こんにちは、ピースホームの河野(かわの)です。
住宅ローンを検討するとき、**「変動金利にする?固定金利にする?」**というのは必ず出てくる悩みです。
最近では金利動向がニュースでも取り上げられることが増えて、お客様からもよくご相談いただきます。
💡 今の主流は「変動金利」
2025年現在、まだ 変動金利を選ぶ方が多数派 です。
理由はシンプルで「スタート時の返済額が低い」から。
特に共働き世帯や、子育て世代で教育費も同時進行のお客様にとっては、家計の余裕を持ちやすいというメリットが大きいですね。
ただしもちろんリスクもあって、金利が上昇すれば返済額も上がります。
「もし上がったらどうする?」という想定ができているかが重要です。
📈 安定感を求めるなら「固定金利」
一方で、固定金利は返済額がずっと一定。
「将来の金利上昇リスクを避けたい」「長期的に安心したい」というお客様に好まれます。
例えば30年ローンを組む場合、途中で金利が上がる不安があるより、最初から固定でシミュレーションしておいた方が気持ち的に楽、という方も多いです。
⚠️ 40年ローンという選択肢について
最近は「40年ローン」という商品も出てきています。
月々の返済額を下げやすいのは確かですが、総返済額が大きく膨らむというデメリットが大きいです。
✔ 利息の支払いが長期にわたり家計を圧迫する
✔ 定年後までローンが残るリスクが高い
✔ 住宅以外に必要な教育費や老後資金が圧迫されやすい
こうした点を考えると、安易に40年ローンを選ぶよりも、「家を少しコンパクトにする」ことで必要資金を減らす方が堅実です。
例えば30坪を28坪にするだけでも、数百万円規模で建築コストを調整できるケースもあります。
🔑 選び方のポイント
結局のところ答えは一つではありません。
選ぶ基準は、
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ご家庭のライフプラン
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返済期間と予算感
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金利上昇リスクをどこまで許容できるか
この3つです。
👉 「今は教育費がかかるから少しでも返済を軽くしたい」という方は変動金利が合いやすい。
👉 「長く安定した暮らしを優先したい」という方は固定金利の安心感が強みになります。
👉 「40年ローンを考えている」という方は、まず必要資金を減らす工夫を一緒に考えてみましょう。
🌿 ピースホームが考える金利選び
私たちピースホームでは、ただ「安いから変動」「安心だから固定」といった単純な話ではなく、そのご家族の家計やライフステージに合わせた選び方を一緒に考えています。
家づくりは「ローンを組んだら終わり」ではなく、そこからが本番。
せっかく自然素材の「もみの木と暮らす家」や「シンプル+の家」で健康的な暮らしを選んでも、返済で苦しくなってしまったら本末転倒です。
だからこそ、家そのものの性能や素材選びと同じくらい、住宅ローンの選び方も大切な設計要素だと思っています。
まとめ
変動か固定か。
大切なのは「正解」を探すことではなく、お客様の暮らしに合った金利と返済年数を選ぶこと。
資金計画も土地探しも、そして家づくりも、ピースホームがトータルでサポートしますので安心してご相談くださいね。