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リフォーム


リフォーム工事をする会社は多いです。

大手で言えば、ハウスメーカーさんは各社やっているし、電気屋さんもやってる、アマゾンもやってる。小さい所で言えば、個人の大工さんや電気屋さん、タイル屋さん、そんな個人がやってます。

とにかく、「リフォームは出来るよ」という人が多いのです。

理由は、5つほど。
①資格が不要のケースが多い
②新築と比べて、工事の際の職種が少ないので、職人を数人知っていれば紹介だけで出来る
③法的な制限が少ない
④価格が安い所が優先されやすい
⑤明日からでも「リフォーム始めました」と言って仕事を始められる手軽さ

その為、「無理やり工事した」とか「中途半端になった」とか「予想と全然違う」とか「直したのにすぐ傷んだ」などトラブルも多いのが実情です。

本当は、新築を建てれる技術者が「家を診断して、工法を選定して、適正な職人を配置して、職人の仕事ぶりを確認して、適正な経理で、適正にお客さんに引き渡す」のが良いのです。

電気屋さんがキッチンを入れ替えるリフォームをしたとして、
床の傾きを確認するのか?
壁の傾きを確認するのか?
白蟻被害などの兆候確認はするのか?
雨漏り被害の兆候確認はするのか?
排水経路に問題が無いか確認するのか?
自治体の補助金政策などに精通しているのか?
仕事を終えた後のメンテナンスはするのか?

それらが出来るかどうかは、疑問です。

それらの「確認をしない」から安いのだとしたら?

「業者が多いから誰でも出来る簡単なもの、それがリフォーム」
そうでは無いのです。
リフォームこそ、残された家の時間を大切にすべき大事な工事じゃないでしょうか?
後、20年はもってくれるかな?老後の私たちが生活できるまで家がもってくれるかな?
家に住む人たちは、そんな思いを込めて僕たちに仕事を依頼してくれてると思ってます。

リフォームは金額だけじゃない、誰に頼むか。
家族みんなで、住み継ぐ家の事を考えてみましょう。

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断熱材が違うと実際、何℃違うのか?

建築会社が扱う断熱材は種類が多いです。

同じ、セルロースファイバーというものでも扱う材料や施工職人さんの技術には大きな差が有ります。それを見て何処が良いのか判断するのは中々難しいものでありますが、断熱材を良いものにしたら、正直どのくらいお金や温度が違うのか?
またそれが、今と比べてどのくらい快適になるのか??

知りたい人は多いでしょう。
僕も、その一人です。

という訳で、計算してみました。

グラフ1
こんな感じで実際の家の図面を基に、建設地域・暖冷房の運転スケジュール・設定温度などを設定して、シミュレーションしてみました。

最近は、数値化したい。数値化したものをみたいという方が多いです。
僕も、その最たる一人でもあります。

なので、上のグラフや光熱費試算をしてみました。
具体的には、ピースホームがお薦めしているモミの木の家や、香川県では昔から多い土壁の家など、そういったモデルを複数設定して、
・アパートで住んでたけど、今の新築になったらどのくらい変わるのか?とか
・実家は寒かったけど、建て替えたらどのくらい性能が良くなるのか?など

ある一定の目安(参考値)として、シミュレーションしています。

ショールームは実際の家を体感する場所としてありますが、数値が欲しいという人にはこういうものも一つの判断材料になるのかなと思います。
もちろん、シミュレーション通りの結果を出すには「適切な施工+適切な考え方」が必要にはなってきます。

グラフがどうのでは無くて、そういった知識があるのかどうか?これも建築会社の一つの判断材料なのかなと考えています^^



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室内環境を変える、遮熱断熱塗料。

今日は温度対策について。
今のような冬だと、家の中が寒いです。
暖房器具を付けていても、暖房器具の周りが暖かいだけで、足元が寒かったり、
少し器具から離れると背筋が寒くなったりしますよね?


暖めた空気が、室内で広がらずに、急速に壁や窓から失われていくのが原因です。

そういった原因を解消する為に、「熱を逃がさない工夫」が必要になります。
それが「断熱化・気密化」
リフォームの場合だと「断熱リフォーム」といった名前になります。

今日ご紹介するのは、「塗る断熱材」です。

スピン1
↑ウチのショールームにある実験7つ道具の内の一つ。
この道具で、断熱や遮熱の効果を見ることが出来ます。

鉄板1
上から見るとこんな感じ。
この四角い白い板は「鉄板」です。
熱すれば、触れないほど熱くなり、冷やせば触れないほど冷たくなる、「熱を通しやすいもの」でもあります。

同じ2枚の鉄の板のように見えますが、右側は

スピン塗り
このように塗料を塗っています。表面に凸凹が見えるのが特徴ですね。
さて、この2枚を電球で下から熱していきます(熱い!)

鉄板

さらに今回は冬ということで、熱した鉄板に氷を置いてみます!
すると、どうなるか。

普通は、溶けますよね?熱い鉄の板の上に氷なんか置いたら、あっという間に溶ける訳です。
当たり前です。
でも、溶けるという事は??
熱を通しているということなんですね。
鉄板の裏の熱を、氷はダイレクトに受けて溶けます。

氷1
左側が普通の鉄板。右側が塗る断熱材を塗った鉄板。
氷の溶け具合が違うのが分かりますか?

