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ハウスとホームの違い

河野です^^

新築住宅でお勧めなのは「小さい家」です。
スモールハウスなんて言われたりします。

で、ふと思いました。

「ハウス」と「ホーム」何が違うの?って。

家を建てる住宅会社は「工務店」、「ハウスメーカー」、「ホームメーカー」などと呼ばれますが、はてさて、何がどう違うのか?

で、調べてみました。

結論。
ハウスは「家そのもの」だそうです。家という建物を表わしている訳ですね。

ホームは「住んでいる場所、帰るべき場所」という意味です。場所を表している訳ですね。
家庭という表現もありました^^

そう考えると、「俺、今日早めにマイホームに帰るわ。」なんて言うと、照れくさいですね(笑)

以上、ハウスとホームの違いでした。 


使い方で切り方を変える木材、その理由とは?

河野です^^

パソコンのペイントソフトで絵を描くの楽しいですね。
マウスを握る手には、モノスゴイ力がかかりますが(笑)
自分で描くと、身に付きます^^

今日は、丸太の切り方のお話です。
木造住宅の場合、当然ですが木を多く使います。
以前に適材適所という記事を書きましたが、実は木の切り方にも違いがあります。

その切り方一つで、家の中の空気感が変わります。

では、どういう違いがあるのか河野の画力で表現してみようと思います。

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上の図は、丸太を輪切りにしたイラストです。
その輪切りをさらに細かく、赤と緑色の四角でカットした場合、
赤い部分と緑の部分では模様が違うのが分かりますでしょうか?

一般に、丸太の中心に対して直角に切ったのが「柾目(まさめ)」というものです。

逆に、平行に切ったのが「板目(いため)」です。

この切り方ですが、用途によって使い分けられています。
代表的なのが、この樽と桶です。

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樽の用途ってなんでしょう?
僕のイメージはお酒です。ウィスキー樽。

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ウィスキーなどお酒の保存に、昔から使われてきました。
保存の用途ですから、当然、液体がこぼれてはいけません。

という事は?
樽は水分を逃がさない性質があります。

さて、桶の用途はどうでしょう?

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ちらし寿司の桶なんか、昔はよく見ましたよね^^
このちらし寿司、プラスチックの桶で作るとベタベタし易いの知ってますか?
理由は簡単です。
ご飯の水分をプラスチックは吸わないから。

だから、いつまでもプラスチック製の桶はご飯がベトベトしやすいです。
うちわでパタパタ扇いでも、一苦労です。

でも、昔ながらの木の桶で作ると、そうはなりません。
この理由も簡単です。
桶が、ご飯の水分を吸ったり吐いたりして調湿してくれるから。

だから、木の桶で作るとちらし寿司が美味しく出来上がります。

このように、「水を通さない性質」と「水を通す性質」を用途に応じて、使い分けていたんです。

さて、ここで問題。

は、柾目?板目?

は、柾目?板目?

上の画像の木目をよく見ると、何となく違いは分かってくると思います。

正解は、

樽=板目

桶=柾目 です。

という事は、板目=水を通さない性質であり、柾目=水を通す性質でもあります。

一般に無垢材と言われるものは、この板目と柾目がゴチャ混ぜにされていますが、使い方を考えてみれば自ずと使用場所がわかってきます。

水を通しにくい板目は外壁に、逆に調湿し易い柾目は室内に。

そういう使い分けをする事で、過ごしやすい家が出来上がります^^

さて、もみの木は「柾目」の切り方で作られます。
という事は、、、、室内に使用して「調湿」して貰う為の材料だと言うことです。

いかがですか?

無垢の木といっても、使用する場所によっては木の切り方が違うこと知って貰えたかなと思います。
参考にしてみてください^^

以上、「使い方で切り方を変える木材、その理由とは?」でした。


適材適所。針葉樹と広葉樹。

河野です^^
木には、大きく分けて広葉樹と針葉樹があります。
葉がこんな感じで違います。

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見た事ありませんか?

針葉樹は、松や杉、桧などがそうです。

広葉樹は、サクラやケヤキ、オーク、栗など沢山の種類があります。
この針葉樹と広葉樹は木の「性質」が違います。

針葉樹は、軽くて、柔らかい性質があります。
広葉樹は、重くて、硬い性質があります。

まるで逆ですね^^

この性質を活かして欧米では、硬くて傷がつきにくい広葉樹が重宝されてきました。
なぜかというと欧米は、靴を履いたまま暮らす文化だからです。
土足ですから、傷への対策が必要だったんですね。

日本はどうでしょう?
靴を脱いで暮らす文化です。
そこで、昔から日本では桧(ヒノキ)など軽くて柔らかい性質の針葉樹を床材に使用してきました。
素足での生活ですから、傷つきやすさよりも、歩き易さや温もりを重視したわけですね。

しかし最近の家づくりでは、針葉樹だけでは無くて、広葉樹や、合板フローリングなど様々な床材が増えています。
これは、効率化と個人の好みが多様になった為に、「選択の幅を広げよう」という動きから床材が増えたのだと思います。

さて、ここで樅(モミ)の木の登場です。
モミの木は、針葉樹・広葉樹どっちだと思いますか?

