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気密測定と気密の必要性
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こんにちは。
河野(兄)です。
今週末、構造見学会を開催する工事現場で気密測定をしてきました!
気密測定と言えば、C値というもので性能を比較します。
一般には1.0以下が高気密住宅と言われます。
0.9とか0.8とか、段々数字が小さくなるほど高性能です。
C値は、家によって数字が変わりますから、気になる人は、「必ず自分の家を測定して貰うと良いです。」
高気密と言うと、息苦しいなどのイメージを持つ方も少なくないんですが、家の空気環境を整える上では、非常に重要な役割になります。
今では義務付けられている24時間換気の性能を計画通りに発揮するという意味でも気密性は、大事です。
気をつけて欲しいのは、3種換気であろうと1種換気であろうと気密性は大事だということです。
ここは結構、間違えて覚えている人もいるので要注意です。
気密性は換気機能をしっかり動かすために、重要です!
ちなみに気密測定はこんな機械で測ります。
バズーカっぽいです。(笑)
ということで、さっそく気密測定結果を書いてみます。
C値=0.3でした。凄いです。
測定に来てくれた中野さん(いつも頼んでる人)も褒めてくれました。
嬉しいです。
家造りの中で、一生懸命、工夫していることが、こうして数字で確かなものとして形に残るのは嬉しいですね。
昨年建てたお家も似た数字が出てたので、性能値としても安定してきたなと感じてます。
このまま、しっかりこだわっていこうと思います!
実際のお客様には、この結果を報告書としてお届けします^^v
気密測定、気になる方は測定を住宅会社に依頼してみると良いですよ^^
土地の上に、建物はどうやって配置する?
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河野(兄)です。
土地は見つけたものの、どういう風に家を置いたら良いのか?そんな悩みに3つのポイントに絞って、お答えしたいと思います。
まず、最初のポイントは「土地の周囲を見る」です。
お隣さんが家なのか?道路なのか?周囲の状況を見ることで、自分の家の駐車場の位置が決まってきます。
注意してほしいのは、高低差と言われる道路と敷地の段差があるかどうか?この高低差が大きいと、駐車しにくかったり、家の配置が道路から離れる必要があったりと、工夫を求められる場合があります。
2番目のポイントは、「家の周囲を考える」です。
家の周りには様々なスペースが必要になります。
工事をする上で必要な仮設足場のスペース(約1m)、家のお湯を沸かすための給湯器スペース、エアコンの室外機スペース、浄化槽が有れば浄化槽の設置スペース、そして駐車場や門、ウッドデッキなどなど。
家を建てる前後では、色んな付属物が付いてきます。
そういうスペースが周囲にどのくらいいるのか?
分かり易いのは、家の間取りに東西南北それぞれに1.5m~2mを足した数字でしょう。そのくらいのスペースが駐車場以外の方角で入れば、全く問題無い土地です。
ちなみに駐車場は、幅2.5m奥行5.0mが1台分として最低限必要です。軽自動車ならば幅は少なくて済みますが、普通車の大きなやつだと奥行や高さ方向にも注意が必要です^^
さて最後の3番目は「日当たり」です。
間取り図の上では、日当たりの良い部屋として東や南に配置されますが、実際の土地は間取り図通りに日当たりが良いかどうかは別問題です。当たり前ですが、ここが重要です。(土地を見てから、間取りを書けば良いんですけどね)
家の配置において基本は、南側を出来るだけ空き地にすることです。南側の太陽は、夏は角度が高く、冬は角度が低いという季節によって建物側で対策のし易い方角です。夏は暑さをさえぎり、冬は暖かさを取り込むという考えですね。
ですから、南側は3m以上空き地として確保できるとベストです。(お隣の状況にもよります)
東西は割と、お隣と距離が近くても元々陽射しがキツイ方角なので問題無いです。窓の位置には注意が必要ですけどね^^
土地に建物をどう置くかで考えるべきは、周辺から。
遠くから考えて、段々と自分の土地、建物に着目して行くのが、配置において間違いのない順番です。
日当たりを重視過ぎるあまり、駐車がしにくいとか、玄関が遠いなんて事にならないように、まずは周辺の土地からじっくり検討してみましょう。
以上、土地の上に、建物はどうやって配置する?でした^^
地震を乗り越えて住み続けたい家
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河野(兄)です。
今月、熊本地震で倒壊した家屋の現地調査を行った方の話を聞く機会がありました。
熊本地震は震度7の揺れが2回訪れた、初めての大地震だそうです。
熊本県の益城町というところでは、耐震等級3の住宅が16棟あったそうですが、修繕を必要としたのはその内2棟だけ。現在では16棟全ての住宅でご家族が住まわれているという事で耐震性の高さが実証されました。
逆に耐震等級1の家は倒壊したものも多く、1度目の地震には耐えたが2回目には耐えきれなかったようです。
耐震等級は1・2・3の3段階評価になっています。
耐震等級2が耐震等級1の1.25倍の強さ。
耐震等級3が耐震等級1の1.5倍の強さ。
3が最高等級なんです。
地震を乗り越えて住み続けられる家って素晴らしいですね。
家は家族の器だと、僕も社内で社員に向けて話をするんですが器である家がしっかり命も財産も守ってくれるというのはとても重要なことだと感じてます。
耐震等級3というのは今から必須の性能評価になるかもしれませんね。
ちなみに、耐震等級3というのは計算の仕方によっては簡単に取れます。
耐震等級3だけど、計算方法によっては地震に弱い3もあるんです。
家は家族によって外観や内観も変化しますが、耐震等級3も家によって細かい性能値は違います。
住宅会社の人に「うちの家は、耐震等級3が標準です。最高等級なので安心ですよ」なんて言われたら要注意です。
「耐震等級3の何処にこだわってるんですか?」って聞いてみると良いと思います。
そこで耐震等級3を確保するための、こだわりを説明してくれる住宅会社だとまず安心です。
聞きにくい部分ですが、地震を乗り越えて長年住み続けたい家にするならば、ぜひ聞いておいてほしい質問です。
振動と悪臭は対象外
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河野(兄)です。
僕達、住宅会社が家を建てる際に気にするのが、お隣さんです。
お隣さんは、普通に住宅の場合もありますし、田んぼの場合も有ります。お店の時もあるね。
で、今日話題になったのが、お隣が古い塀。
今にも倒れそうな古い塀。
どういう話かというと、工事中にもしその古い塀が倒れたらどうする?って話です。
倒すつもりで、倒れるのならば良いですが、倒れて欲しくないのに倒れる場合はどうなるのか?
