こんにちは、ピースホームの河野です。
「家を建てた後、カビが出ないか心配で…」
「結露しにくい家にしたいです」
そんなご相談をよくいただきます。
特にお子さんがいるご家庭では、空気の“見えないリスク”は気になるところですよね。
今日は、結露・カビの仕組みと家づくりでの対策法をわかりやすくまとめてみます!
💧そもそも結露って、どうして起きる?
空気の中には目に見えない「水蒸気」が含まれています。
この水蒸気、温度が下がると空気にいられなくなって、水滴になる=これが結露なんです。
たとえば…
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室温20℃・湿度60% → 空気中の水蒸気量:8.8g
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その空気が12℃に冷えると…飽和状態(100%)に!
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さらに冷えると → 空気からあふれた水分が結露に☔
結露は「温度差×湿度」が引き起こす現象なんです。
🦠カビはどうして増える?条件はコレ👇
発生条件 | 数値目安 |
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温度 | 15℃以上 |
湿度 | 75%以上(高湿度) |
栄養源 | ほこり、皮脂、石けんカスなど |
つまり、「高温多湿+風通しが悪い空間」で
結露→カビ→ダニ発生→アレルギー…という負のスパイラルが生まれるわけです。
🏡結露&カビを防ぐ!家づくりの3つの対策
① 換気を考える(空気を“動かす”)
おすすめは【第一種換気】(機械で給気・排気をコントロール)
でもコストが高い場合は【第三種+空気の流れを意識した設計】で対応も可能。
② 調湿できる素材を選ぶ(湿気を“コントロールする”)
モミの木や塗り壁などの自然素材の中には、湿気を吸ったり吐いたりする性質を持つものもあります。
中でも天然乾燥・柾目取りのもみの木は、
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呼吸するように調湿
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加工で効果を高めている(うづくりなど)
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見た目の心地よさも◎
という特徴があり、私たちが「もみの木と暮らす家」をおすすめする理由でもあります。
③ 暮らし方も少しだけ工夫する
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室内干しは換気扇 or サーキュレーターと併用
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冬は加湿器の置きすぎに注意
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水まわりの換気は「つけっぱなし」推奨
💬まとめ:素材+換気+設計=空気が整う家
ピースホームでは、
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高断熱高気密だけで終わらない「空気設計」
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自然素材と機械設備のバランス
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見えない湿気や結露まで踏み込んだ家づくり
をご提案しています。
「もみの木と暮らす家」もそのひとつ。
アレルギーや空気質が気になる方には、ぜひ体感してほしいと思っています😊