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長期優良住宅をZEHより勧めるワケ
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ZEHと長期優良住宅の違い
ZEH(ゼッチ)は、省エネ性能が高い住宅です。太陽光パネル発電も入れて、光熱費をゼロもしくは安く抑えちゃおう!てタイプの家です。
長期優良住宅は、長持ち住宅です。省エネ性能もそこそこ高めで、耐震性能も高め、メンテナンスもしやすい!てタイプの家です。
似てるところはドコ??
似てる部分は省エネ性能が高いという部分。
数値的に表すと、
ZEHはUA値=0.6以下
長期優良住宅はUA値=0.87以下
であることが基本条件です。
※数字が小さい方が性能が良い。
こう見ると、似てるけど数値的にはZEHが有利なんです。
でもでも実は、、差が有ったり、無かったり。
しかし意外にUA値というものは、性能をある程度までは出しやすいものなんです。
もうちょい踏み込んでいうと、今時UA値=0.87ギリギリの家は、かなり少ないんです。
大抵、UA値=0.7前後くらいの家が多いんじゃないでしょうか。
ウチの場合、少しだけこだわってますが、それでUA値は0.5台が多いです。
でも、長期優良住宅を勧めてます。
※数字が小さい方が有利。
UA値=0.6以下ならZEHになるのに、0.5という数値を確保しても長期優良住宅を勧めるワケがあります。
家はバランスを整えることが大事。
家は長年住むものです。
そうなると省エネ性能だけにこだわり過ぎるのは、少しもったいないです。
家には性能だけでも、耐震性・省エネルギー性・メンテナンス性・室内空気環境の快適性などがあります。
ZEHは、その中でも省エネルギー性にこだわった家です。
でもせっかく大きなお金を使うなら、耐震性にもこだわりたいし、省エネルギー性にも、メンテナンス性にも、室内の空気環境快適性にもこだわりたい。
全部のバランスが一定レベル以上になると、とても快適だし、安心の住まいになります。
だからピースホームでは省エネルギー性能だけにこだわるZEHには、あまり興味を持ってません。
長期優良住宅でもUA値=0.5台という性能は充分に確保できるからです。
どちらも、第三者の認定が必要なのです。
ZEH、長期優良住宅、どちらも第三者の認定が必要です。
※いわゆるお墨付きですね。
この認定を取得するには、多少のお金をかけて取得する必要があります。
両方の認定を取ることは可能ですが、現実的にはお金の面や、家の方向性の理由から、どっちかだけの認定を取得することがほとんどだと思います。
なので、ピースホームとしては「長期優良住宅」をお勧めしています。
※ちなみに、ZEHにどうしてもしたいという方にはZEH認定を取ることもあります。その際は、長期優良住宅でピースホームが性能値を決めている、耐震性の設計もさせて貰うことをお願いしています。
簡単なまとめ
という訳で、長期優良住宅がおススメという結論でした。
ここ数年は、国の補助金もかなり出る時代ですので、補助金の扱い方で家の認定方法を決める方も増えてると思います。
ですが一番大事なのは、自分たちが住む家の環境の「どこにこだわりを持つか」が大事だって事を考えて欲しいなーと思ってます。
部屋の空気、ほんと大事。
モミの木の効果。
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モミの木の効果って、どんなもん?
モミの木って何が良いんですか?ってご質問はたくさん頂きます。
一言で答えると、「空気を綺麗にしてくれる素材」です。
この効果は、住めば住むほど、使用量を増やせば増やすほど、ハッキリ感じます。
個人的にお勧めな人は、アトピー性皮膚炎の人です。
なんでかと言うと、僕がアトピー持ちだからです。
0歳から始まってるらしいので、空気には過敏な方です^^
夏場は、部屋の中の空気って「ムワッ!」てしてるか、「ジワッ!」てしてるかですよね。
冬は冬で、「空気が冷たくて、パサパサしてる」感じです。
夏でも冬でも、空気は変化が極端で落ち着いてくれません。(独特の表現かも)
僕は季節としては、秋が好きです。
温度も湿度もそこそこで、少し涼しいくらいが肌には合います。
春は花粉症に最近なったので少し苦手(汗)
自分に合う空気は、温度と湿度のバランスで作られます。
そのバランス取りが、ウチで扱ってるモミの木は抜群に上手いです。
なので、よく居る空間。
リビングとか寝室とか、過ごす時間が長い空間には特にモミの木をしっかり使って欲しいなーって考えてます。
あまり知られてないですが、モミの木が自然にだす成分の中にはリラックス効果がありますよ。
僕自身モミの木のある部屋で寝起きするんですが、快適です。
杉の木だと、匂いもけっこう強めですが、モミの木は匂いも柔らかいので、部屋に違和感が少ないですね。
ウチで扱うモミの木は塗装もしないものを基本勧めているので、汚れやすいとかありますが、何をさしおいても部屋の空気の綺麗さは重視したいな!って方には、とってもおススメです。
普段のお手入れ方法も確立してますので、もし「気になるなーモミの木」と思っていただいた方は、ピースホームの見学会か、ショールームにぜひ遊びに来てくださいね。
お待ちしてます^^
C値にこだわるけど、こだわり過ぎない。
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C値ってなんだ?
