

奥様からすると、「ここでクックパッドのレシピ見ながら、料理したいからipadとか繋げるコンセント欲しい」とか、そんな感じでしょうか。

ストレスは不意にやってくる

でも、コンセントやスイッチの「高さ」も今の家づくりではしっかり検討しておきたい部分です。

昔の住宅は、みんな同じ高さで取り付けられていたせいか、「普通の高さしか無い」と考える人も多いようです。

しかし、調理家電の増加や、スマホ、タブレット、パソコンなどの家電製品を家の中で扱う量は増えています。

さらに、昔と今で大きく違うのは「子育て」です。

今は、共働き夫婦が多いですよね?子育ての時間を確保するのに必死だと思います。そんな時に、スイッチの高さひとつでストレスが違ってきます。

何故かと言うと、子育て中の夫婦は必ずと言っていいほど何かを持ちながらスイッチを押すことが多いです。

子供を抱き上げたまま。

買い物袋もったまま。

バッグもったまま。

おもちゃや本を片付けながら。

「何かをしながら、もう一つの動きをする」というのが日常になってきます。

その時、スイッチやコンセントが押しにくいと「プチッ」とストレスになったりします。

※個人差はあると思いますが^^

 

高さをこう考えています。

 

昔の住宅ではスイッチの高さは1m20cmが一般的でした。

今は1m10cmと少し低くしています。意外にこの10cmが「楽」になるんです。

大人で言うと、肘を軽くまげて押せる高さです。

(大体、腕が床と水平になるかならないかくらい)

少々、重いものを持った時に腕は、床と水平くらいまでは上げやすいと思います。そういった力の入り易さを意識して1m10cmにしています。

また、高齢になった時も腕が肘の高さまでは上がり易いので、将来の押し易さという面もあります。

コンセントの場合は、場所によって高さを上げるという選択肢もあります。

※ユニバーサルデザインでスイッチ高さ1mというのもあるそうですが、個人的には低すぎて押しにくいと思ってます。

 

子供がいたずらするんじゃないという不安を逆に考えてみる

たまに完成見学会で「スイッチ低いと子供が遊んで大変じゃないですか?」と質問を受けることがあります。

確かに、スイッチが低いと小学校低学年くらいから簡単に届く高さになります。

でも、ここで逆にこう考えて欲しいです。

 

「遊ぶから学ぶへ変化する。」

 

最初は、楽しいと思います。ウチの子供も1歳を過ぎたあたりから大人がスイッチを押しているのを見ると、自分も押したいと意思表示をして、何回も何回も押してました。

今は無くなりましたが、当時は抱っこをスイッチの押し易い高さでキープするのに腕がパンパンになりそうでした(笑)いつまでも押したがるしね(汗)

 

そんな遊びの時期が保育所や幼稚園でも来るとは思うんですが、スイッチやコンセントの扱いを学ぶ良い機会だと思うんです。

手が届く時期が少し早くても、子供は学びます。

「押したらいかんもんは、いかん。逆に押すときはちゃんと押す!」

そんな学びを子供さんが小さい内から、やっておくとそれも一つの「楽」かな?と思う訳です。

 

それにいたずらの時期は、数年です。

その数年を、人生の長い数十年で考えれば「いたずらも学びも、早く知って、早く楽しむ」のが家という大きな器を買う一つのメリットなんじゃないかなとも思う訳です。

 

注文住宅だから出来る楽しさ。

という事で、今回はスイッチとコンセントの高さについて解説してみました。

極力、小難しく書かずにブログを見てくれている家づくり検討中の方に伝わり易いように、ざっくり書いてみました。

伝わりましたでしょうか?

「高さ」という些細な事柄ですが、注文住宅の楽しさはこういう部分にもあります。

一つ一つ知って、決定して行く作業の大変さは確かにありますが、その大変さをあらかじめ減らしていくのもこのブログの目的の一つでもあります。

知識として、少し知っておいて貰えたら実際の時に、少しは参考にして頂けるかもしれないですしね^^

 

ぜひ、楽しんで家づくりを始めてください♪

 

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聞きにくいけど、聞いておきたい住宅会社への5つの質問

急遽、食事会に出かけねばならぬ事情が出来た河野です。

5月3日はお昼頃は不在です。あしからず。

※なんだか連絡帳みたいな使い方になってしまいました(汗)

 

誰しも初めては悩むもの!

