家づくりで見落とされがちな「境界線」のリアルな話
こんにちは、ピースホームの河野です😊
土地が決まって、いざ家づくり!となった時、
✅ 間取りは?
✅ 日当たりは?
✅ 駐車場は?
といったポイントはよく話題になりますが、
実は忘れちゃいけないのが……
👉 お隣との距離感 なんです。
📏 最低限のルールは「民法234条」で決まっている
「どれくらい離せばいいんですか?」という質問をよく受けますが、
法律上の最低ラインは “50cm”。
これは民法234条で定められています。
●民法234条:境界線から50cm未満の距離に建物を建てるには、隣人の承諾が必要です。
…え、そんなに近くていいの?と思われるかもしれませんが、
実際の家づくりではこのギリギリを狙うことはまずありません。
🧭 2025年の家づくりは「距離」にも余白を持たせる時代
近年の家づくりでは、プライバシーやメンテナンス性、そして“暮らしの快適性”を重視して、
1m〜2mは空けることが一般的になっています。
特に香川県のように車社会の地域では、
外部給湯器やエコキュートの交換、外壁の足場スペース確保など、
将来のメンテナンス動線を考えて配置することが大切。
🛠️ リフォーム現場ではよくある話ですが…
「建てたときは気にしなかったけど、交換工事ができない」
なんてことも珍しくありません。
🪟 窓の配置と視線も要注意!
お隣の窓と自宅の窓が“真正面で向き合う”と、お互いちょっと気まずいもの。
最近では、
・隣家の開口部を避けた窓の設計
・目隠し効果のあるデザイン格子
・吹き抜けや高窓での採光
といった工夫で、視線ストレスを軽減する設計も増えています。
☝️ 特にピースホームでは、【敷地×隣家×方位】をトータルで読み解いて、
間取りと外構のバランスまでしっかり設計していきます。
📝 地域ごとの“慣習”もある?
実は、民法236条ではこんなことも定められています。
●民法236条:境界付近の建築について、地域に慣習があればそれに従う
つまり、法的な50cmより広く空けるのが“地域の当たり前”なら、
それが優先されることも。
土地探しからご一緒するケースでは、
こうした地域特性も踏まえて、最適な配置計画をご提案します✨
🏡 ピースホームの考える「ちょうどいい距離感」
家は「暮らしの箱」であると同時に、
ご近所との関係も育む“空間の調和”が求められる場所です。
ピースホームでは、
✅法的な基準
✅地域の慣習
✅暮らしやすさ
✅メンテナンスのしやすさ
をトータルで考えて、ちょうどいい距離感の家づくりをご提案しています。
🧩 家を建てる前に、ぜひ一度ご相談ください!
土地に合わせたベストな建て方・離し方を、
敷地の図面と共に分かりやすくアドバイスします✨