非常に悩ましいです。
で、保険会社に聞いてみました。
「もし、そんな場所があって工事の振動で塀が倒れたら、保険使えるの?」って。
結論。使えないそうです。
振動とか悪臭とか、目に見えず、実証が難しいものは保険対象にはならないそうです。
保険契約の約款に書いてるそうです。(小さい字で)
まーそう言われれば、「そりゃそうだ」ですよね。
じゃ、なんか方法無いの?とも聞いてみたら、保険では無いらしいです。
なかなか難しい問題ですね^^
細かい話に発展する話題なんですけど、こういうのは大事な部分なので、出来るだけ理詰めで考えておきたいですねー。
今日は、そんな「対象外」のお話でした^^
正体不明の家づくりおじさんと24歳男性
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河野(兄)です。
今日は、家の用事半分、お仕事半分といった感じで1日を過ごしています。
ちょうどお昼前後に楽しい素直な出会いがあったので、今日はその話を書きたいと思います。
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出会ったのは24歳?25歳?(早くも忘れた。ごめんなさい。)の男性です。車屋さんに勤める方です。話し相手は、もちろん僕です。
用事はオイル交換でした。毎回、違うところにお願いしてるので今回も初めましてでした。
その担当者が若い男性だったんですよ。
待ち時間の間、車の話もしつつ、なぜか住宅の話に方向転換してしまいました。僕は職業聞かれたら、素直に答える派だからですかね。
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個人情報は互いに何も知らない状態での話なんですが、かえってその方が面白いですね^^
僕からすれば、背中に会社を背負ってない雰囲気でお話しできるので、普段以上にものすごい「ぶっちゃけ」れますし、相手の男性的にもオイル交換ついでで「軽く質問」できたんじゃないでしょうか?
どうなんでしょう?(笑)
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で、24歳くらいの方なんで話はアレからです。
「家って高いんですか?」というご質問でした。
僕も普段より軽めに「高いよ~どこの家も(笑)」というくらい軽めで回答しました。
やっぱり「お金」の事気になりますよね。
住宅ローンも何年かけて返すのか?とか、
どのくらいの値段で家が買えるのか?とか。
たくさんお話しできて楽しかったです。
大事なのは、「家は高いもんだ」ってことですかね。その子にも言ったんですけど、「住宅会社に所属する僕でも高いと思うよ家は。」って言いました。
もっと安けりゃ良いのにね。今の家は高くなったよ。とも言いました。
そのくらい「家は高いもんです」
要は、その高い値段に見合うだけの価値を見出せるか次第だと思います。
それが家選びの一つの基準やと思います。
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以前に「マンション住まいにするか、戸建て住宅にするか、アパート暮らしするか」で悩んでるんです、という方も相談に来られました。
お金だけで言えば安いものは決まってるんですが、そうはいかないのが家の面白いところでもあり、大切な部分です。
結局家は、家族で住むための器です。
しかし、その器がどんな器かによって家族の関係性も変わるだろうし、お金も変わるし、価値観も変わるんやないかなと考えてます。
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そうそう、後地震に対しても質問がありました。家が選びやすくなってるというお話もしました。(よっけ話してますね(笑))
地震も、住宅会社によって考え方が違うから、あちこち聞いてみると良いよって話をしました。
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家の選び方も、住宅会社によって考え方が違うから逆に選びやすいよって話をしました。
昔の注文住宅は「どんな家でも、なんでも建てます」みたいな感じでしたけど、最近の注文住宅はウチの「モミの木の家」みたいに、どんなコンセプトで住宅をつくっているかがハッキリしている会社が多いから、選択しやすいんじゃないかなと話しました。
合う合わないは好みによるからね。たくさん見ると良いよって話ました。
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自分たちの基準作りをすると良いよって話は、しなかったなー。少し残念です。
いつ頃、家を建てるのか、もしくは建てないのかもしれないけれど、少しでも参考になれば嬉しいですね。
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で、本題なんですが。(笑)
正体不明って良いですよね。お互いにあまり所属する組織や個人背景を気にせずに家づくりについて、ざっくばらんにお話しできると言うのは楽しいもんだなと感じました。
普通に家について関心がある若い人に、何の利益も考えず、ただただ目の前の人が参考にしてくれれば良いや的な感覚で話せるのは非常に楽しいです。
出来るだけ、そういった感覚をピースホームとしても大切にしたいなと感じました。
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そんなこんなで、休日も家づくりまっしぐらな僕ですが、明日も家づくりまっしぐらで進みたいと思います。
家づくりは本当に楽しいもんだし、楽しむべきだなと感じた一日でした。
じゃ、また。