答えは、針葉樹です^^

針葉樹の柔らかさは、僕らのように家に住む人が過ごしやすいように、針葉樹自身が傷を負います。

僕らの代わりにダメージを受けてくれる。
そんな木です。

モミの木の家は、素足で生活をする日本人だからこそ向いている家なんです^^

以上、適材適所でした。


支えてくれる人

イニシャルT・Kの河野です。

久しぶりの、子育て×生活ネタです。

僕には2歳の息子がいるのですが、可愛いです。(笑)

これは子を持つ親なら、全員がそうでしょう。
「うちの子が、世界で一番かわいい!!」と思うのは^^

そんな河野ですが、支えてくれる人がたくさん居ます。
別に自慢をしたい訳でも何でもないんですが、今までピンチの時には誰かが助けてくれました。

仕事ででっかい失敗をしたら、建材屋のKさんが助けてくれたり、
またまた仕事ででっかい失敗をしたら、ウチのF専務が助けてくれたり、
創業当時、仕事少なくてドキドキハラハラしてたら、知り合って間もないFおじさんが仕事を紹介してくれて、初のT様の家を建てさせて頂きました。
仕事以外の人生ではずっと、この間亡くなった爺ちゃんや婆ちゃんに助けて貰ったし、
今の生活では、大好きな奥様と息子が助けてくれたり、
あと、なんだろ。
あー車で事故した時には、母が涙流しながら助けに来てくれたり。

仕事も、私生活も沢山の人に助けられて今を生きている気がします。

この間も瓦屋さんがお仕事を紹介してくれました。その前は、電材屋さんがお仕事紹介してくれました。
昨年で言えば、日本ISJの皆さんがモミを教えてくださったのが僕の仕事の転機でした。
※仕事脳なので、仕事の思い出がポンポン出てきますね(汗)

まーとにかく、今も昔も、これからも多くの人に見守られながら、息子と奥さまと共に生きて行くんでしょう。

そう思い返すと、幸せな人生だなぁ~と35歳(まだギリギリ35)ながら思う訳です。
年寄りくさいですかね?(笑)

今日は、Mさんというご家族の大事な家の上棟式でしたので、自分自身を振り返る良いキッカケになりました。
来週は、多度津町のMさんご家族の上棟式ですので、そこでも何かしら素敵なキッカケを頂けると思います。
来月は、T様のお引渡しですし、明日は家族でデートなので、楽しい事がたくさんあります^^

皆様、今後ともピースホームと僕達スタッフをどうぞよろしくお願いいたします^^

今週も来週も、今年も来年も頑張ります^^v

あれ?子育て×生活になんなかったな(汗)

以上、支えてくれる人でした^^


家の竣工と完成

河野です^^
本日は、三豊市M様邸の上棟式でした。

最近、お客様のイニシャルがMが多いです。
ま・み・む・め・も・の方々ですね^^
ありがとうございます。

ピースホームは、イニシャルKが多いので、合わせるとM・K。

ウチのスタッフ門田は、M・K。おー凄い!!とか
しょーもないことでキャッキャ笑いあったりしているピースホームスタッフです(笑)
さて、今日は竣工と完成何が違うの??と質問を受けました。
僕も調べてみたら、「なるほどな^^」という部分があったので、ご紹介します。

そもそも住宅業界に居る人は、家が完成する事を「竣工(しゅんこう)」と言います。
完工(かんこう)の人も居ますね^^

でもお客様は、完成(かんせい)と言います。

どちらの言葉も、家が完成するという大きな意味は同じです。
じゃ、何が違うか?
・完成は、物事が完全に終えた事を表します。

・竣工は、工事が終えた事を表わします。

!!!!ピンと来ました!

家造りは、工事が終わった後でも他にすべき事柄があります。

例えば、住宅の取り扱い説明だったり、ローン手続きだったり、登記手続きに、住民票移動、家具家電購入、引っ越し等など、たくさんあります。

それらが滞りなく終わってしまえば「完成」になるのだと思います。

!!!!またまた、ピンと来ました!

僕らは工事をするのが主な仕事。
お客さんは、住みだして生活し続けて行くのが「家に対する仕事」

そう思えば、お客さんが安心して住み続けられるように工事後の手続きでも迷わないように、サポートして行くのが僕らの重要なミッションなんやないかと思いました。

そう考えれば、職人さんには「竣工(工事完了)は2月やで!」と言い、お客さんには「完成(住みだせる時期)は3月ですよ。」と伝えるのも何と無く腑に落ちます。

竣工と完成、どちらまで考えて仕事をするのか?
重要だと思いませんか?

という訳で、今日の質問をくれたウチの川口には感謝したいと思います(笑)

以上、家の竣工と完成でした。