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あらかじめ対処をしておくべきエアコン。


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本日より、仕事初めです。

新年最初のお仕事は、現場での職人さんと電気打合せ。

主に図面と現場の整合性確認です。
図面では書けるけど、現場では施工が難しいという場面も、極たまにあります。

その極たまにが、急に分かるよりは、事前に確認して把握しておけば対処が早くて良いんじゃない?
ということで、毎回電気屋さんと現場での打合せしてます。

コレやっておくと、後の防水検査がスムーズなんです。

外壁に穴を開けるのは、今週全て終えて、防水処理を施して、検査を受けます。
もちろん、エアコンなどもあらかじめ位置を決めて、穴開けしますよ。

家が完成してからエアコンの穴を開けると、どうしても雨漏りのリスクが増えるので、ウチではやりません。

「事前把握、事前対処」ですね(^○^)




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悩まない、コンセント等の打合せ方法


家を建て始めると、電気関係の最終打合せがすぐにやってきます。

え?建て始め出してイキナリ最終?と思うかもしれません。
実際には、工事開始前の詳細な設計図作成段階で、ほとんど決めておきます。

理由としては、家を作り始めると早期に雨対策をしたいという面があります。
屋根もそうですが、一番は外壁の下地です。

その外壁下地は、電気の引き込み線や、エアコンのスリーブ配管、屋外予備配線、換気口等の貫通施工が終わらないと、出来ません。これらが電気関係の工事に当たるんですね。

家の構造材自体も、いくら木が吸放湿性があると言っても、濡れっぱなしは良く無いですし、床下の湿気排出も時間が掛かります。

早く家を雨から守りたいじゃ無いですか?
だから、割と序盤の方に最終打合せがやってきます。

その電気関係の打合せですが、ピースホームとしては、こんな図面や資料をお渡しします。
⒈コンセント図
(普通のコンセントやテレビコンセント、エアコン用に、ネット用、など書いたもの)

⒉スイッチ配線図
(どの壁にどの部屋のスイッチがどう付くかを書いたもの、インターホンのモニター位置なんかも書いてます。)

⒊照明配線図
(照明の配置とスイッチの連動を書いたもの。間接照明によるデザイン壁なんかも書いたりしますね)

⒋照明プラン図
(照明配線に取り付ける照明のデザインをまとめたもの)

⒌そして、展開図。
(室内から部屋の壁を東西南北見た図面です。部屋の内観がイメージし易いです。)

これらを使って、打合せさせて貰ってます。

資料をお渡しするのは、契約前後の早い段階ですね。そこから、工事開始までに家具の位置などを含めて、一緒に検討していくことになります。

その時には、テレビやネットの考え方も検討するようになりますので、「あらかじめ将来の生活を想像しておく」ことが重要ですね。




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省令準耐火構造の注意点


火災保険を検討する時に保険屋さんに必ず聞かれるのが、「省令準耐火の家ですか?」という質問。

家を購入した人にとって、「え?何それ?」という聞きなれないものでもありますね。

省令準耐火とは、購入した住宅の火災に対する性能の種類の一つです。
他にも準耐火という似た名称もありますが、全く違うものです。

この省令準耐火性能を持つ住宅で建てるかどうかの判断として、主なメリットは火災保険や地震保険の割引。
※約半額になります。

そしてデメリットは、建物性能アップによる工事費の増額ですね。

これは、正直建築会社によって金額がマチマチです。20万円から50万円くらいが多いのではないかと思います。

ですから、火災保険料が10万円安くなるからと言って、工事費が30万円かかったのでは、あまり魅力がありません。

工事費と、保険料のバランスは考えましょう。

他に大きなデメリットとしては、省令準耐火にすると「デザインの自由度が減る」という所もあります。柱や梁の構造材について基本、あらわし(素のまま見せる事)が出来ません。

その辺りを踏まえながら、建築会社と相談して進めて見ましょう^^

※火災保険も組合せ次第で様々な特約や、保険の組み方が各社ありますので、複数検討がオススメですよ。


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キッチンメーカーには言えない、秘密の選び方


おはようございます^^ ピースホーム、河野智行です。

新築に設置するキッチンは、システムキッチンと言います。
そこから、対面型(ペニンシュラ型)やアイランド型などキッチンとダイニングの関係をどう考えるかで、型が決まります。

