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本当にその扉は必要??


今日は半日、間取りを考えていたので、間取りのお話です。

間取りを考えるうえで「壁」の存在を大切にして欲しい。
部屋と部屋を繋げれば繋げるほど回遊動線だったりと聞こえは良いけれど壁が少ないせいでスイッチが変な位置だったり、生活音が伝わり過ぎたり、デメリットも増えたりします。
本当にその扉は必要?と疑う事も時には必要です。
#家づくり #間取り
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子供に遺せる家


こんばんは、河野です。
今日はとある工務店さんのメルマガを読んでいて、相続して困る家について考えました。
確かに、相続しても困る家は実際にあります。

僕の過去の住居を思い返しました。

僕が昔住んでいた家は、もう数年前にはボロボロになって誰もメンテナンスをせず、そのまま傷んでいくだけでした。
その建物も現在は解体されて更地となりました。

その後に住んだ家は、いわゆる「実家」で。
母が一人住んでいます。
ただ、家が大きすぎる。
大きすぎて、直すのにも費用が掛かりすぎる。
簡単には直せない。
最低限だけを交換していく。
そんな事が5年前程から始まっています。

今、僕が住んでいる家は昔ながらの土壁造りの家です。
壁にも床にも断熱材がありません。
冬は寒いですし、夏は暑いです。
昔は「土壁の家は夏は涼しくて、冬は暖かいんや」なんて事を言われていました。
いま、振り返れば「そんなバカな!!」です。
耐震性も、今の家と比べると雲泥の差です。

さて、僕は子供に死後遺せる家があるかと言うと、「はい」とは言い切れません。
直すにしても多額の費用が掛かる家です。
いつか自分で仕舞いがなんとか出来るようにしようと考えています。

そんな経緯もあり、僕が建てさせて頂く家は最低でも長期優良住宅じゃないとと思います。
自分が遺す家は、家族の負債にはならないでいて欲しいなと思います。

そんな長期優良住宅の認定制度は下記よりご覧ください。
6ページの分かり易い資料となっています。


ファイルを開く

長期優良住宅認定制度


換気方式に絶対の正解はあるのか?

だいぶ暖かくなってきましたね。
こういう時期は計画換気の相談を受けても、つい3種換気の方がコストが抑えられてエコですよみたいな話をしてしまいます。
逆に花粉症が酷い年や夏冬になると快適性を求めて1種換気を勧めてしまいます。
要はどちらでも好みの選択で良いのです。

絶対の正解なんて家づくりには無いのです。
と僕は思います。


性能を考える家づくり


今晩は。代表の河野です。
3月は連続しての見学会でした。
ご参加いただいた皆様、お家を貸して頂いたお施主様、ご協力ありがとうございました。
無事に今月のイベントを終える事が出来ました。

もう3月も後り1週間ほどですね。
引き続きよろしくお願い致します。

ここ数回、完成見学会を開催しまして思ったことが一つあります。
それは「性能」についてです。

ピースホームを創業した当時は耐震にこだわりつつも、断熱性能については、あまりこだわりが多い会社ではありませんでした。
それが2014年に断熱性能について学ぶきっかけを得て、そこから自社の省エネ/温熱環境のシミュレーションを行い始めました。
初めに手を付けたのは建築開始間近のお客様の家でした。
実際のお客様宅の温熱環境のシミュレーションで天井と床断熱の弱点を認識し、改善するように動き始めました。
それ以降の断熱基準の標準化を図るために、「土壁の家」「当時のピースホームの家」「少し先のこだわった断熱性能の家」の3仕様を
建物性能・温度環境・光熱費の観点から比較検討しました。
約1か月くらいかけて、当時の断熱仕様を一部変更して性能向上しました。
当時の僕はシミュレーションして頂いた建築士の方と何度もやり取りをしていたのですが、
そのメールのやり取りの一部を紹介したいと思います。

2015年1月の頃です。
【データの見せ方ですが、一般の方が見て差が分かる部分もしくはほとんど差がない部分に着目したいと思っています。
断熱材の比較もそうですが、開口部が面積の割に熱損失が多い事などについてです。】
【家づくりが初めてのお客さんには、室内環境の大切さを伝える為に、建物の性能にこだわった部分を見せたいし、
いくつか工務店を見て回られた方には、断熱の差がコストや室内環境にどの程度影響するのかを伝えたいと思っています。】

そんな時期を経て、2016年頃には2015年よりも徐々に性能を向上させていきました。
当時は冬の朝6時の室温を15℃に保てるかを検討したり、結露対策としての気密測定を始めた頃です。
気密測定の多くのメリットを知るのはもう少し先だったのですが、当時は結露対策を重要視していました。

2016年からは、ひたすら性能向上と建築費用のバランスを考え始めたのと、気密測定の標準化、良い数値を出す為に
施工や設計のどこをこだわるかの検討の日々でした。
当時はまだ、気密測定はこの地域では、有名ではありませんでした。

そういえば2016年よりも前だったと思いますが、窓ガラスを遮熱と日射取得タイプで分ける事を仕入れ先や窓メーカーに話して驚かれたりした事もありました。
それほど、当時の住宅会社で窓にこだわる会社は少なかったんでしょう。

それから、あれよあれよと2023年。
約7年の間に、断熱・気密・耐震・換気と色々なご提案が出来るようになりました。
また施工のノウハウも積み重なり、安定した数値を出す事が出来るようにもなりました。

これも創業当時から応援してくださった皆さん、ピースホームを選んでいただいたお客様、僕をサポートしてくださった皆さん、
全員に支えられてピースホームの性能は作り上げられてきました。

これから更に高性能の住宅時代が来ると思います。
物価上昇も続くでしょう。
家を買うのは大変な時代です。
でも、僕は性能にこだわる姿勢は無くさずに、続けていきたいと思います。
一生に一度の住宅。
快適な生活を送って頂きたい。
家族の思い出を沢山作って欲しい。
その気持ちをこの10周年でもう一度、心に込め直したいと思います。

4月には性能を考える家づくり相談会を開催予定です。
ぜひ、ご予約ください。


2023年度三豊市補助金「ゼロエネルギーハウス(ZEH)」への補助事業


今晩は。
代表の河野です。

本日、新聞に2023年度三豊市補助金についての情報が掲載されていましたので、要約してみたいと思います。
(出典:四国新聞2023年2月25日付記事)
・2023年4月から受付開始
・補助金額は25万円で市内の工務店が施工する等のいくつかの条件を満たせば最大65万円になる
・65万円の補助の内訳として、ZEH標準装備で25万円(標準装備が何かは未だ不明)
・市内に事業所のある工務店で施工した場合は上乗せで上限30万円(ここはクリアし易そう)
・蓄電池システムまたはV2Hを設置すれば上乗せで上限10万円(ここはコスパが良くないかな)
・予算案に盛り込まれた事業費は6千万円で約80件分を予定している
との事です。

ここからは私見ですが、
ZEH標準装備が何を意味するかで大きく変わりそうです。
ZEH基準の断熱性能+太陽光発電の組合せ=ZEH標準装備なのか、
ZEH基準の断熱性能のみ=ZEH標準装備なのか、
太陽光発電システムのみ=ZEH標準装備なのか、
この辺りで掛かる費用は変わりますし、総予算も変わってくるのかなという印象です。
出来れば住宅本体の断熱性能をきちんと認定取得した上で、初めて貰える補助金制度だと有意義ですよね。

4月までに追加の情報が出てくるかどうかは分かりませんが、
せっかく新築住宅を建てるのであればお得になる制度の1つとして、活用したいですね。

引き続き、情報集めたいと思います!

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