氷3
この時、鉄板の表面温度は93度くらいでした。
右側の塗る断熱材を塗った鉄板も82度くらいだったかな?
それなのに右側は、なかなか氷が溶けません。
素手で鉄板が触れます。

氷4
上から撮影。全然違うでしょ??

じゃ、なんで氷が解けないのかと言うと、
この塗料には接したものの温度に近づく性質があります。
氷が触れれば、氷の温度に。
手で触れれば、手の温度に。

近づいていくのです。

その為、何もしていない鉄板と大きな差が出ます。

では、これを室内で考えてみましょう。
寒い冬。
部屋を暖めたくてエアコンスイッチオン!
思わず、「はやく~~はよ、ぬくなって~」と言ってしまいます。
そこで、この塗料をエアコンの風があたる壁面に塗りましょう。
また、暖かい空気の溜まる天井にも塗りましょう。
そうすると、温かい風の温度に素早く近づきます。
壁や天井が、すぐに暖かくなります。


ポカポカする快適な室内になるのです。

昔の断熱材は厚みで性能を確保するものが多くありましたが、
今は性能や施工品質で断熱の差を比較する時代です。

断熱材が入っていれば良い、断熱材が厚ければ良い、というような時代は終わりました。

いかに室内空気環境を快適にするか。
これが、家に住むうえで最も大事ではないでしょうか?

生で実験を見たい方はぜひ、ショールームまで遊びに来てください^^
15分ほどの実験で、氷が面白いように変化します。

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階段


昔の住宅階段は「狭くて急勾配」なのが当たり前でした。
20年くらい前までは段数13段程度が一般的だったように思います。
階段にスペースを割くくらいなら、部屋にしようとか、そういう考えが多かったのかもしれません。

昔は、家の間取りを自分で手書きで書いて、工務店に「これで建てて欲しい」なんて渡す方も多かったですが、皆さん階段はほぼ同じ。それだけ、地域問わず「狭くて急勾配」な階段が一般化していたのでしょう。

さて今の階段はどうかというと、15段階段になります。
そして途中で90度もしくは180度方向転換するものが多いです。
理由としては昇り降りし易さを考慮するようになったのと、子供が階段から転落する事故を防止する為に「途中で止まる」階段を考え始めたことでしょうか。

昔は、直階段という「上から下までまっすぐ」な階段でした。その為、一度転落すると上から下まで、止まらずに落ちてしまいます。
大けがのリスクが高かった訳です。

そのため現在は、階段の中間地点にあたる8段目あたりで、階段を折り返すことにより「万が一、子供が転んでも大けがになりにくい」ように考えられたんですね。

さらに最近では、高齢になった時の昇降や、家具などの運搬、体の大きさに合わせての昇降し易さなど「住む人に合わせた階段」が増えています。

ただ、建築会社によって階段の寸法変更が可能かどうかは、マチマチですので、早めの段階で、変更可能かどうか確認をしておきましょう。

※最後に。
階段は緩すぎてもダメですよ。
緩い勾配になると、段数が増えることにより、到達感を感じるまでが長くなり過ぎておっくうになります。
また踏面と言われる「足を置く部分」も広すぎると、大股になって昇り降りしにくいと思います。
階段は個人差を感じやすい場所なので、出来ればいくつか実際に昇り降りしてみると良いかもしれませんね。



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消費税増税で、いつ建てるか?


ピースホームの河野です。

来年4月、消費税が10%になる予定です。
家を8%のままで購入したい場合は二つのタイミングがあります。

一つは、今年9月末迄に工事請負契約を結ぶこと。
もう一つは、来年3月迄に家を完成させること。

ただ、注意すべき点もあります。
まず、9月迄の契約の場合。
完成時期を確認しましょう。
今、何処とも職人不足が出てきています。
大工さんも電気屋さんも、基礎屋さんも、特に人気のある腕の良い方は引っ張りだこです。
工事が1年以上先まで埋まっている人も、しばしば聞きます。
入居を待てる方は良いのですが、どうしても早く入居したいという方は、早めに動き出すことをお勧めします。

次に来年3月迄に家の引き渡しを受ければ、8%ですが、資材不足に要注意です。
建築会社がいくら完成させるつもりでも、資材が滞る可能性があります。
今の時期でも既に、とある材料は通常の倍以上の納期だそうです。
この資材不足は、来年3月に向けてますます加速していくでしょう。
これも、早めに動いておいて、来年3月の完成ではなく1月や遅くとも2月になるよう相談しておきましょう。

もし、期限ギリギリで不安であれば、来年4月以降に家を建てるのも、良いでしょう。

会社にもよりますが、家の工事をする時は「いつもの職人さん」というのが居ます。
普段から、そこの会社の仕事を引き受けている、いつもの人です。
その「いつもの職人さん」のメリットとしては、腕が良い、対応力がある、その建築会社の特徴を詳しく知っている。などですね。

そういう職人さんだと、安心です。

ただ、先ほども書いたように9月から来年3月迄は、職人不足になります。「普段付き合いのない職人さん」が工事現場に来るようになるかもしれません。

そういったところは、見えない場合が多いので、やはり早めに動くことと、期限ギリギリであれば時期をずらすのも良い家を建てる一つの方法です。

しっかり建築会社と話し合いましょう(^○^)




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