悩み過ぎて大変だ!と既に家を建てた友人から聞くことの多い家づくり。

そんな家づくりの最初に「あなたが聞いておきたい質問」をまとめてみました。

特に見学会で初めて会う方に、よく聞かれるものを解説付きでご紹介したいと思います。

1.やっぱり最初はお金。「費用は、どこから必要なの?」

家づくりといえば、高額な費用。

しかも、初めての経験だから「いつ、どこで、どのくらい」お金を払っていかなければいけないかが分からない。

聞きたいけれど、いきなりお金の話聞いても大丈夫かな?

教えてくれるかな?営業トークでグイグイ来られないかな?

などの心配が尽きないのが、この質問。

 

答えとしては、「契約を交わした時点で」というのが一般的な正解です。

ただ、人によって家づくりの進め方は変わりますし、住宅会社によっては資金計画等にも費用が必要な場合もあるでしょう。

ですから、確認しておきたいことは「費用がかかる時点で再度説明してくれるかどうか?」

これが重要です。

 

2.二番目はタイミング。「家は、どのくらいの日数で完成するの?」

 

見学会に参加したアナタが気になる事と言えば、自分達が「考え出すのが早いか遅いか」もっといえば、「入居したい希望日に間に合うのかどうか?」が知りたいはずです。

 

答えとしては、「5か月~6か月が目安」となります。

これも住宅会社によって、3か月程度で完成する所もあれば、1年以上かけて完成する所もあります。ただ、一般的には工事期間は短めになりつつあるのが現状です。

ここで確認しておきたいことは、「その工事期間はどういう理由で決まっているのか?」です。

小難しい話は省きますが、どういう理由で決まっているかどうかでその住宅会社の家づくりに対する姿勢が見えてきます。

短い事が悪い訳ではありませんし、長い事が良い訳でもありません。

どういう理由で決まっているか?掘り下げて聞いてみると、納得の理由が聞けるかもしれません。

 

3.実際に買えるの?「ぶっちゃけ家の値段はいくらですか?」

 

これも簡潔です。

でも、見学会に来る人や住宅会社を比較したい時に、真っ先に気になる質問です。

それもそうですよね、大体でも良いから知りたい気持ちは誰しもあります。

 

答えとしては、「1500万円~2500万円が平均ですね。」くらいしか言えません。

ここで、値段の幅が有り過ぎる!と思った方は正しいです。

 

でも、「どんな家で、どんな家族が、どう住みたいか?」が分からないと、金額なんて分かりません。1人暮らしで15坪くらいの家が欲しい人も居ますし、5人家族で50坪の家も欲しい人も居ます。

 

この質問の前に確認しておきたいことは、「自分達は何人家族で、こんな家に住みたいんだけど、いくらくらいになるんでしょう?」と少し、情報を教えて頂くと僕も回答がし易くなります。

内装材に関して言えば、モミの木という答えを用意して僕らはお話をしますが、それ以外の素材については、お客様自身との会話の中で取捨選択をしています。

特に香川県では、メンテナンスの考え方は様々ですし、50年、60年といった長い時間の中での住み継ぎを深く考える人が多いのも香川県人の特徴かと思います。

 

ですから、全ての種類を伝えて、全てをお客様自身の判断にゆだねるという家づくりはしませんが、プロとしての助言は出来るだけ多く、家づくりを始めるあなたに伝えていきたいと思います。

 

4.自分が正しい場所にいるかが分からない「相談ってどこまで出来る?」

 

家づくりを始め出して、情報を仕入れすぎて混乱状態になっている方や、判断するのが苦手で自分の判断が正しいかどうか自信の無い方はこの質問が多いです。

 

答えとしては「相談は、どこまででも出来ます」

気になる方は、何でも聞いてください^^

 