そのシステムキッチンですが大きく分けて5つの部品で構成されています。
今回は、この構成の選び方について書いてみます。

まず一つ目が、カウンター(天板)、まな板を置いて野菜を切ったり作業するスペースです。
二つ目は、水栓(蛇口)
三つ目は、加熱調理機器(IH、ガス、スーパーラジエントヒーター)
四つ目は、レンジフード(換気扇)
五つ目は、収納部というようになります。
これに食器洗い乾燥機(食洗機)などが付いたりもします。

家づくりの途中で、確認すべきキッチンはこの1~5の部品を「どんなものにするか?」で大きく金額は変わります。

逆に言えば、どうしてもあなたが「●●メーカーの●●シリーズのカウンターが絶対必要!」と思うのならば、事前に伝えておけば見積も予想外にはなりませんし、「いや、ウチはこだわらないよ」という人であれば、実際のショールームでは「どんなものか確認するのみ」で終わります。


では、どんな選び方をするか?
重要なのは「キッチンは、いずれ交換するもの」であることを考えておきましょう。
早ければ10年ほど、長くても20~30年後には変えると思います。

10年目で変えるのは主に、加熱調理機器や食洗機です。
故障が主な原因ですが、単に使用上の故障だけでは無くて、家の中のゴキブリが加熱機器本体内部に侵入して、ショートして壊れるといったケース(メーカー保証外)まであります。
早い人で、約2年で交換する人も居ました。

ですから、家の中を快適に保つことも重要ですし、「交換前提で考える」というのも大事な事なんです。

ショールームにいくと、大抵グレードアップと言われるような、高級な商品の説明を受けます。当然、高級なだけあって良い商品です。
レンジフードなんかも、「掃除が便利で簡単ですよ~」なんて言われると、つい迷います。
でも、本当にそれだけお金を掛けて高級品にして、一年に数回の掃除が楽になったとして、「絶対必要なもの?」なのかなと思うわけです。


もちろん予算に余裕があれば、「欲しいものを買う」という考えでグレードアップを続けていくのも一つです。

でも、ほとんどの方の予算は決まっているはずなので「必要かどうか判断して買う」事になると思います。

その判断材料として、「いずれ買い換えるもの」であること。を考えておくと、決めやすいと思います。必要以上にお金を掛けすぎないってことですね。

また数十年後のリフォームに向けて、「資金を残しておく」という考えも出来るかと思います。

ショールームは、目新しいので何でも欲しくなりますが「何度かショールームを訪れる」内に、目が慣れてきます。説明員にも慣れて来ます(笑)

それから、ようやく「本当に必要なのか?」の判断が出来ると思います。
家は建てておしまいではありません。
10年、20年、30年とずっと住み続けるものです。

コストパフォーマンスは、じっくりと考えましょう。その為に、僕らは居ます。

決してグレードアップさせる為ではありません。笑

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今年の家づくりは、どうなるか?


明けましておめでとうございます^^
本年もよろしくお願いします。

ピースホームは、5日からの営業になりますが、
ブログはちょこちょこ更新していこうと思ってます 笑

昨日はというか、今これを書いているのが31日の21:40頃なんですが、ボクシング見てます。
久しぶりにテレビ見ました。おもしろいです。というか熱い戦いですね。たまんないです。

僕自身も少し少林寺拳法をやってましたので、格闘技は燃えます(笑)
魅力は、意思の強さが見えるとこかな?
譲れない気持ちというか、「勝つ!」というのが画面からグワッと伝わってくるトコですね^^

さて今年は、住宅の性能化がさらに進む年でしょう。
特に、高断熱・高気密が増えてきそうです。
ただ、一昔のように単純に「断熱材の厚み」や「相当隙間面積C値」だけの問題では無くなります。

高断熱、高気密化による結露の問題、内壁内通気の問題、室内換気など、「いかに空気の流れや質」を施工者がどう考えて、住宅を建てるかがキーポイントだと思います。

僕は、それに加えて「内装材で室内空気を変える」事をお勧めしていきたいです。
生活は、室内の環境で大きく変わりますもんね^^

では、今年も楽しんで家づくりをしましょー♪
ピースホーム 常務取締役 河野智行



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