C値って漢字であらわすと、相当隙間面積(そうとうすきまめんせき)と言います。
漢字を見れば、なんとなく分かるかもしれませんが隙間の大きさを評価する指標です。
隙間が多い=C値が大きい
隙間が少ない=C値が小さい となります。
じゃ、どのくらいが普通?どのくらいがおススメ?
世間的に普通はC値=2~3らしいです。
らしいと書いたのは、公表されてない事が多い数値だからです。
家1軒ごとに、実際に機械を使って測らないと分からない数値だからです。
どこかの営業マンに、「ウチが作る家はC値=0.7」だよと言われたら、嘘です。
家1軒ごとに数値は違います。
どこかの営業マンに「ウチが作る家はC値=1~0.6くらいですね」って言われたらOKです。
とても正直な方だと思います。
さて、C値は数字が小さめが良いのですが、どのくらいがおススメだと思いますか?
おススメはC値=1.0以下ならOKかなと思ってます。
実際に建物を測定すると分かるんですが、窓のメーカーや、窓種類、平屋か2階建てかなどでも変わります。
窓だけでも実測した感じ0.15~0.2くらい変わる感じです。
ピースホームの家で集計してみると0.2~0.7くらいが多いですね。
こだわり志向の方は出来るだけC値小さくしたいと思うので、住宅会社の方に「C値、小さめで!」なんて伝えるといいと思います。
家によって数値は本当に変わるので、C値にこだわるなら、窓のメーカー!窓の種類!こだわりましょう。
※断熱材はキチンと施工すれば、C値には影響しにくいのでさほど重要じゃないです。
ピースホームの立ち位置としては「C値はこだわるけど、こだわり過ぎない」ですね。
こだわり過ぎると、お金かかったり、窓の開閉に選択肢が狭くなったりしますから。
僕らは、「過ごしやすい家で、C値もこだわってる」ってレベルが、ほど良いかなって思います。
家で大事なのは、過ごす空間が快適であること。かなと。
ではまた!
木材の乾燥方法による違い。
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乾燥方法にこだわっています。
家に使用される木材には、2通りの乾燥方法があります。天然乾燥と人工乾燥です。
普通は住宅会社から木材の乾燥方法の説明は受けないと思います。
でも、ピースホームを知ってくれた人には乾燥方法の違いを知って欲しいです。
乾燥方法の違いが何に影響するかというと、内装材に影響します。
内装材に天然乾燥の材を使用すると、フィトンチッドと呼ばれるものが空気を綺麗にしてくれます。リラックス効果を感じたり、消臭効果を感じたりします。
人工乾燥と呼ばれる乾燥方法だと、その効果はありません。
また、フィトンチッドは針葉樹という分類に属する木にしか成分は含まれていません。
だから、ピースホームでは針葉樹で天然乾燥の木を使っています。
それが、モミの木です。
もちろん、同じモミの木でも人工乾燥された物も有ります。
モミの木だから良い訳では無いんです。
針葉樹で天然乾燥された木という過程が、とても大切なんです。というお話しでした!
床のデコボコの不思議
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見学会で驚いて頂けるのは、床を踏んだ第一歩。
河野です。
現在開催中の予約制完成見学会で来てくれた方が驚いてくれるのは、床を踏んだ1歩目。
「え?なんでザラザラしてるの?」とか、
「デコボコしてる、へー初めて」とか、驚いてくれます。
ピースホームのモミの木は、九州のマルサ工業さんから日本ISJさんを経由して届く「ドイツ産のモミの木」です。
天然乾燥で長い時間をかけて、丁寧に加工されて届くもみの木には、浮づくり加工という表面のデコボコがあります。
このデコボコには、キチンとした理由があります。
それは、床が簡単に傷つかないように冬目の固い部分を凸部分に出したり、素足で歩いた時に歩きやすいようにクッション性を持たせるためだったり、素足で歩いた時に冷たく感じないように蓄熱する空気層を持たせるためだったり、そんな理由があってデコボコしています。
だから、無垢の木であっても傷つきにくいし、暖かいし、子供でも歩きやすい床になります。
子供や住む人に優しい材料であってほしい。
それが家の中の内装材を選ぶ基準だと思います。
今回、都合で見学会見に行けなかったなーって人は、ぜひ次回の2月にある完成見学会にお越しください^^
もしくは、ピースホームのショールームでいつでも体感できます^^
子供や家族に優しい床材、ぜひ知ってください^^