しかし、「なんでも」と言い切っちゃうと、何をどう聞けば良いのか分からないと思います。

もう少し詳しく言うと、家を建てる為の土地探しや、土地の調査も出来ます。お金の計画相談も出来ます。家の間取りは当然ですが、住み始めてからの将来の話や、生活スタイルの変化についてもお話し出来ます。

もちろん、子供さんの子供部屋相談もお話ししてます。

 

というように、相談はどこまでも出来ますが、重要なのは経験値です。

家造りの経験値というよりは、生活の経験値かもしれません。

僕の苦手な分野はアウトドアです(汗)アウトドアに関しては理解が深くないので、アウトドア用品の収納や整理、動線などは逆にお客様に質問する側になります^^

 

逆に得意分野と言えば、インドアなものとか、料理を見る事(作るところでは無いのがミソです)でしょうか?意外にキッチン周りの収納とか、小物の動かしやすさは毎回気をつけています。※極々たまーに、料理もします。ほんの、少しだけですが。

 

このように担当する建築士や営業担当者が、どんな生活を送っているかで新居に妙案が

プラスされる場合も有ります。

相談と堅苦しく言わなくても、世間話の延長で気付いてくるお話もありますので、せっかくの家づくりですから余分な話しもプラスと捉えて、いっぱい話をしましょう!

 

5.担当者は誰?「誰がどこまで共に進んでくれるんだろう?」

 

この質問は少ないようで、意外に知りたい人が多い質問です。

答えは「僕が担当します」です。

 

ウチの会社の場合は、最初の方の打合せから実際の設計、工事の段取り、打合せまでを僕 が行っています。その補助として、門田や逸原といったスタッフが居ますし、現場では職人さんが頑張って作り上げています。

 

ここで重要なのは、「誰がどこまで共に進んでくれるんだろう?」という事です。家造りは長いです。出会いから含めれば1年間くらいは、定期的に家の話をしています。その為、最初に話した内容を忘れるというのもお客様自身もありますし、僕らもメモを見返さねば、、、、、という所もあります。

ですから、最初から最後まで責任を持てる人が常にいるというのは重要です。

 

家造りは誰とするか?

 

楽しみましょう^^

 

以上、かなり長めの文章になりましたが「聞きにくいけど、聞いておきたい住宅会社への5つの質問」を思うがままに書いてみました^^v

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何を選ぶか?

こんにちは、徐々に肌にまとわりつく湿気から逃げたい河野です。

 

突然でしたが今朝は、モミの木の家のショールームを見に来られた方と、午前中じっくりお話をしていました。

実は、このお客様は二回目の来場。

一度目はゆっくりお話し出来なかったのですが、数カ月ぶりに来て頂きました。

二回目というのは、嬉しい出来事です。

 

理由は一つ。

「やっぱり、もう一回見てみよう」と思ってくれたから。

 

家を建てようと思って、情報収集をするのは今の時代、当たり前です。

僕も、「家は、他の家も見てきてください。」と言います。複数知って貰って、その中で自分に合うかどうかを決めていくのが家づくりの流れの一つかと思います。

 

そういう流れの中で、「もう一度来てくれる」というのは非常に嬉しいですね。

今回は、メンテナンスの事を重点的にお話しさせて頂きました。

 

モミの木と聞くと、「値段が高そう」とか「掃除が大変そう」とか、そういうイメージがあったみたいです。

確かに、安い材料では無いです。

 

でも、キッチンを何百万もの商品で選ぶよりは、有意義な使い方が出来る材料でもあります。

 

どこに使うか?

何を選ぶか?

 

家造りは1品1品を検討していくものでは無く、家そのものをどういう器として考えるかが大事だと思います。

小難しく書きましたが、

「家族を綺麗な空気で生活させてあげたい」

そんな気持ちがあれば、モミの木の家にはピッタリな気がします。

 

連休中のショールームですが、本日含め5月3日、4日、5日も開いております^^

お手数ですが、来られる前で構いませんので0120-12-8884まで、お電話ください。

※河野が不在の場合もあります。

 

お待ちしています^^

 

 

 

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