🔨大工さんの“リズム打ち”にご注意。面材釘のピッチミス、見逃さないで!

「トントン、トントン…」
リズミカルな釘打ちは、現場でよく見られる“職人の音”。

でもその感覚的な釘打ちが、構造性能に関わるミスにつながることもあるんです。


🔨 他社現場での事例:910mmの面材に釘8本。実はピッチアウト…

ある住宅の現場で、耐力面材の横方向に釘が8本しか打たれていないことに施主さんが気づきました。
使用されていた面材の幅は910mm。

釘は8本なので、釘と釘の間隔は7か所
つまり、910 ÷ 7 = 約130mm

ところが、ピースホームでも標準採用している**タイガーEXハイパー(FRM-0678)では
外周部の釘ピッチは
75mm以下(許容差含めて最大83mm)**と定められています。

つまり、130mmは完全にアウトということ。


📏 耐力壁の釘打ちは、“勘”ではなく“数値”で管理する時代

ピースホームでは、こうしたミスを防ぐために、数値基準に基づいた自主チェックを行っています。

【タイガーEXハイパー(標準仕様)の主な施工ルール】

  • 使用釘:NZ50(JIS規格)

  • 外周部ピッチ:75mm以下(±8mm)

  • 中通りピッチ:150mm以下(±15mm)

  • 釘頭は面材と面一に(打ちすぎ・浮き禁止)

  • 釘の縁端距離:柱や間柱は12mm、梁や土台は15mm(それぞれ許容差あり)


👀 施工の“数ミリ”が、構造の信頼性を左右する

釘のピッチが規定より広いと、本来の**壁倍率(=地震や風への強さ)**が出ません。

たった数本の釘、たった数ミリの間隔。
でも、建物の構造にとっては、それが命綱になることもあるんです。

ピースホームでは、釘ピッチや本数、打ち込み深さまで目視+定規で確認し、
見えない部分も誠実に施工することを徹底しています。


🏠 見えない部分にこそ「真面目な施工」が宿る

家族を守る家だからこそ、こうした地味で真面目な作業が大事なんです。

「この壁って、ちゃんと施工されてる?」
「釘の数とか気にしたことなかったけど、大丈夫かな?」

──そんな疑問があれば、どうぞ気軽にご相談ください。

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