「そろそろ外壁が色あせてきた気がする…」
「屋根の劣化ってどのタイミングで直せばいいの?」
そんなご相談をよくいただきます。
外壁や屋根は、雨・風・紫外線から家全体を守る“盾”のような存在。
ここを放置すると、家そのものの寿命を縮めてしまうことになります。
外壁・屋根リフォームのサイン
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外壁の色あせやチョーキング(手に白い粉がつく)
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ひび割れ、コーキングの劣化
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屋根材の割れやズレ、コケの繁殖
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室内に雨漏りの跡がある
これらは「もうメンテナンス時期ですよ」というサインです。
主なリフォーム方法
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外壁塗装:耐候性・防水性を回復し、見た目も一新
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外壁張り替え/重ね張り:劣化が進んでいる場合に有効
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屋根塗装:色あせや軽度の劣化を補修
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屋根葺き替え/カバー工法:雨漏りや割れが多い場合に有効
補助金を活用してお得に
外壁・屋根のリフォームでは、条件次第で補助金や助成金を使えることがあります。
特に「断熱改修」や「耐震改修」とセットで行う場合、数十万円単位の補助が出るケースもあります。
例えば、三豊市・観音寺市・三木町など中讃・西讃地域では、空き家バンク登録住宅を対象にしたリフォーム補助金があり、工事費の1/2、上限50〜100万円といった制度が実際に利用できます。
ただし、工事前の申請が必須であったり、市内業者を使う条件があったりと細かいルールがあるので、事前確認は欠かせません。
「外壁塗装=必ず助成金」ではない
よくある誤解が「外壁塗装なら必ず助成金が出る」というもの。
実際には、通常の塗装だけでは対象外になることが多いです。
対象になるのは、
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省エネや耐震改修とセットで行う場合
など、はっきりとした条件を満たす工事だけ。
助成金詐欺に注意!
「必ず補助金が出ます」「無料で外壁塗装できます」など、甘い言葉で契約を迫る悪質業者も増えています。
実際には対象外だったり、相場より高い請求をされるケースも…。
補助金や助成金は条件を満たした場合のみ、正しい手続きを踏んで初めて受けられるものです。
「本当に制度に該当するのか?」を専門家に確認することが何より大切です。
ピースホームのサポート
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建築とリフォームの両視点から最適な工法を提案
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補助金・助成金の対象可否を事前にチェックし、正しく申請できるようサポート
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地元の気候や住宅事情に合わせた素材・工法を選定
おわりに
外壁や屋根のリフォームは「家を守るための基本メンテナンス」。
早めに点検して正しく補修すれば、家は長持ちします。
補助金をうまく使えば費用を抑えられますが、
「外壁塗装なら必ず助成金が出ます」という甘い言葉には注意してくださいね。
安心できる暮らしのために、気になることがあればまずはお気軽にご相談ください。