blogスタッフブログ
気密測定でドキドキするかどうか?
| スタッフブログ
おはようございます。
ピースホーム代表の河野です。
今日は気密測定についてです。
たまにですが、お客さま立会いのもと、気密測定をします。
(なかなか作業日とお客様の休日が合わないから難しい。。。)
(普段は僕らだけで測定)
気密性能は測定してみないと数値化出来ませんので、測定当日に結果が判明するわけです。
なので、緊張する。
ドキドキする。
立会い有りの場合は、昔は午前中に測定をして結果をだして自分たちが安心してから
午後にお客様に見て貰うスタイルだったんですが。
実は最近は立会有りの場合でも事前に測定せずに、一緒になって初めての測定1回目を
迎えております。
※メッチャ緊張します!!
なぜわざわざ緊張する事をしているかと言うと、
「どこが気密の弱点になっているか」と
「気密とは関係ないんだ」という部分を見て貰う為です。
気密をすごーーく気にされる方くらいしか興味は無いかもしれませんが(汗)
でもせっかくなので現場を見て頂くと、
あーここがポイントなんだとか知って貰えるので
割とこれは楽しいです。
ただ、本当に1回目の測定はお互いに初見なので緊張します。
なので事前測定をあえてしないピースホームは毎回ドキドキしているのです。
※
ある程度このくらいの数値は取れるという想定はあるのですが、何かしらの施工上の処理忘れやミスを見つけるための測定でもありますので、やはり毎回緊張します。
ただいずれにせよ、1回目の測定で良い数値(C値=0.2等)が出れば、そこで測定は終わりですし、逆にC値=0.5とかだと「も少し頑張るか!!」ともなりますね。
奥が深いです。(笑)
新年を迎えました。
| スタッフブログ
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します^^
おはようございます。
ピースホーム代表の河野です。
ついに2023年を迎えましたね。
寒い日が続きますが、皆様お元気ですか?
香川県では連日コロナ感染数が多く、よく話題に上りますが皆様が元気でいらっしゃれば幸いです^^
今年は新しい試みを始めるので、そのご紹介もしたい所ではありますし、
昨年、スタッフも退職・入社の多い年となりました。
だからこそ先日YouTubeでもお伝えしたように地に足のついた業務を、しっかりと皆様にお届けする事を
最も重要視した年にしたいと思います。
(当たり前と言えば当たり前なのですが)
SNSでの情報提供も頑張ります!!
改めまして本年もよろしくお願い致します。
建築確認申請は絶対必要なの?
| スタッフブログ
お世話になっております。
ピースホーム代表の河野です。
年末も近いのに、今日はブラックな話です。
※たまたま思い出したので!注意喚起です!
さて、皆さんは今住んでいる家に部屋を増やしたいと思ったことはありますか?
家の横に更に部屋を増やすので、実はこれ「増築」という扱いになります。
増築自体は良いのですが、注意点が1つ。
建築確認申請を出しましたか?
これがね、とっても多いんです。
出してない住宅会社が。
全くもって残念。
先日も増築のご相談があったのですが、建築確認申請を出さないで増築との事らしく、
それはいけないよ、違法建築になるよとお伝えしました。
もちろん、建築確認申請が不要な地域も有りますので、ケースバイケースではあるのですが、
ここ最近の僕らの施工エリアを見渡した時に、不要な地域はとっても少ないです。
なのに、出してない住宅会社が多い。
そして工事が完成した後に相談に来る方も多い。
割と数を思い出せないくらい、結構、昔からなぜか相談を受けます。
これは住宅会社の責任が大きい。
元々、建築確認申請は注文者である建築主(家に実際に住む人)が出すものなのですが、住宅会社が代わりに提出している事が多いです。
なので、住宅会社が出さないと建築主(家に実際に住む人)にも被害が及びます。
よく聞くのは住宅ローンが借りれなかったという被害。
(住宅会社は数か月の営業停止処分とか)
大変です。
だから、増築をする際は建築確認申請を出しましょう。
建築確認申請という言葉を広く知って欲しい。
行政、頑張れ!
