blog

靴を脱いで上がる床@東京

河野です^^
もの凄いお久しぶりです。
皆様、お元気ですか?
僕は元気にしています。花粉症対策のマスクは欠かせなくなってきましたが(笑)
今日は、久しぶりの床材のお話し。


土地が先?家が先?

河野です。土地が先?家が先?というのがあります。土地を購入しないと、どんな家にするか決まらないという人も居ますし、住むのは家なんだから、家を先に考えてからそれに合う土地を探すべきだよ。なんて言う人も居ます。
さて、どっちが正解だと思います?

僕としては【どっちでも正解】だと思います。
というか、その家族でしか分からないこだわりを、土地にもつのか、家にこだわるのか、その差があるはずです。

土地だと多いのは、自治会や小学校区で土地のエリアを決めるご家族です。
家だと、モミの木の家のように【こんな家に住みたい】とはっきりしたイメージを持っている方が【こだわり派】の方ですね。【マイホーム】が欲しいと言うのも、キチンとしたこだわりです。

今日はお客様の間取りを考えてたんですけど、土地の候補が2つあるんですよ。
そういう場合、2つの土地どちらにもあてはまるような間取りは存在しないんです。
もし存在するならば、誰でもそれなりに住める【当たり障りの無い間取り】になっちゃいます。

建売住宅だと、そういう間取りが多いですね。

でも、注文住宅でウチに相談頂いた場合は別です。
やっぱり、その家族毎に合った間取りにしたいですし、生活イメージも共有したいです。

で、土地が違えば【家からお出掛けするときの動き方も変わる】じゃないですか?
駐車場とか、方角とか、お隣さんとか、道路とか色んな条件が有りますからね。

だから、土地=家なんです。やっぱり。

その土地で、どういう家族が、どういう家で、どのような生活をするのか?
そこを深く掘り下げて、じっくり考えた末に出来上がるのが【家族に合う家】ですもんね。

なーんて事を考え出してたら、もっと土地眺めようと思いました。また明日にでも、土地だけ眺めてきます。
ではでは、また。


住宅設備の選び方も変わってきた。

モミの木の家に見立てた調湿、抗菌実験

河野です。
今日は、住宅設備メーカーさんとの商談がありました。
といっても、いきなりキッチンやお風呂設備を買う訳では無くて、新商品の説明を聞いたり、質問したりでした。
皆さんは、住宅で使用する設備を何を基準にして買いますか?

キッチンだと、デザインや掃除のし易さなんかを基準に選ぶ人が多いように感じます。
でも昔に比べて、だいぶ選び方も変わってきました。

今日聞いた内容では「どんな暮らし方をするか?」という基準です。

キッチンを選ぶのに「どんな暮らし方をするのか?」ですよ。これは、夫婦で料理や片付けを協同で行ったり、小さな子供とお母さんが共同で家事を行う楽しみを学んだり、そういう暮らし方をどう考えるか?という考えです。
そう考えるとキッチンも、どういうスタイルが自分達に合うのか考えるだけでも楽しくなりますよね^^

モミの木は住宅の設備ではありませんが、同じように「どんな暮らし方をするか?」というのが基準です。

家の中で足元が暖かい生活がしたいとか、生活臭に悩まない生活を送りたいとか、家の中でどんな暮らし方が出来るのか、新しい価値観を知って貰える住宅です。

家造りは決めるべきものが多い大変な作業と思われがちですが、たった一つだけ。
大切な基準を決めておくと、迷わない家づくりが出来ます。

「どんな暮らし方をするのか?」

ぜひ一度考えてみてくださいね^^


制震装置はホントに必要?

制震装置って使えますか?

こんにちは。
河野です。
先日、相談に来たお客様から質問を頂いたので、簡単にご説明したいと思います。
制振装置ですが、取扱い可能です。制振装置は大地震対策として、ここ数年で有名になりましたねー。
今では多くの種類があります。
ただ、ピースホームとしては【地震対策の優先順位で考えると低い】ので、あまり薦めていません。

制振って、そもそも何?

木造住宅の場合、コンクリートで出来た家よりも【地震時に揺れやすい】というデメリットがあります。
その対策方法として、3つあります。

  1. 耐震・・・地震揺れに対して耐える構造
  2. 制震・・・地震揺れを吸収して制御する構造
  3. 免震・・・地震揺れを建物に伝えない構造

このように、地震対策と言っても何を選ぶかが重要です。
最近では、耐震+制震とか、耐震+免震といった形で組み合わせる構造も増えてますね^^

木造住宅を地震に対して、強化すべき順番

これはズバリ、耐震が1番です。
耐震は、間取りにも影響しやすい部分ですが家の基本性能(基本構造)の部分なので、「あまりお金を掛けすぎなくても強化できる」という特徴があります。
お手軽に耐震性がアップ出来るという訳なんです。

制震や免震は2番手で、耐震の強化を終えて、さらに余裕が有れば取り組んでも良いというイメージです。

まず取り組むのは、「耐震等級3」と言われる耐震性能を耐震強化のみで性能確保する事です。この基本構造である耐震をしっかり強化する事で、制震や免震も効果が発揮できると言っても良いかもしれません。

最後に。気を付けてほしい事

耐震等級3の代わりに、耐震等級2+制震装置という組合せの提案を受けた場合は、まず「耐震等級3」を確保して貰いましょう。
それくらい、耐震等級3は家のバランスをよく考えて造っています。
人間もそうですが、身体である基本構造を強化しないことには災害に耐えうることが出来ません。

地震対策は【まず耐震】。
予算の余裕や、さらに念のために強化したい方は「制震」もしくは「免震」をプラスすると良いと思います。

以上、「制震装置はホントに必要?」でした^^


お引渡し前夜

河野です。
明日、大切なお客様の家を1軒「お引渡し」します。

僕らの仕事としては今年何度目かの「お引渡し」ではあるんですが、毎回いざ明日となると色々な想いが頭の中によぎります。
「あんなことあったなー」とか、「こんなことしたなー」とか、まぁ良い想い出です。

明日のお引渡しで、お客様に感謝を込めて言おうと思います。
明日からが、また長いお付き合いです。

良い出会いで、良いお付き合いが出来たから、良い家が出来るんだと思います。
明日からも引き続き、頑張って行きます。

以上、河野でした。