🌡「UA値だけじゃ測れない」家の本当の快適さ。 – 暖かい家は、数字より“体がどう感じるか”で決まる –

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🧠 数字が良くても、寒く感じる家がある

「断熱等級6です」「UA値0.46です」
最近の家づくりでは、性能を数値で表すことが当たり前になりました。

もちろん、それはとても良い流れ。
家の性能が“見える”ことで安心感があります。

でも、実際に住んでみると――
「数字では高性能のはずなのに、なんだか寒い」
そんな声を聞くことも少なくありません。

その違いを生むのが、**“表面温度”**です。


🌿 表面温度=人が感じる“本当の室温”

僕らが「寒い」と感じるのは、気温だけが理由じゃありません。
壁や窓、床など、**部屋の中にある“面の温度”**が関係しています。

たとえば室温が22℃でも、窓や壁が15℃しかなければ、
体はその冷たい面に熱を奪われて「寒い」と感じます。

逆に、室温が20℃でも壁や床が20℃近ければ、
体は熱を奪われないから「暖かい」と感じるんです。

この体感温度の差こそが、“住み心地の違い”
UA値や一次エネだけでは見えない、暮らしの快適さの核心です。


🔍 UA値と表面温度の関係

UA値(外皮平均熱貫流率)は、建物全体の断熱性能を表す数値です。
もちろん大切ですが、UA値が良い=室内が暖かい、ではありません。

たとえば、窓が多いプランや大きな吹き抜けがある家では、
同じUA値でも“熱を感じるバランス”が変わります。

つまり、「数値の良さ」だけでは体感は測れないということ。

ピースホームでは、断熱等級6を基準にしながらも、
実際の“表面温度”を意識した設計を行っています。
壁・床・天井、そして窓までをトータルで考える。
それが“体感で快適な家”につながると考えています。


🧱 素材がつくる温度のやさしさ

たとえば「もみの木と暮らす家」。
この家では、床や天井に使うもみの木が室温をやさしく整えてくれます。

無垢の木は内部に空気を含んでいて、
触れたときの“冷たさ”を感じにくい素材。
さらに調湿性があるので、
湿度の変化による冷えや結露を防いでくれます。

冬に床に座っても「冷たくない」と感じるのは、
まさにこの“表面温度”の差。
断熱性能の数値だけでなく、
素材が持つ熱の伝え方まで考えることで、
本当の快適さは生まれます。


💬 「数式より、暮らしの体感を」

住宅業界では今も、UA値・C値・BEIなどの指標が中心です。
でも、それらはあくまで**“性能の基礎データ”**であって、
実際の暮らしをそのまま表しているわけではありません。

大切なのは、数字の裏にある“感覚”を設計で補うこと。

ピースホームでは、
・窓の位置と日射の入り方
・風の通り方
・床・壁の素材選び
など、体で感じる室内環境を大切にしています。

暮らす人が「気持ちいい」と思える温度。
それをつくるのは、数値よりも“設計と素材の力”だと思っています。


🌤 まとめ:UA値はゴールじゃなく、スタートライン

性能を語るのは大事。
でも、その先にある“心地よさ”をどう作るか。

室温だけでなく、壁や床の“肌に触れる温度”まで意識することで、
家はもっと優しく、もっと穏やかになります。

ピースホームの家づくりは、
数字の先にある“体感の快適さ”を目指しています。


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