つい今月も、
「増築して完成したお家があるんだけど、建築確認申請書が無いって言うんです。無い事ってあるんですか?」と相談を受けました。
お話を詳しく聞いたところ、建築確認申請が必要な地域でした。
しかも、申請自体をしていなかったらしい。
うん。違法建築です。
どこの誰かは知りません。知り合いのつてで相談が回ってきました。
僕は「正直に話して、今から建築確認取れるように出来るか分からないけれどやってみたら?」とは伝えましたが、
その先はどうやら残念な結果になったようです。
申請が無いと申請に関係する図面も作成しなくて良いし、申請料も不要だし安く済む。
でも後に残るリスクは大きすぎます。
建築主さんもこの実態を知って頂いて、本当にそこに依頼するのが良いのかどうか考えて頂けたら。
完成した後に相談を受けても、僕に出来る事はあまりありません。
20年前くらいからずっと似たような相談が来ます。
困った建築主さんをこれ以上、見たくも無いし、聞きたくもない、のが正直な感想です。
こどもエコすまい支援事業について
| スタッフブログ
お世話になっております。
ピースホーム代表の河野です。
今日はお知らせ的なブログ。
こどもみらい住宅支援事業事務局からメール来たので、内容を載せておきます。
新しく始まった補助事業についてです^^
こどもエコすまい支援事業については、国土交通省から令和4年12月16日付で要件変更が
公表され、
令和4年11月8日以降に「対象工事※」に着手する新築住宅またはリフォーム工事等について、
こどもエコすまい支援事業の交付申請を行うことができます。(契約日は問いません。)
※対象工事とは、新築においては基礎工事より後の工程の工事、リフォームにおいてはリフォーム工事をいいます。
という流れです。
ZEH住宅というくくりの新築住宅にすると、100万円/戸になるそうなので
是非チェックして見てください。
以下、国土交通省のリンクです。
※別ページに飛びます※
付加断熱で長期優良住宅認定は難しい!?
| スタッフブログ
今晩は、ピースホーム代表の河野です。
法律は変わらないけれど、審査は変わる!だから家づくりも変化する!というのが今回の話のポイントです。
※結構、今回は専門的な話です。
ここ数年、外壁の塗り壁工法が流行っています。
香川県ではSTO(シュトー)が人気みたい。
それ自体は良いのですが、
塗り壁工法の1つである、「付加断熱と組み合わせた湿式工法」にすると課題が出てきます。
皆さんは長期優良住宅はご存知ですか?
長期優良住宅とは、長期にわたり良好な状態で家を使用するために、
構造や設備、維持管理のし易さ等のチェック項目をクリアした良質な住宅の事です。
この長期優良住宅の認定を取得するにあたって、様々な課題をクリアする必要が
あります。
その一つが「劣化対策」といわれる分野です。
長期優良住宅の場合、この劣化対策等級は最高の3を取得する必要があります。
その等級3の条件の一つに、外壁は通気構造等とするというものがあります。
実はこの通気構造等が「付加断熱と組み合わせた湿式工法」では2022年12月現在、認められないことがあります。
近年の住宅高断熱化需要が高まりつつある中で、柱と柱の間に入れる断熱材だけでは求める性能が不足する為に、
柱の外に断熱材を付加する「付加断熱化」が進んでいます。
それ自体は大変良い事ですが、付加断熱をする際に通気層を取らずに施工する湿式工法があります。
この時に、劣化対策等級3としては外壁を通気構造等とするという決まりがある為に、
この湿式工法自体が「通気構造等」とイコールになるかどうかという審査課題があります。
以前はさほど問題無くクリア出来ていたのですが、
2022年12月の段階では「付加断熱と組み合わせた湿式工法」の場合は長期優良住宅にならないケースが増えているようです。
ただ最近思うのは、提出する複数の審査機関によって回答が違ったり、
湿式工法自体が認定を取得していて長期優良住宅認定も全然OKなものもあります。
だからね、難しい。
深く掘れば掘るほど、難しい。
グレーゾーンな話にも思えますし、そもそもそんなもんだよって世の中が思っているだけの話かもしれません。
結論は「付加断熱をする時に長期優良住宅の認定を取る事は、意外に難しくなった。」って事です。
もちろん、すんなりと認定が2022年12月現在でも取れるパターンはあります。
その辺りはまたお話しできる機会があれば書きたいと思います。
いずれにせよ、構造や劣化対策においては手札の多い住宅会社の方が良いよねって思います。
ではまた。